日付が今日になってからですが、
トカラ列島近海で群発地震が発生しました。
今朝、午前7時までの地震の内訳は、
M4.4
M4.2
M3.4
M3.3 2回
M3.2
M3.1
M3.0 5回
M2.9 2回
M2.8 2回
M2.7 3回
M2.6 2回
M2.4です。
今までの群発地震と比べると、比較的、地震の規模が大きめです。
また、通常では、規模の大きな地震の後、余震が続く形を取りますが、今回の地震では、規模の大きめのM4.4とM4.2は、地震が続いている途中で起きています。
その前の段階では、
宮古島近海でM4.1の地震が起きていますから、この地震と前日の父島近海の地震が引き金になって、フィリピン海プレートが動き出したと思われます。
五島列島近海のM2.7の地震も、この群発地震の前に起きています。
太平洋側では
福島県沖でM3.8とM3.4の2回。
太平洋側の動きが影響していると思われる、
十勝地方北部のM2.8の地震も起きています。
太平洋側の動きと連動していると思われる
山梨県中・西部M2.8の地震も起きています。
内陸部で起きた
岐阜県飛騨地方のM2.9の地震も、昨日書いたようにフィリピン海プレートの動きの影響で起きた地震だと思われます。
昨日の状況では、
北海道の下部で震源の深い地震が多発していることと、
本州方面では珍しく、新潟・富山方面で震源の深い地震が起きています。
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