チェロ五十代からの手習い

57才でチェロに初めて触れ、発見やら驚きを書いてきました。今では前期高齢者ですが気楽に書いてゆこうと思います。

湖畔荘でのバーベキュー&ミニコンサートの一日

2011年08月14日 00時51分57秒 | 市原フィル

遊び好きの市原フィル有志が集まり、団員自宅の「湖畔荘」を占領してバーベキュー会を開いた。

かなり前から、メーリングリストで、自主的かつ積極的な調整が行われていた。
買出しは誰か、飲み物は足りるか、電車組は誰で、車組は誰かなど
どんどん決まってゆき いよいよ当日を迎えた。

電車組のメンバーは「ぶらり途中下車の旅~市原編~」と称して小湊鉄道でやってきた。
湖畔の駅からの送迎の用意はあるのだが、せっかくのリゾート気分を味わいたいということで、
駅から2キロ半、湖を半周する道を歩いてやってくる人が多かった。

「湖畔荘」は、千葉県の尾根のようなところにある人工の湖に面したログハウス。
庭の一角には街路樹に使われることもある メタセコイアの高木がそびえている。
周囲に住まう人は誰もいない。正にここは別荘そのものだ。
こんなロケーションに家を構えられる人は「幸いなり!」



家の前面には湖が広がり、湖に向かって広大なウッドデッキがしつらえてある。
階段状になっているデッキは、まるでステージだ。

「できるだけ楽器をもってきてね」とコンミスから指示があったのもうなずける。

少し酔いが回ったころ 「ミュージックスタート!」の掛け声とともにコンサートが始まった。
まずはバイオリンのデュオからスタート!



無論、コンサートといっても老若男女思い思いのことを勝手にやりながら。
興に乗って演歌を演奏するVnに合わせて、全員で合唱が始まったりする。
即興で飛び出す曲で多かったのは、TVの主題歌だったろうか。

今日のために、コンミスは様々な楽譜を用意してくれたようだけど、
僕に与えてくれたのはラッキーにも「ムーンライト・セレナーデ」だった。
あのグレンミラーオーケストラが大ヒットさせたバラードだ。

ダブルベースを抱えていた大学時代を思い出し、
弓も持たずに、二本指で4ビートを刻んでいると、
小ぶりなチェロでも大変気持ちよく乗れた。
ん~クラシック向きじゃないのかも・・・

そうこうしているうちに 次第に日が暮れてゆき・・・
舞台には次々と演奏者が乗って、大演奏会になっていった。

中には酔いつぶれている人も出てきたけど・・・
それもまた自由な気風の市原流で 誰からもお咎めなしだ。

やがて、とっぷりと日が暮れて、花火に火が付けられてた。

子どもたちの大人気は、打上げ花火よりも
手元ですごい勢いでくるくる回るカッコいいやつだ。

さてさて、あっという間の、真夏の一日だったけど、
市原フィルは「お遊び隊」の企画もすばらしいな~と感じた。
春にはお花見会も行われたらしい。

下戸なので、何かというと消極的になる自分だけど、
呑めようが呑めまいが、何の気兼ねもなく過ごせる集まりだった。

占領されたT家の皆さん、子どもたち、とりわけ団員ではない旦那さん
大勢で押しかけたのに、陰で支えてくれて、本当にありがとうございました。

来年もぜひぜひ、こんな楽しい会を開かせてください!

 

コメント (2)
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