つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

平和コンサートを終えて( その2)

2009年08月16日 02時01分38秒 | Weblog
では、内容について少しお話しましょう。

今年の出し物はというと、毎年恒例のクレンゲル「讃歌」、カザルス「鳥の歌」、バッハ、「G線上のアリア」「シャコンヌ」、シューベルト「アベマリア」に始まり、二度目となるチャイコフスキー「弦楽セレナーデ」より第3楽章「エレジー」。また、新物としてショパンのピアノ曲の前奏曲より第4番。
それからもう一曲!
グ○○キ作曲、「○○のシンフォニー」より第2楽章を取り上げました。
実は、この曲をNHKでたまたま聴いた時に、「これだ!これこそ平和コンサートに相応しい曲だ!」 と思い、それからすぐにCDを取り寄せて聴きました。
案の定、歌詞を見ながら聴くと涙が溢れ出てきてしまい、またその不思議な和音の響きに取りつかれてしまいました。
でも、楽譜はなかなか手に入らない様子。早速耳コピーの作業に取り掛かりました。久々に学生時代に取ったキネズカ?を駆使して、何度もプレイバックして聴き、音を探していきました。 実は随分あとになってスコアが届いて音を確認した時は、我ながら「耳がいいじゃん!」と自分自身に拍手をしてやりました。
ただ、元々オーケストラの編成のものをチェロ6本用にアレンジするわけですが、どういう風に分けるか。また、調弦はどうするか? ということに腐心しました。要するに四和音を下から順番に二つずつ分けるか、またはそれ以外の分け方にするかでした。(ゴメンなさい、詳細は伏せさせていただきます)

メンバーのみんなは、当初調弦、重音音程の難しさ等、相当苦労をしていましたが、苦労の甲斐あって、コンサートではかなりの反響を頂けましたので良かったです。(ソプラノパートを嫁に頼んで歌ってもらったのも好評だったようです)

コンサートは

8/1 広島市内の音楽喫茶で
8/2 実家のお寺で
8/4 ある原爆養護老人施設で
8/5 広島市内のとある仏教系の学舎で

メンバーは僕以外、ケンにいちゃん、さっちゃん、おねえちゃん、○ニャンおねえちゃん、み○○とくん(娘の呼び方で並べております、あしからず)でした。



つづく