Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

ゾンビ

2005-08-15 23:27:41 | movie
実は今まで一度も観たことがなかったジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』を、ついに観ました。

うわー、面白かった!! さすがマスター・オブ・ホラー!
映画は、死者が蘇り人間の肉を貪る(そしてもちろん噛まれた人もゾンビになります)終末世界が舞台。テレビ局員のスティーブン、その恋人のフラン、SWAT隊員のロジャーとピーターは、修羅場となった街に見切りをつけ、ヘリで逃げ出し、郊外の巨大なショッピングセンターにたどり着きます。そこで4人は、集まってくるゾンビと戦いながらサバイバル生活をおくっていく・・・
というストーリー。

まず、風刺&ユーモア溢れるゾンビの描き方が素晴らしいです。
マネキンとゾンビをシンクロさせているところ、すごい。
また、ゾンビになっても生前の本能が残っていてショッピングモールに足が向いてしまう、という設定は、消費社会とか人間の欲望の深さを皮肉っていて、面白かった。

そして、先日買ったゾンビ映画評論本『ゾンビ映画大辞典』にも書いてありましたが、
この映画の最大の魅力は、秩序が完全に崩壊した終末世界の悪魔的な魅力ではないでしょうか。シューティングゲームのようにゾンビを狩り、ショッピングモールの商品を盗りまくる・・・そんなアナーキーな高揚感、恐怖と隣り合わせにある快感が見事に描かれてます。その快感に身をまかせると恐ろしいことになると知りつつも、それは何とも甘美なもの。私がこういう状況に陥ったら、どう行動するんだろう。

やはりホラーの定番的名作と言われるだけあって、かなり楽しめる娯楽作品です。未見の方は是非。
残酷描写は意外と少ないですが、やっぱりはらわた掴み出したりするところなどあるので、苦手な人はキツいかな。


ところで、先ほども書いた『ゾンビ映画大辞典』、面白いです。
1932年から2002年までのゾンビ映画の年鑑なんですが、
著者の人、すごいんです。世界各国のゾンビ映画を360本も観ているんですよ!
すごいすごい、こんな映画あるんだー、と勢いよくページをめくっていたら、
さすがにゾンビの写真見過ぎて、しばらくして気持ち悪くなりました…。
私も何か得意ジャンル定めて、徹底的に観尽くしてみたいな。


余談ですが、今日会社で企画書を作っていて、「資料をお送りします」と書こうと"しりょう"とキーボード打ったら、"死霊"と出てきて、ちょっとびっくり。最近"しりょう"といったら"死霊"です。

チョコレートを買いに。

2005-08-15 22:53:50 | daily life
自分でも単純だと思いますが、
『ショコラ』を読んでいたら、チョコレートが食べたくなりました。
そこで、会社帰り、久しぶりにゴディバのチョコを買いに。

形が可愛かったので、ヒトデモチーフの"スターフィッシュ"(夏の限定品なのかな?)に即決。
"ショコリキサー"なる、チョコレートと生クリームがたっぷりの魅惑的なフローズンドリンクも売っていたのですが、カロリーも素晴らしいものになりそうなので、我慢。

"スターフィッシュ"は、中に薄くラズベリージャムが入っていて、夏らしいフルーティーな味。
やっぱりチョコレートは幸せの食べ物ですね。
『ショコラ』に出てくるホットチョコレートが飲みたいなあ。

雷と実家

2005-08-15 00:19:43 | daily life
昨日今日と実家に行っていました。

昨日の夕方の雷と雨、すごかったですね。
ベランダから頭出して髪の毛洗えそうでした。
自分が家の中にいるときなら、雷雨は大好き。
頭の中が洗われる感じ。

父と母は、このあいだ仕事で京都に行ってきたので、そのお土産の八つ橋などをもらう。
そして、父が京都で買ってきたという、すごいTシャツ見せてもらいました。
それがコレ↓ "ノーミン(農民)Tシャツ"!!

そう、いわずもがな。「ムーミン」のパクリですね。
ちょいベトナム風な笠をかぶったムーミン(らしき生物)が、田植えしてます。
右側のムーミンはパイプをふかしているので、きっとパパでしょう。
かなりかなりギリギリの線のシロモノですが、値段を聞くと800円。
う~ん・・・買っちゃうかもね!
ただ、外で着るのには相当な勇気がいると思います。

あと、実家で見つけた懐かしいもの↓
ぴあの『Cinema club』。

映画の年鑑みたいなものです。洋画と邦画、両方かなりの数が載っています。
15歳のときに買ったものですが、何か気になった映画があると、その度ごとにこの本をひっぱりだしてました。監督別、撮影監督別インデックスもついていて、なかなか使えるんです。ここからかなりの量の映画情報をもらったと思います。今や表紙は取れて、中もボロボロ。
今の私を形成する重要アイテムのひとつだと思ったので、写真撮っておきました。