地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

宮城県北部でM4.6 北海道東方沖でM4.2

2019-05-19 05:17:27 | 日記
 宮城県北部でM4.6の地震がありました。それで、東北の太平洋沿岸部では、このくらいのマグニチュードの地震は、かなり頻繁に起きているのですが、たいていは海上なので、揺れはそれほど感じていなかったと思います。ところが、内陸に震源が来ると今まで震度1とか2だったものが、震度3レベルになるんですね。前にも書きましたが、このような地震が今後増えてきますから、震度3・4の揺れが増えてくると思っていてください。

 もう一つは、北海道東方沖の地震ですが、ほぼ同時に釧路で震源の深い地震が起きていて、やはり、北海道東方と北海道内陸の震源の深い地震がセットになって起きているという状況が続いています。この関係だと思いますが、胆振東部でも少し崩壊がありました。ただ、最近では、このあたりの地震は東北方面に与える影響が大きくなってきていて、青森県東方沖や、青森から岩手にかけての太平洋沿岸部のあたりで揺れる可能性が高いと思っていていいと思います。

 そして、異常に細かな地震が集中している地域があって、その一つは茨城県~福島南部。もう一つは宮崎沖。そして、もう一つは、沖縄本島から台湾方面にかけてと熊本。

 予測と違い、東北では大きめの地震があったのは宮城県ですが、やはり、茨城県とその周辺の地域の方が危ないように思います。どこかでいきなりドンとくるかもしれません。
 そして、嫌な感じがするのが、四国周辺。というのは、震源の深さが50キロ前後の地震が瀬戸内海方面で起き始めているんです。これ、どういうことかというと、フィリピン海プレートが内陸の方に動いているということです。フィリピン海プレートが動けば動くほど、南海トラフのひずみが大きくなっていくんです。沖縄・宮崎でも動いていますから、かなり警戒しておかなければなりません。
 これだけ歪が大きくなると、南海トラフにせよ、瀬戸内海にせよ、日本海沿岸にせよ、起きたときは大きめの地震になると思います。
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