日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

幕末浮世絵アラカルト 展

2008-01-25 | アートの話
先日、ひろしま美術館へ『幕末浮世絵アラカルト』展を見に行って来ました。

 幕末浮世絵アラカルト

寒波が到来し、朝からみぞれ混じりの雨が降っていました。
電車からは、所々積もり始めた雪景色が見えます。
とにかく寒~い

本当は、先日見つけた美味しいうどん屋さんに行くつもりだったのですが、あまりの寒さと、みぞれに怖気づき(普通に歩いて10分弱くらいの所なのに)、駅前のデパートの飲食店で昼食を済ませてしまいました
うどん、食べたかったけど…(未練)

そして駅前から路面電車に乗り、最寄の紙屋町で下車して、できるだけ外を歩かないよう、そごうの中~リーガロイヤルホテルの中を抜けひろしま美術館へ。

中へ入ってみると、意外にも?結構人が多い

ノロノロノロノロと、1点1点時間をかけて行列が進む感じです。
作品数もかなり多いし、美人画、役者絵、武者絵、芝居絵、東海道五十三次や富嶽三十六景などの風景画、パズルのような遊び心のある戯画、日本人絵師の目から見た開国時の様子(黒船、外国人やその風俗など)を表したちょっと奇妙な開国絵・横浜絵など、バラエティに富んでいて、面白かったのですが…
自分のペースで見られないので、結構疲れました

早く次の絵が見たいのに、なかなか進まなかったり、もうちょっとじっくり見たいのに、列が進んでしまったり。

内容的には、すごく充実した展覧会だったのですが、気が散って作品の印象があまり残りませんでした

あ、でも、冬の情景を描いた浮世絵の片隅に、本当に達磨さんの形をした雪だるまがあって、「えっもしかして昔の雪だるまは、達磨さんに作ってたの」とビックリ。
でも、絵師が遊び(冗談)で達磨さんにしてたのかもしれませんね。
リアルな達磨さんなんて、普通作れないし…


美術館で結構時間がかかってしまって、母が7時から予定もあったので、(外を歩き回る根性も無かったし)少しだけそごうの中をうろついて、4時50分のバスで帰路に。
到着予定は6時30分。少し遅れても、余裕はあると思ってました。

ところが、途中でやはり少し積もり始めている所があり、ちょっとスピードダウン。
予定より少し遅れてインターを下り、でもその時点では、7時には間に合いそうな感じだったのに…
なぜか、終点の駅も間近(2,3キロくらい?)の国道で、急に渋滞…
反対車線はスイスイなのに、ほとんど進まなくなってしまいました
事故でもあったのかな?とイライラ。
今ここで降ろしてもらったら、歩いて家に帰れる距離なのに、足止め
結局そこから30分近くかけてやっと到着。
通常なら1時間40分のところ、2時間半近くかかってしまいました
みぞれ模様だったし、バスはやめとけばよかったか

この日は、展覧会も渋滞、道路も渋滞、渋滞する運命だったのかな…
疲れました
コメント (8)
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