地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

宮城県沖でM3.6 茨城県南部でM3.1 駿河トラフは依然活発

2020-01-05 04:16:10 | 日記
 まず、最初に書いておきますが、太平洋プレートの力の向きが変わったようです。ひょっとしたら、昨日の秋田県沖の地震の影響かも知れません。力の方向は、北西方向です。震源の深さ中程度の地震が北東から南西方向に向かって発生していますから、それと垂直になる方向に力が加わっていると考えてください。

 北海道では、震源の深さ中程度の地震が、釧路・根室近海から浦河沖~青森県東方沖にかけて起きています。ちょうど太平洋プレートのラインと平行に地震が起きていると考えるといいと思います。今後、青森県東方沖や岩手県沖の方に流れていく可能性があります。

 東北では、再び、秋田の内陸で震源の深い地震が起きていて、宮城県沖のM3.6の地震も、地図上でみると、岩手県沖のように感じるくらい、岩手県寄りです。昨日書いた、東北沿岸の震源の深さ50キロ程度の地震が起きたと思ってください。岩手と宮城の県境の沿岸部では、まだ規模は小さいですが、細かな滑りが入り込んでいます。プレートが内陸の方にずれてきているのを証明するような現象と捉えています。ですから、今後、東北では、内陸方面や日本海側の動きが加速してくるのではないかと考えています。注意していてください。

 そして、今回、注目しているのは茨城県南部の地震です。ここで起きたということは、今まで茨城県で群発地震が起きていた時と同様の力のかかり方になっている可能性が高いです。となると、前に書いたように、埼玉・東京・神奈川方面で動きが出てくる可能性が高いということです。続けて、この近辺で地震が起きてくるようであれば、要注意です。

和歌山・九州南部については、今までと同様の動きだと思ってください。

 沖縄方面は、フィリピン海プレートの内部で震源の深い地震が起きるという珍しい現象が起きています。その影響だと思いますが、奄美大島近海で、また、地震が頻発しています。また、宮古島では、島に近いところで動きがありますから、今後、気象庁が発表する有感地震が起きる可能性があります。注意していてください。

 駿河トラフですが、依然として動きが活発です。そして、太平洋プレートの動きが変わったせいだと思いますが、珍しい「山梨西部~長野~富山の南東部」にかけて動きがみられます。今まであまり動いていないところですから、少し規模が大きめの動きがあるかも知れません。注意していてください。
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