昨年植物調査の方から実家に帰ったときの私の散策コースの神社の境内に「ムカゴサイシン」というラン科の絶滅危惧種の植物があると教えて貰って、この前の調査の時そろそろ花の時期かもしれないと聞きながら、実家に帰ったら気をつけて観察しておきますと言いながら、20日の田植えの後は散策の気分でもなく見ないで帰ってきたが、気になってネットでムカゴサイシンの検索をしてみたら5月中頃開花で2週間ぐらいで終わると書かれていたので、温暖化の時期早く咲いてもう終わっているかも知れないと心配になってきたが運転をしない私はそう簡単には行けない。19日息子に行って貰うように拝み倒したが18日は大雨の予報だし気がきではなかった。
これらは昨年9月7日に見たムカゴサイシンの葉っぱ。教えてもらわなければこれがムカゴサイシンという植物とは気づかなかったと言うか、そう言う名前の植物があること自体を知らなかった。ツワブキのような照りのある葉っぱ。
実家に着いて母との話もそこそこについでに車で石段の下まで送って貰った。
急な石段を急いで上り、早くみたいけどまず手を洗って神社にお参りをして(この日は特別お賽銭100円奮発?して見つかりますようにとお願いする)昨年見た辺りに行ってみると、ネットで調べて確認していた花が咲いていました。ラン科ムカゴサイシン属
地味な小さな花、昨年葉っぱを確認して教えて貰ってなければ何時までも出会えなかったで有ろうムカゴサイシン。
写真はオオボケ(ネットで検索したらハッキリ撮影した花が紹介されています)前日の雨でぬかるんでいるし、寝ころんで撮ることも出来ないし、腕もカメラもまずいのでこれが背一杯でした。
手水鉢の「安永」帰って調べてみたら「1780年」220年前でした。その頃からこの植物は有ったのでしょうか。
ヤレヤレと一安心したら何だか静まりかえった境内、子どもの頃の天狗伝説を思いだしちょっと恐くなっているところに、どっさ!と言う音が林の中から聞こえて来た。多分枯れ木が水分を含んだ重みで落ちたのだろうと思いつつ足早に下りる。
お昼のサイレンが遠くで鳴っているのが聞こえたので、道端観察は撮影もそこそこに実家に急ぐ。
キンランがタネを付けていた。
御飯を食べた後母が難問を持ち出す。ムカゴサイシンを見た喜びも吹っ飛ぶような必殺ヘビ始末人をしてきました(涙)嫌いな人もいるので書くのは躊躇われますが、エンドウをカラスが食べるのでネットをかけてあったら、そのネットにヘビが入り込んで抜けられなくなっていて、今朝見たら死んでいるのでそれを始末してくれと言うのカエルでなくて良かったけどヘビも好きではないがやるしかなかった。山の暮らしも大変だ。
蛙のほうが未だ良くて、蛇の始末は震えがきそう、良く頑張りましたね。
へ○は見るだけならどうって事無いけど、やっぱり処理するのは嫌ですね。母が電話で『あんたが来てくれて助かった』と言っていました。『もうカラスに食べられても良いからネットは外しちょき、今度かかっても知らんぜ』と言ってあります(笑)でもネットにかかるなんてこんな事初めてなんですよね。へ○のアンテナが狂ったのでしょうか。
10cm前後の多年草 暖地の山林内に稀、と書いています。
おそらく私の廻りでは見ることは出来ないでしょう。
本当に貴重な花を見られてよかったですね。
採取して標本ですか。風さんもすっかり調査員の一員じゃないですか!稲垣先生も強力なアシスタントが出来て調査に拍車も掛かろうと言うものです。笑
後半の記事のコメントは差し控えさせていただきます。ははっ
本当はこの年度替わりから標本は各自で押して持っていくと言うことらしいですが、私はそこまで真面目じゃないので、リーダーさんに頼みました(笑)稲垣さんは私たちのリーダーさんじゃないですよ。この方も植物に詳しい第一人者とお噂はかねがね聞いておりますが、私は面識はありません。箱庭さんの方がよくご存じですね。
後半の出来事は、箱庭さんやohisamaさん達がブログに書いたら嫌がるだろうなあと思いもって書いた。ごめんぜ。
楽しく読ませていただきました。
でも 私としては 好きではない爬虫類ですけど
風さんの奮闘のお話も 現代では滅多にお目に(耳にも)かかれない貴重なお話、
これはこれで 楽しみにしているのです。
詳しくかかれてない上に 画像もなくて寂しい(笑)。
嫌いな方の気持ちもわかるので、 残念ですが 我慢します(笑)。
又母が持ってきた鋏優に60年は経っているだろう古ぼけた鋏、(子どもの頃これで散髪していた)ビニールが硬いのか鋏が切れないのか、私の使い方が悪いのか、なかなか切れない、死体を前にしての作業はなかなかきつかった(涙)
写真撮影する余裕はなかったねえ。
山暮らしも良いと思っていたけどやっぱりこんな事があると考えるねえ。
私もよく、一人で山道を歩きますが心細いことがよくあります。あまり藪には入らないようにしているのですが、それでも鬱蒼とした林の中は寂しいです。
山道を長時間、誰にも会わないで登っていると本当に心細くなりますが、たまたま先人が降りてくるのに出会うとホットしてまた、足が軽くなりますね。
今日の高知新聞に、三嶺登山道にツキノワグマの皮剥跡が見つかったので注意しろと載っていました。風さんもお気をつけ下さい
この日も夢中で上がっていったけど、落ち着いてみたら静まりかえった境内薄暗い森の中、最近は賽銭泥棒や社務所嵐も出没すると聞いていたので急に恐くなって慌てておりました(汗)
山嶺の記事見ました。登山も気をつけないとツキノワグマに遭遇したら大変。新聞に書いてあるように冷静に対処できそうにありません(涙)
風の山はまだ熊は出そうにないけど安心は出来ません。