地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

駿河トラフの危険度上昇 秋田県沖でM4.6

2020-01-04 03:47:03 | 日記
 まず、北海道からですが、釧路沖でM3.7の地震が起きています。震源の深さは50キロ。一昨日書いた、アリューシャン方面の動きの影響だと思われます。
 そして、やや危険度の高い地震が、留萌地方南部で起きています。M1.8と規模は小さいのですが、ここ、宗谷から胆振東部のライン上に当たるところ。以前から、このライン上で亀裂がまっすぐに入ってくるだろうと予測しているのですが、その一環の地震です。力のかかり具合によっては、宗谷から空知にかけて地震が連鎖したり、胆振東部で再び強い地震が起きたりすることもある、と予測していますから、今後の情報に気を付けておいてください。

 秋田県沖のM4.6の地震ですが、これも非常に危険な地震です。というのは、震源の深さが210キロ。この深さで地震が起きたということは、今後、太平洋プレートが内陸の方に入り込みやすくなったということですから、岩手県の沿岸から岩手・秋田の内陸で地震が起きやすくなったということです。さらに付け加えると、日本海側でも震源の浅い地震が起きやすくなったということにもなりますから、この後、東北の北部では、どこにでも影響が出てくる可能性があるということです。
 今回の地震、やや大きめの地震ですから、影響も少し大きめになる可能性があります。注意していてください。

 同じように震源の深い地震が起きているのが、九州南部。気象庁が発表した地震は、薩摩地方と芦北地方で、太平洋沿岸ではなく、内陸方面の地震でした。ただ、ここでも、東北と同様の現象が起こりやすくなっていますから、九州中南部は、全体的に要注意と思っていてください。

 そして、駿河トラフです。昨日以上に激しく動いています。これだけ動いていて、大きな地震にならないのがおかしなくらいです。当然、いつ大きな地震がくるか分かりません。十分警戒していてください。さらに、それにつられて、徳島の内陸部や高知でも、まだ、規模は小さいですが、動きが出ています。気象庁が警戒しているように、駿河方面で大きな地震が起きた場合、すぐに高知沖にも連鎖する可能性があります。愛知・静岡・三重方面だけの話ではないので、南海トラフエリアは、ここ数日の間はしっかり警戒していてください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 千葉県東方沖でM5・9 駿河... | トップ | 宮城県沖でM3.6 茨城県南... »

コメントを投稿