地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

福島県沖でM4.2 トカラ列島近海でM3.5 石垣島近海でM3.1 伊豆大島近海でM2.9 岩手県沖でM2.8 長野県中部で2回

2021-12-18 04:27:31 | 日記
 昨日も有感地震が7回と、少し多めにおきています。
 まず、太平洋プレートがらみでは、福島県沖でM4.2、岩手県沖でM2.8の地震が起きています。
 福島県沖の地震は、震源の深さ80キロですから、プレート境界の動きによる地震ですが、岩手県沖の地震は、沿岸部の震源の浅い地震になっています。

 フィリピン海プレートの西方の地震は、トカラ列島近海のM3.5と石垣島近海のM3.1の地震です。
 トカラ列島近海の地震は、今までの群発地震の起きていた場所と近いところ。石垣島の地震は、島のすぐ近くが震源なので、揺れてきたのではないかと思います。実は、この規模の地震は、島から少し離れたところでは、頻繁に起きていると思っていてください。

 フィリピン海プレートの東側では、伊豆大島近海のM2.9の地震がありました。表記では伊豆大島近海ですが、震源の場所は、伊豆半島の方にやや近いと思っていてください。
 フィリピン海プレートの東部では、伊豆諸島の東側でM4.5とM4.7の二つの地震がほぼ同一震源で起きています。ですから、今後も動きが出てくると思われます。

 内陸では、長野県中部でM1.9の地震が2回起きています。
 二つとも、ほぼ同一の震源で、震源の場所も長野県のちょうど、ど真ん中のあたりと思っていてください。

 昨日の動きについてですが、全体的には、細かな地震は減っているように見えます。
 ただ、昨日起きた京都府北部の地震の震源から、琵琶湖の南部にかけて、まっすぐにラインが走っているように見えますし、和歌山県の内陸では、細かな地震が増えていますから、揺れてくる可能性があると思っていてください。

 もう一つのラインは熊本から大分にかけてです。九州の下部では、震源の深さ中程度の部分で、動きが出ているようですから、震源の浅い、やや小規模な地震となって表れてくる可能性があります。長崎方面でも、細かな地震が増えてきています。

 また、太平洋沿岸では、いつも通りの動きになっていますから、こちらでも注意を続けていてください。
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