実は今まで一度も観たことがなかったジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』を、ついに観ました。
うわー、面白かった!! さすがマスター・オブ・ホラー!
映画は、死者が蘇り人間の肉を貪る(そしてもちろん噛まれた人もゾンビになります)終末世界が舞台。テレビ局員のスティーブン、その恋人のフラン、SWAT隊員のロジャーとピーターは、修羅場となった街に見切りをつけ、ヘリで逃げ出し、郊外の巨大なショッピングセンターにたどり着きます。そこで4人は、集まってくるゾンビと戦いながらサバイバル生活をおくっていく・・・
というストーリー。
まず、風刺&ユーモア溢れるゾンビの描き方が素晴らしいです。
マネキンとゾンビをシンクロさせているところ、すごい。
また、ゾンビになっても生前の本能が残っていてショッピングモールに足が向いてしまう、という設定は、消費社会とか人間の欲望の深さを皮肉っていて、面白かった。
そして、先日買ったゾンビ映画評論本『ゾンビ映画大辞典』にも書いてありましたが、
この映画の最大の魅力は、秩序が完全に崩壊した終末世界の悪魔的な魅力ではないでしょうか。シューティングゲームのようにゾンビを狩り、ショッピングモールの商品を盗りまくる・・・そんなアナーキーな高揚感、恐怖と隣り合わせにある快感が見事に描かれてます。その快感に身をまかせると恐ろしいことになると知りつつも、それは何とも甘美なもの。私がこういう状況に陥ったら、どう行動するんだろう。
やはりホラーの定番的名作と言われるだけあって、かなり楽しめる娯楽作品です。未見の方は是非。
残酷描写は意外と少ないですが、やっぱりはらわた掴み出したりするところなどあるので、苦手な人はキツいかな。
ところで、先ほども書いた『ゾンビ映画大辞典』、面白いです。
1932年から2002年までのゾンビ映画の年鑑なんですが、
著者の人、すごいんです。世界各国のゾンビ映画を360本も観ているんですよ!
すごいすごい、こんな映画あるんだー、と勢いよくページをめくっていたら、
さすがにゾンビの写真見過ぎて、しばらくして気持ち悪くなりました…。
私も何か得意ジャンル定めて、徹底的に観尽くしてみたいな。
余談ですが、今日会社で企画書を作っていて、「資料をお送りします」と書こうと"しりょう"とキーボード打ったら、"死霊"と出てきて、ちょっとびっくり。最近"しりょう"といったら"死霊"です。
うわー、面白かった!! さすがマスター・オブ・ホラー!
映画は、死者が蘇り人間の肉を貪る(そしてもちろん噛まれた人もゾンビになります)終末世界が舞台。テレビ局員のスティーブン、その恋人のフラン、SWAT隊員のロジャーとピーターは、修羅場となった街に見切りをつけ、ヘリで逃げ出し、郊外の巨大なショッピングセンターにたどり着きます。そこで4人は、集まってくるゾンビと戦いながらサバイバル生活をおくっていく・・・
というストーリー。
まず、風刺&ユーモア溢れるゾンビの描き方が素晴らしいです。
マネキンとゾンビをシンクロさせているところ、すごい。
また、ゾンビになっても生前の本能が残っていてショッピングモールに足が向いてしまう、という設定は、消費社会とか人間の欲望の深さを皮肉っていて、面白かった。
そして、先日買ったゾンビ映画評論本『ゾンビ映画大辞典』にも書いてありましたが、
この映画の最大の魅力は、秩序が完全に崩壊した終末世界の悪魔的な魅力ではないでしょうか。シューティングゲームのようにゾンビを狩り、ショッピングモールの商品を盗りまくる・・・そんなアナーキーな高揚感、恐怖と隣り合わせにある快感が見事に描かれてます。その快感に身をまかせると恐ろしいことになると知りつつも、それは何とも甘美なもの。私がこういう状況に陥ったら、どう行動するんだろう。
やはりホラーの定番的名作と言われるだけあって、かなり楽しめる娯楽作品です。未見の方は是非。
残酷描写は意外と少ないですが、やっぱりはらわた掴み出したりするところなどあるので、苦手な人はキツいかな。
ところで、先ほども書いた『ゾンビ映画大辞典』、面白いです。
1932年から2002年までのゾンビ映画の年鑑なんですが、
著者の人、すごいんです。世界各国のゾンビ映画を360本も観ているんですよ!
すごいすごい、こんな映画あるんだー、と勢いよくページをめくっていたら、
さすがにゾンビの写真見過ぎて、しばらくして気持ち悪くなりました…。
私も何か得意ジャンル定めて、徹底的に観尽くしてみたいな。
余談ですが、今日会社で企画書を作っていて、「資料をお送りします」と書こうと"しりょう"とキーボード打ったら、"死霊"と出てきて、ちょっとびっくり。最近"しりょう"といったら"死霊"です。