おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

まんまる的フィギュア団体戦の見方。。。

2014-02-04 | Weblog

ソチ五輪開幕まであとわずか!
開会式の前にフィギュアスケート団体戦が始まります。
この団体戦についてはファンの間でも意見がいろいろありますが、私なりの見方を…と思って書いてみますね。

1.日本のメダルを期待しない!

団体戦の話になると「日本は4位で団体戦出場を決めたので、メダルの期待もできます!」的な解説が必ずあります。
でも実際は上位3カ国(カナダ・ロシア・アメリカ)との差が歴然としていて、1種目くらい調子が悪くても日本に逆転される可能性が極めて低いと言えます。
では、メダルを期待せずに何を楽しむか…。
選手が五輪の雰囲気に慣れて、怪我なくリラックスして滑る!
これが見られたら充分だと思います。

.ISUと各国スケ連の力関係が見られるかも???

この団体戦。そもそも『北米VSロシア』の構造がフィギュアスケートにはあると思うのですが、この競技を採用する事により各国にメダルが見込めるという利害関係が一致しています。
競技というよりショウ的な要素もあり、故にISUから出場選手の公表は控える様に各国に通達が出ています。
日本は女子は長久保コーチがバラしたし、各選手の現地入り日程から当初の派遣基準通りの人選になることが判っています。(男子:羽生・町田選手、女子:浅田・鈴木選手)
他国がこんな感じで本当にベストメンバーを出すのか、個人種目にエースを温存することがあるのか、ISUと各国との力関係が垣間見れるのではないかと思います。

3.得点は気にしない!

団体戦では得点ではなく順位が大切なんです。
ぶっちぎりの1位でも、僅差の1位でも、順位ポイントでは2位とは『1』しか変わりません。
ただし、ここでジャッジの傾向とか個人戦の予測ができますので、そういう意味ではチェックするのも良いかも。。。

4.ペア競技にも注目!

日本はアイスダンスとペアが強くないし、テレビでもシングル中心なのでペア競技を見る機会が少ないのが現状です。
勉強をするには良い機会です。
サラエボ五輪の時は天候不良で屋外競技が中止になる事が多くて、あのアイスダンス6点満点のトービル・ディーン組『ボレロ』を何回も放送されていて、子供ながらに「すごい!」って感動しました。
上位3カ国はペア競技の強豪国でもあるので、是非見てくださいね。

5.最後に…

日本のシングル選手には、結果よりも個人戦につながる良い印象で無事に終えて欲しいと思います。
パーフェクトな演技だと個人戦で煽られたり、余計なプレッシャーをかけられそうなので、1つくらいレベルの取りこぼしがあるくらいの演技の方が良いのかも知れません。
私はシングルではプルシェンコ選手に注目しています。
ロシア男子は1人しか出場枠がないので、団体戦も彼がSP・FSを滑ることになります。
個人戦に向けて多少難易度を下げて来るのか、ガチで来るのか、すごく気になります。

日本で開催していた国別対抗では他国の選手との交流も盛んでしたが、そういうのが見られたらいいなって思っています。

アイスダンス、リード組は弟クリス選手が怪我と戦いながらの出場ですので、個人戦に影響のない程度に頑張って欲しいです。
リード姉弟のブログはすごく温かくて楽しいもので、人柄の良さがにじみ出ています。
ほぼ毎日更新していますので、一度覗いてみてください。
ペア、高橋・木原組は結成1年での五輪出場ですが、本当に丁寧で一生懸命さが伝わって来ます。
他国とは力の差がありますが、伸びしろがある分、どう化けているかわかりません。
個人戦も日にちが近いので、連戦になりますが頑張って欲しいです。
そういえば、ペアのコーチって佐藤有香さんですが、アボット選手のコーチでもあって各国ベンチを駆け回るのかしら?

本当に、個人種目に影響が出ない様に、出場選手には無事に滑り終えて欲しいと願っています。
私の予想では団体戦は最初で最後になるんじゃないかと思っています。