つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

だいぶん様になってきました

2011年08月26日 09時00分00秒 | 戯言
先日チェロの弟子たちを集め、集中レッスンがありました。

それに向け、毎日娘を特訓して、最後に暗譜に近い状態で演奏を出来るまでになりました。



曲は、「バッハ、メヌエット」

娘のパートは一番下のそのまた番外のような簡単な(解放弦のみで演奏可)パートに。

でも、簡単とは言え、A線まで解放弦を弾くのは、小さい4歳の子供にはちょっと難しい内容です。



段階として、まずは正しく読むこと。「ソルフェージュする」

次に正しく身体を使えること。(ジャンプ)「メヌエットは踊りなのですから、身体をリズム通りに動かすだけでなく、3拍子に書かれている音符を、弾く代わりにジャンプ」

最後に、チェロを弾く。「ここでは、弦楽器特有の弓を右左に動かす、いわゆるボーイングの難しさがありました。」

第2段階までは結構いい感じでやってきたのですが、最後のチェロを持っての演奏は、なかなか難しいようでした。何しろ、弓順(右に動かした次は左に)のパターンではないところがある、難易度が高いものになってました。(楽譜参照ください)

でも、本番の前日だったか、ようやく間違えずに出来るようになりました。しかも3回連続で。



その時の娘の喜び様は、今までに見たことのない様なはしゃぎぶりで、本当に嬉しかったんでしょう。あらためて日々の涙の特訓が厳しかったんだなあ、としみじみと感じたのでした。

ではでは