Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

富士日記

2008-08-18 01:15:50 | book
このところ、山や高原での生活に大変興味がわいているので、武田百合子の『富士日記』を読み始めた。

その日食べたものや、人が話していたこと、山荘の修理のことなどが事細かに淡々と綴られているのだけど、面白い。
無邪気であっけらかんとした武田百合子の語り口がかっこよく、その視線には度々ドキッとさせられる。
これを読んでいると、この自分のブログがひどく子供じみたものに思えてきて恥ずかしい。まあ、比べてもしょうがないんだが。

本と一緒に写っているのは、先月富士山の5合目山小屋で買ってきた“きのこ茶”。粉末のきのこスープみたいなもので、とても美味しい。
今月末もまた富士山方面に行く予定。そして来月か再来月にももう一度。


今日は、母と蜷川幸雄演出『ガラスの仮面』を観に埼玉へ。
正直、ひどかった…。蜷川演出の下手なパロディを見せられているよう。客席を使ったしかけなど、面白い演出もあるものの、多用しすぎていて興ざめ。
これは…やっつけ仕事なの?仕事抱えすぎなんじゃないかなあ。
夏木マリに頼っている部分が大きすぎる気がして、なんだか彼女がかわいそうになってしまった。

夏木マリ以外華の欠けるキャストの中で、劇団・一角獣のリーダーを演じた新川将人さんはかっこよかった。
あと、小野寺先生のコスプレっぷりには、ちょっと笑った。


夜は、父と母をうちに呼んで3人でご飯。
いま、仕事がらみで、ちょっといい炊飯器を借りているので、スズノブで買った『幻の米』を炊いてみる。米の粒がいつもより大きく見えるようなふっくらとした炊き上がりで、さすが美味い。


さあ、これから企画会議の準備だ。

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