風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

面白い名前の木

2008-03-11 | 花日記
実物は見たことがなかったミサオノキ。

「ミサオノキ(操の木)アカネ科ミサオノキ属  分布 本州(紀伊半島)四国 九州 沖縄」暖地の照葉樹林に稀に生える常緑中木、花は5.6月咲く、淡黄色。
和名の「操の木」は何時でも葉が青々していることから、操の堅固なことになぞらえたという。と書かれているが。葉が年中青々している木他にもいっぱいあるのにねえ。
ミサオノキと聞いて♪何だっけあの歌と思い出せないので検索してみたらちゃんとありました「なみだの操」殿様キングス 昭和48年だそうです。まだ私が若かった頃なんだ。。。


一見するとチャノキの栄養満点と言った感じに見える幼木が沢山生えていた。「これなんですか?」と聞くと『バクチノキ』との返事。バクチノキは牧野植物園に大きな木があって見ているが、幼木(私たちはこばえと言う。ひこばえではない)がこんな感じとは知らなかった。

バクチノキ(博打の木・博打木)バラ科 サクラ属 分布 関東南部以西 四国 九州 沖縄
主に太平洋岸の沿海部の照葉樹林内などに自生する、常緑高木 花期 9.10月
風変わりな和名は、樹皮が剥げ落ちて木肌が現れると言う特徴を、ばくち打ちが、賭博に負けて身ぐるみ剥がれて裸になる様子にたとえたもの。
葉を蒸留して『杏仁水』(博打水)を採取、咳止め薬を作る。樹皮からは黄色い染料が採れる。これがバラ科?9月頃には花を見てみたい。白い小花を密集しつける書かれている。

樹林の中に落ちていたと見せてくれたバクチノキの果実。でも親らしい大きな木はなかった。9.10月頃咲いた花の後に出来る果実は翌年の5.6月頃に紫褐色に熟すと書かれている。

何れも3.8日撮影
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4 コメント

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知らだった (karina)
2008-03-11 21:26:32
風さん こんばんわ~♪
今日はまっこと温かったねえ。
ミサオノキ、こんな名前の木があるとは知らだった。
バクチノキは斑入りのバクチノキを植えちゅうき、これは知っちょった。(笑)

斑入りのユキヤナギがあるき、植えちょくやったら15日に持って行こうか・・?

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karinaさん ()
2008-03-11 22:26:07
バクチノキの斑入りもあるがやねえ。びっくり!
karinaさんくには大概のものはあるねえ。ミサオノキ名前つけた人どんな人やろうかとふと思うた。

斑入りのユキヤナギいただければ嬉しいです。
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こんばんは (多摩NTの住人)
2008-03-15 20:42:21
ミサオノキは初めて聞く名前です。アカネ科というのも驚きです。まだまだ知らない植物がいっぱいですね。 “なみだの操” ですか。当時はよく流れていましたね。懐かしいです。
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多摩NTの住人さん ()
2008-03-15 21:44:53
こんばんは、もう一度別の図鑑を見てみました。
「山渓ハンディ図鑑5」によると、なんとこの樹木の命名者は牧野富太郎博士だそうです。

アカネ科 よく知っているクチナシもアカネ科だと書かれていますが、ちょっとイメージ違いますよね。
「なみだの操」流行りましたねえ。
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