命

高知大学医学部小川恭弘教授に開発された増感剤によるがん治療のニュースが地元新聞トップを飾ったのはついこの間だったような気がするけど、取ってある新聞を見たら昨年の１２月１３日だった。６日地元ＮＨＫでそのニュースを取り上げた番組があった。

ガン患者に限らず、病気になれば誰も健康になりたいと思いその病気に対する優れた医師や病院を探す。今はネットでも調べられるので便利だと思う。そうやって調べて九州と神奈川から来たという患者さんもいた。多くの症例で良い結果が沢山出ていると言っていた。今更だけどあの時の彼女たちも今だったら治っただろうにと思う。あの頃ガン治療は苦しくても報われることなく亡くなることが多かった。医師も無理だろうと思いながらも、劇的な治療薬が今できるかもしれないじゃないかと思っていたのかもしれない。

ガン治療が苦しまない治療で良くなる可能性が出てきたのは嬉しい。
病気治療は、精神的にも、経済的にも、肉体的にも大変なんだから。


早くどこでもこの治療が受けられるようになれば良いのにと思うけど手続き等の問題で今のところ高知大医学部付属病院だけだとか言っていたが、そのうち各都道府県で受けられるようになればいいと思いながら見た。
ガン治療に限らず、救急医療で消えそうになる命を専門知識を持った人たちが命を消さないように頑張っている。それが仕事だと言えばそれまでだが、それだけでない思いがなければこんな過酷な仕事はできないと思う。

　


その一方で誰でも殺したかったと言う悲しい事件が起きた。そんなことで命を失った人たち、命に年齢は関係ないけど若い命が消えたのは余計悲しい。思いもよらない突然の死にご家族や友人知人の思いはいかばかりだろうかと察して余りある。

犯行前にあんなにたくさんネットに書き込んでいる。この時誰かが話を聞いてそうじゃないということを話す事が出来たらと今更思っても仕方がないし、犯人に同情はないが、これからもこんな自分勝手な思い込みで誰でも良いから殺して憂さ晴らし等ということが起きてはたまらない。大人として親として他所のことと思えないような事件。

　
私だって子育ては失格だが、人を殺そうと思う事はないと思っているけど。。でも自信はない。離れて暮らす娘はうんともすんとも言ってこない、誕生日と母の日だけ安心を送ってくる？

思うこと悩むこともある日々だけど、花に癒され此処に来てくださる方との会話に癒されている。
トップの花は「モントブレチア」子供の頃は「キンギョソウ」と言っていた。色が金魚色？とにかく繁殖力の強い植物。懐かしい花。