姫路市林田町散策記シリーズの第3回として塩阜神水(しおおかしんすい)をお送りします。
シリ-ズ過去の訪問記
上の写真は塩阜神水です。背後は聖ケ岡公園
「林田まちなかあるき」のリーフレットの説明には「塩阜神水」と書かれた碑
の側面んい旧龍野藩主脇坂安之氏の歌碑があると記載されていますが確認できず。
「播磨国風土記」に「この丘の南に塩水の出るところがあります。
縦横それぞれ三丈位(約9m)、海から離れること三十里程(約16km)、
縦横それぞれ三丈位(約9m)、海から離れること三十里程(約16km)、
底に小石を敷き、周りに草が生えています。
そこは、海に通じていて満潮のときは、 深さ三寸ばかり(約9cm)になり、 牛・馬・鹿などが好んで飲みます。そこで塩阜と名づけました。 」との記載あり。
そこは、海に通じていて満潮のときは、 深さ三寸ばかり(約9cm)になり、 牛・馬・鹿などが好んで飲みます。そこで塩阜と名づけました。 」との記載あり。
現在は約2~3mの玉垣に囲まれた真ん中に「塩阜神水」と書かれた碑があり良く管理されています。
訪問当日は雨の影響もあるかも知れませんが塩阜には充分の水位がありました。
林田町には中心地の聖岡(林田陣屋)を中心として北北東に林田八幡神社、西に祝田(はふりた)神社
の大きな神社があり、塩阜の水が秋祭りの潮掻き の神水として今でも使用されているそうです。
上の写真は城下町林田めぐりの広域地図に塩阜神水の位置を示しました。
地図は右手が北になっていますので注意が必要。