松平定信は江戸中期陸奥白河(福島県)藩主であり
天明7年(1787)老中となりました。
松平定信の行った改革は寛政の改革と言われ
天明の打ちこわし後の江戸の秩序回復に努めました。
とくに七分積金の制度は町方入用を節約させ不時の
備蓄にあてたものです。
明治には東京府の公共事業に役立ちました。
また松平定信は白河候とも呼ばれていました。
霊厳寺の周辺の地名白河は白河候に因むものと
言われています。
霊厳寺の住所:江東区白河1-3-32
霊厳寺は霊厳により寛永元年(1624年)創立。
万治元年(1658年)現在地に移転。
境内には、上記の松平定信の墓の他に
深川に住んでいた地蔵坊正元が六体造立した
という金銅丈六座像、正元の江戸六地蔵
の1つが現存。
自由と博愛の国フランスからのお客さま
バイオリン奏者のニコラ・ドートリクール氏(33歳)と
ピアノ奏者の碓井俊樹氏の共演演奏会があった。
Nicolas Dautricourt氏の紹介 HPはこちら
碓井氏は世界で活躍されている日本を代表する
ピアニストです。
碓井俊樹氏のHPはこちら
曲目は
ビゼー=サラサーテ:カルメン幻想曲
マスネ:タイスの瞑想曲
フォーレ:夢のあと
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
司会は片野順子氏(ジャーナリスト)
次回は2007年3月18日(日)
14:30より15:30
上の写真は築地波除社境内廼図で
蕨市の歴史民族資料館に展示されていた
ものを撮ったものです。
波除神社は江戸時代「なみよけ稲荷」とも
呼ばれ毎年4月の初午の祭礼での賑わいは
大変有名であったようです。
龍虎の頭を獅子頭のように作り木遣りを
唄いながら町々を渡したといいます。
本図はそうした波除稲荷の賑わいを描いた
錦絵です。
築地の風景は3代広重が描き踊りを楽しむ
大勢の人々は狂斉時代の暁斉が描いた合作
だそうです。
上の写真は獅子頭です。
今でも3年に1回6月に行われる例大祭では獅子頭が
築地周辺を練り歩きその伝統を伝えています。
江戸時代、築地の南側は尾張徳川家の蔵屋敷があり
社殿前の天水鉢は船から陸揚げする小揚げの人達から
奉納されたもので中央区の文化財に指定されています。