道産子チャリダー

自転車の練習記録

2024 サロベツ100マイルロードレース

2024-07-22 08:13:17 | レース
2024.7.21 

サロベツ100マイルロードレース
札幌よりもロシアの方が近い場所で行うロードレース

それではレポートをどうぞ

〇レースプラン
優勝候補はRX×2、島野、牧野
スプリントになったら自分か相野テルにも勝機があるかなといった感じ。
出走人数は28人と少なく、ペースが上がった時にローテーションに加われる選手は限られると予想。
集団にいて、上記の4名から遅れをとるとその時点でレースが終わってしまう。
前半に出来る逃げのメンバーを見てよさそうであれば乗って、逃げ展開にならなそうであればスプリントに移行出来るように自分から脚を使わないことを意識する。
目標は優勝。

〇展開
スタートから数人抜け出しを試みている。いつもの展開。
奥山もその展開に乗っかってペースアップ。
宍戸さん、シマカゲさん、相野テル(以下テル)、奥山の4人の逃げが出来るが、途中の登りでシマカゲさんがドロップして3人。
逃げで勝負するには人数が少ないと思ったので、ダメージが残らないようにマネジメントしながらハイスピードで走る。




2周目までで集団とのタイム差は、最大3分。エコに走っている割にタイム差が拡大するので後ろは相当緩んでいたと予想。
3周目はほかのカテゴリーのゴールがある関係で審判の無線が使えず、タイム差の情報は無し。
ガーミンでラップ切って計測していたが、3周目に入って逃げの平均スピードが1km/hほど低下していた。
タイム差が謎なのでこの間タイム差がどう推移したかは謎。
4周目に入って、審判からタイム差を教えてもらう。 1分40秒
奥山的にはタイム差が激減しているのを見て集団は活性化するはず
集団でペースアップできるメンバーはRX×2、島野、牧野の4人
牧野は奥山の仲間なので集団で温存できる。
集団3人vs逃げ3人の構図になるので
我々逃げメンバーも踏んで追走にかかる時間を増やせば集団にいるメンバーにダメージを与えられるのではと。
1分40秒+αの分、先頭有利に展開できるので集団の4人が追走の途中で牧野の存在を意識して緩めばさらなるタイム差を獲得できると思った。
ペースアップを宍戸さんとテルに提案。
2人は集団に戻る意思があるようで、この時点で3人逃げは終了。一気にペースダウン。
集団とのタイム差が40秒となり遠くに集団が見えてきた。走っている位置的に2分の登りの入りで集団にキャッチされる予感がしたので、先頭三人から抜け出して登り頂上くらいで捕まる感じで踏む。
予定通り登り切りで集団に飲み込まれレースは振り出しに。
「メイン集団」に捕まるイメージでいたが追いついたのはRX×2、島野、牧野、横山さん、テルの6人で先頭は奥山を含めると7人。レースは残り4周80km

ここからはスプリントに向けてひらひら走る。
5周目は特に何もなく、7人の集団の後ろの方をひらひらしながらたまにローテに入る感じ。
6周目も同じ。
7周目、相変わらずひらひらしながら2分の登り。
島野がアタック。奥山光の速さで反応(したけど千切られる)。RX木村さん、牧野が島野と共に軽やかに登っていく。
横山さん、テルがここで千切れる。
奥山はRX高岡さんのお尻を見ながら粘る。
下りを2人でローテして先頭復帰。あぶね。
先頭は5人。

8周目(最終周回)
登りでヤられたので、ひらひらして温存。
良い感じに回復して2分の登り手前、島野さんに「行けるなら行きなさい」と意味ありげな耳打ちをされたので素直に先行。
温存しながら2分の登りをクリア。
ここまでくれば9割五分スプリント展開。
やる気がみなぎる。

RX木村さんがどうしても奥山のお尻が見たいらしく後ろをひらひらするので、かいくぐるべく、ローテに入って最後尾を位置どってラスト1km
ド牽制になってあとはスプリントの勝負
距離は覚えていないが十分踏み切れる距離からスプリントを開始したものの、RX木村さんに差されて敗北。

悔しい。

〇反省点
木村さんのスプリント開始を待ってからかけるべきだった。
体重が重い分、登り返してからの加速を嫌ってスプリント開始を焦りすぎたのが敗因。
圧倒的に有利な最後尾を取りながらスプリントのタイミングを待てなかった未熟さ出た。
経験値が増えたとプラスに捉えることもできるが、チャンスが来た時につかみきれない自分の弱さが情けない。
 
今回も去年同様補給もミスなく行えてトラブルなく今ある実力通り走れたのはよかった。
悔しいな、

○いろいろ
会場のロケーションも含めてサロベツは大好きなレースなので優勝をつかみ取れるように練習して来年またチャレンジしたい。

補給の準備からレース中、レース後のサポートをしてくれたブッキー&espoir projectの保護者のみなさんありがとうございました。

というわけで、敗北した奥山に背後からプレッシャーをかけるブッキーさんで締めたいと思います。
シタッ!










2024 ニセコクラシック 41位

2024-06-19 15:27:10 | レース

何を書けばいいかわからないくらい内容がないんだが、
シーズン前半の一番大きな大会ニセコクラシック

1週間前のコース試走を兼ねた練習では、パノラマで遅れるという醜態をさらしていたので終始耐え続けるレースになるだろうと予想。

レース当日は気温も低く自分にとってはコンディションは良い。
1週間前の練習から自転車に乗れない日が数日あったが疲労も抜けてコンディションは悪くなく、どこかで遅れればそれが現状の実力だなと割り切ってスタート。
ボトルは体にかける用と飲む用2本差してスタート。

前半の落車が起きそうな下りセクションは良い感じに先頭で走り
パノラマも謎のスローペースで余裕をもって超える。
神泉沼の補給所で水を取ろうと考えていたが、謎に補給所が短く取り損ね死を覚悟する。

新見を下って海に出る手前の激坂
集団の先頭で突入して集団の長さをすべて使ってゆっくりクリア
かなり脚をセーブできたので後半に向けて希望が見えてくる。

が、しかし。
新見に向かう登坂で急激に脚つり。
悲しいかな。
そのあとはどろどろになりながら走りました。

ゴールについて結果を聞いてみる。
ハヤトが漢になってショータがカテゴリーで優勝、総合3位だと。
すごい。

いつも一緒に練習しているメンバーが先頭で戦っているなか一人本当のレースが始まる前に消えてなくなっているのでさみしい気持ちでいっぱいだ。

コースが変更になってポイントになる箇所等々アドバイスをもらっていたのに全く活かすこともできず申し訳ない。

レース終わりはやや落ち込み気味な気持ちだったが、自分で招いた結果に対して落ち込むのもなんか謎だなと思ったのでやめた。

今年に入ってから、新し生活リズムの中で時間を見つけていい具合に練習もできていた。ニセコに向けて練習したことも無駄ではない
ので、現状の実力を客観視して効果的だった練習内容、そうじゃなかった練習内容を整理してシーズン後半戦に向けてリスタートしようと思う。





2024 道新杯サイクルロードレース 優勝

2024-06-03 16:07:26 | レース
結構前になってしまうが
5月26日に北海道の開幕戦、道新杯に行ってきました。

札幌から車で1時間ほどの位置にある長沼町で開催される。
レースはポイントレース形式でコースは1周約1.5kmの平坦レース。
ここ最近の練習で疲労感はあるが、スプリントの感覚はいいので優勝を狙う。
エントリーリストには、JPTで戦うイナーメの島野、牧野、東日本ロードクラシックで集団を引きちぎって1-2FINISHをキメられたRX木村さん、今年レースに出ていないので調子は未知だが一緒に登り練習をしたら異様に千切ってくる相野テルなどなど。
参加人数に対してメンバーが濃いのでレベルの高いレースになると予想。

〇レース前の頭の中
目標は大きく三つ
・参加人数が少なく、集団を俯瞰して踏むべき場所、様子見すべき場所の判断がJBCFのレースに比べて簡単なはずなので、判断の精度を高める。
・スプリント周回はもがききる。
・自分より格上の選手がいるので、意地でも勝ってやるというメンタルで勝ちに行く。

〇展開
スタートから島野がアタックしたり、牧野、木村が少し抜け出す瞬間があったものの、勝負に影響するような動きは無く1回目のポイント周回へ

ポイント周回の最終コーナー、自分は先頭2~3番手を走行。
後ろで落車発生。
誰が巻き込まれたのかその時点ではわからなかったが、ポイント周回なのでプラン通りもがききって1位通過。


スプリント後に後ろを振り向くと、牧野、木村、テルの三名のみ。
その他の選手は落車に巻き込まれた様子。
参加選手中最強だと思っていた島野も転んでしまったらしい。

落車によって、1回目のポイント周回以降は4人でのレースになってしまった。

想定したレース展開とは大きく異なり、4人の中でスプリント力で勝る自分にかなり有利な展開になったため、結果にこだわって走ろうと頭を切り替える。
2回目のポイント周回~ゴールに向けては、木村さんのアタックを封じ込めることと、テルの爆発的な加速に出し抜かれないことに集中して走る。
レースに向けた事前打ち合わは特になかったが、普段はイナーメで走っている牧野もこのレースは私と同じYURIFitのジャージを着ているので、利用できる状況はとことん利用して勝ちに行こうと思った。

2回目ポイント周回は牧野が先行してくれたので脚を休めつつスプリント
通過順位は謎(多分2位)

3回目はスプリントを嫌ってクランク区間で木村さんがアタック

木村さんのアタック時先頭は奥山。
奥山のドラフティングからスプリントを狙ってくる牧野、相野は先頭を引く理由は無いので、自力で最終コーナーからフルガス
気合でまくって1位通過(30秒のCP更新w)

牧野&テルに発射台にされるのではとひやひやだった。

4回目のポイントは最後尾からスプリントして1位通過

5回目のポイント周回に向かって単純なスプリントを嫌ってアタックがかかりまくると予想していたが
謎に牽制が入りまくってtheスプリントな展開。
最終コーナーを相野、牧野、木村、奥山の順で入る。
コーナー立ち上がりで相野ロングスプリント開始。キレえぐい。

ゴールまで距離あるし、牧野さん埋めてくれるっしょと思っていたら
相野がぐんぐん遠ざかっていくので自力で追走開始


ゴール直前でなんとか追いつき1位通過
ポイントでも目標通り優勝することが出来た



〇感想
目標通りスプリントをもがききって勝ててうれしい。
優勝できてうれしい反面、落車で展開がガラッと変わってしまったのがすごく残念。
4人のレースになってしまって、当初目標にしていたレース中の判断の精度を上げるなんて場面が訪れることもなく・・・
落車を0にするのは不可能かもしれないけど、今回の落車は最低限の走行技術を持っていれば起こりえないものだよな・・・と思う。
愚痴は当事者じゃ無いのでこの辺にしておこうと思う。

というわけで、1年ちょっと振りに優勝できて嬉しい週末になりました。

最後は、レース中の写真を撮ってくれたブッキーの写真を貼って締めたいと思います。







2024 JBCF 堺クリテリウムE1 4位

2024-05-20 00:20:00 | レース
今シーズン4回目のレース
堺クリテリウム
練習もうまく行っており、コンディションも良いので優勝を目標にスタート

天候は雨、TOJの前座レースという位置付けのため、試走の時間が設けられておらず完全に初見のコース
念入りにコースマップを見て準備をしたが、路面がどうなっているのかは未知
今考えれば、Googleマップで事前に確認も出来たが怠った。(反省その1)

コースは仁徳天皇の古墳周辺を時計回りに回る。
路面には白線が大部分を占めるs字コーナーがあったりとタイヤのグリップを感じられず終始コーナーのたびに車間を開けて無駄足を使うと言った感じ…


1人だけコーナーが遅いので、一度位置を下げたら2度と戻って来れない気がして先頭から5番手以内をキープ
後ろの人はイライラしていただろう。申し訳ない。

3周目?くらいのs字コーナーで先頭の選手が落車
奥山4番手を走行。
2番手、3番手(人数うる覚え)の選手が突っ込んで私の走行ラインに転がってくる。
ラインの変更もブレーキも間に合わないので気合いで飛び越える。
飛び越えたつもりが後輪にナニカが当たってジャックナイフ。
怪我がよぎったが気合いで持ち直して着地。
着地の時にヘッド付近に違和感を感じたが、レース中なので無視して走る。

落車の恐怖心からさらにコーナーが遅くなる。

割り切ってコーナーを先頭で入ったりなど…笑

そのまま逃げが出来ることなく最終周回へ
武井さんの番手にいようと思ったが、みんな取りに行って落車の危険があるので前に前に上がり最終コーナーを5番手で通過。
やっぱりコーナー遅いので車間を開けてジ・エンド

1人まくって4位


最終コーナーを突っ込めてたら…
とか
先頭でコーナーに入れていたら…

とたらればが頭をよぎるが全て自分の実力。
危ない瞬間に遭遇したものの、怪我なく帰って来れた事も含めてよかったと思う。



また次のレースまでトレーニングに打ち込もうと思う。

サポートをしてくれた松ケンありがとう!




JBCF 東日本ロードクラシック E1 11位

2024-04-22 13:12:00 | レース

○レースプラン
去年のように強い選手が前にどんどんジョイントしていって集団は追えず前の強い選手のみで勝負が決することが予想されるので
そこに残りスプリント勝負


○展開
序盤アベレージスピードが速いように感じたが、そこまで疲労感は無い。

集団全体が疲れてくる時間帯を狙って有力選手は勝負を仕掛けてくるのでその前の段階で集団の前を走っておきたい。
心臓破りで攻撃されたら千切られるのでその前に起こる展開で先行しておきたかった。
スタートから1時間少し経過したタイミングで西尾けーと君のお兄ちゃんが先行したのでついて行き4人の先頭パックに

遅くも速くもないペースだったのでこのまましばらく行きたいなぁと。


数周して、20人ほどの集団が追いついてくる。
後から話を聞いたらメインがごっそり割れて20人と50人くらいに分かれていたらしい。

20人が追いついてペースが緩まり後ろの50人も追いついてレースは振り出しに。

集団の中ではBMレーシング大森くんの近くにいたら転けないし安全だろうな、という安心感があるのでしばらくストーカーしたりされたりしながら過ごす。

RX大前選手、高岡選手が集団前方で動いているのでどこかで木村さんが攻撃するだろうな…と思いながら集団前方の位置をキープし続けながら走る。


スタートから2時間経過したくらいだと記憶しているが
下りきりからの登り返しで高岡選手がスルスルっと前へ

明らかに踏んでいるので追いかける。
ドラフティングに入るか入らないかくらいのタイミングでRX木村さんが颯爽とおくやまを追い抜いて高岡選手にジョイン。
さらにベースが上がる。
千切れかけるか粘る。
ケルメスなかつ君、西尾兄 はやとさんが後ろから追走この2人について先頭にジョイントしようと粘りまくったが、心臓破りで千切られる。

結果的にこの瞬間で私のレースは終了
ここで勝負が決すると頭で理解しながらも追いかけられない実力不足
めちゃくちゃ悔しかったが自分の実力なので受け入れるしかない。
心臓破りでエスポワールのハヤトが追いついてきたが先頭はすでに見えない。
前日のミーティングでハヤトとこの動きを逃してはいけないと認識を共有していただけに悔しいね。


ピキってる脚をなんとかしながら後ろからくるメイン集団に飲み込まれながら必死で回復
両脚の内転筋が攣りだして完走も危ぶまれたが極秘のテクニックを使い治す。

その後はトライクル カン選手、ナガサワゆーちゃん、寺崎選手、やすとみさんふださんなどなど有力選手が追走に入るが、奥山は回復が間に合わずメイン集団。

ラスト3周くらいからはメイン集団も疲労してペースが上がらずレース終了。


トシさんはレーススタートから調子が良さそうだったが展開に乗り遅れてしまったぽく、最後の方はフラストレーション溜まっていそうな走りをしていた笑

最後はゴールスプリントの練習と思って集団の先頭でゴールすることを目標に位置取りをしてスプリント


11位でレース終了。

○感想
レース中の動き、補給の量などなど大きなミスはなかったので今の実力通りの結果になった印象
2時間すぎた頃合いから消化不良気味になっていたので次のレース前は胃腸に優しい食生活を心がけてみようと思う笑

レース全体を通して力をセーブできる位置取りだったり動くタイミングが感覚的にわかってきたら勝負が決まる瞬間に脚が残せるのかな?と思った。

今後の予定は堺クリテリウム→ニセコクラシック

引き続きトレーニングを楽しんでいこうと思う。