日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

2024年1月に読んだ本

2024-02-18 | 本と漫画の話

2024年も、もう一月過ぎて、慌ただしくしているうちに2月も後半に突入していた。汗
年末から2月おわりにかけて、行きたい展覧会や映画などが集中していて、予定が詰め詰めのうえ、イレギュラーな出来事もいくつか重なり、ちょっとバタバタです。
展覧会や映画自体は楽しいし充実しているけれど、ゆっくり過ごす時間もないと、さすがに疲労が蓄積されてしんどいな(^_^;)


1月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:701
ナイス数:88

能面女子の花子さん(9) (KCx)能面女子の花子さん(9) (KCx)
★3.5 完結。ケンちゃんかさぶちゃんのどちらかとくっつく、というのはあまりピンと来なかったから、結末には納得。素顔も見ることができた。/さぶちゃんが突然引いたの、その時の心情がイマイチよく分からなかったけど、ある程度は説明されたのでなんとなく理解。/花子さんの面の交換についてはちょっと読解不足。新たに打った面ではなく、自らの面を貸すって、それって?うーん、分からん。
読了日:01月09日 著者:織田 涼


重版出来! (20) (ビッグコミックス)重版出来! (20) (ビッグコミックス)
★4 完結。黒沢さんは編集者として、中田伯は漫画家として人間として。大きく成長した。大団円!
《アユのストーカー問題が解決。その時の黒沢の言葉「殴る価値なんてない」が、中田の目を開かせる。/高畑の作品『ツノひめさま』が、海外の大きな賞を受賞。一方その舞台化作品で主演を務めた女優のわかは、転機を迎え悩んでいた/7言語同時配信も始まり世界的に人気の出たピーヴは社会現象に。そのコメント欄でディスレクシアの事を知る黒沢/中田のサイン会のオファーに、本人からもOKが出る。中田の変化に誰もが驚く。/新人賞の応募作のチェック中、黒沢が目を止めた作品は外国人からの応募だった。「これは次の『ピーヴ』かもしれない」/中田のサイン会にアユや東江、栗山らも続々と集まる。沼田も姿を現し祝福。》「苦労や努力は自分だけのもので、成功はみんなのものなんだ」本当に成長したなぁ。
読了日:01月09日 著者:松田 奈緒子


かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪 (とんぼの本)かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪 (とんぼの本)
福田美術館で蘆雪の作品を見て、やっぱりいいなぁと。図書館で借りてきて読み、登録しようと思ったら再読だった。しかも当時の感想の方がしっかり読み込んでいて、もう書く事ない。虎かわいい。犬かわいい。動物描くの上手いなぁ。もちろん他の画題も上手い。九州国立博物館の芦雪展、行こうかな…。
読了日:01月14日 著者:岡田 秀之


なにができる?なにができる?
★3.5 木彫作家キボリノコンノさんの絵本。1つの木(の塊)から何ができる?→ 大まかな形にカットして、彫り進めて、だんだん形ができ、着彩したら、リアルなゼリー(!)が完成。続いて2つ、3つ、・・・と、使う木片が増えていくごとに、より複雑な形の食べ物ができていく。「何ができるかな?」というシンプルな絵本の展開を通して、木彫の工程がざっくりと分かるようになっている。裏見返しには詳しい工程も載っているので、木彫に興味が持てそう。ゼリーのような透けるものまで再現されていたりと、作品の完成度が高いのも凄い。
読了日:01月14日 著者:キボリノコンノ


本田鹿の子の本棚 暗黒文学少女篇 (LEED CAFE COMICS)本田鹿の子の本棚 暗黒文学少女篇 (LEED CAFE COMICS)
★3.5 反抗期?の娘が気になるお父さんが、娘不在の時を狙って、読書好きらしい娘の部屋に侵入、本棚の本を通して、娘を知ろうとする。
娘の立場からすると、気持ち悪いギリギリのラインを、ギャグテイストで中和させて、面白く読めてる感じ。毎回1冊本を選んで、お父さんなりに場面を脳内で漫画風に再現しながら読んでいる。娘の好きなジャンルがかなりマニアックで、シュールな展開だったりして、この本の内容と、お父さんのイメージ(毎回絵柄が違う)、心の声(ツッコミ)が面白い。鹿の子ちゃんの自作しおりもユニーク。 
出てくるのは実在する本ではなく、筆者が考えたオリジナルの本。毎回こんなおかしな話と絵柄を創作するの凄い。私も鹿の子ちゃんの本棚見せていただきたいよ。いやしかし、やはり現実には、お父さんキモいです!笑 いつ鹿の子ちゃんにバレてしまうのか(もう疑われている気がするが)、その時家族はどうなるのか、ハラハラする。本の内容は、結構エログロあったりするので、人に勧めにくいのと、内容が濃すぎて胸焼けして、なんかすでに1巻でお腹いっぱい。続きを買うかは悩ましい。
読了日:01月19日 著者:佐藤将 

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