ネタをどう探すか

放送番組は作り手の感性に由来することが多い。
こんな番組やこんな方向でプレゼンテーションしたいなど動機は様々。

しかし、原初的にネタの新鮮さや知られざる事物の存在は
見る人を不思議に引き付ける。

リサーチの方向は様々、
私の場合は「古代史」「環境」「散歩で見た風景」「故郷の歴史」など多岐にわたる。
その意味で、情報の入手方法も、新聞、雑誌、ミニコミ誌、テレビ、ラジオ、
そして自分が動き回り様々な「会合」や「展示会」などイベントの情報を
「直」に見ることで探るという方法もある。

前置きが長くなったが、これに季節感が加わり、生活の匂いがするものの存在が自然に見えてくるのだ。
７月初め、「くちなし」の花が白い花をつけ、公園でも咲いているだろうな
と思わせる時期になった。

花屋の店先には「ハイビスカス」の鉢植えが並んでいる。
日本にはないような色合いの花で南の国の空気を運んできているようなそんな感じを受けた。

道端にある草花の姿かたちなど大して役に立たない情報だが、
年々歳々、季節や世の中の動きが流れるように進んでいく中にあって、
自らの目，感性、が問われているような気がする。