雲の広がる仙台の朝。今朝も早朝から鶯が鳴いている。朝の早い時間、いつ眠りにつくのだろうと少し心配しながら曇り空の仙台の空を見上げる。マンションなどが立ち、畑の面積が少なくなったこの辺り、家々の庭に木々が植えられ、まあ都会では自然環境がまずまずの所だなと改めて周りを見渡してみる。
さて、大相撲は大の里の千秋楽、一発勝利で優勝が決まった。新入幕7場所での優勝ということで、父親の見つめる土俵で23歳の若さの優勝が決まった。まあある意味相撲は若さが大事、つまり体力勝負、技の鍛え方などこのところ昔の体力づくりとは違った面が出てきているような気もする。基本のすり足、鉄砲に体自体の柔軟性など別の要素が加わっているのではと思う。この後、来場所も勝って大関に届くのも時間の問題かもしれない。横綱、大関陣の不甲斐なさに相撲協会の首脳陣も経営上ホッとしているのが見えてくる。相撲も人気商売、興行の側面も強い、大の里に助けられた夏場所であった。