仙台市の広瀬川沿いに「西公園」がある。緑の木々が植えられ、そこかしこにベンチが置かれて公園の通路は犬の散歩に、緑の空気を吸う市民に愛されている。自然景観を身近に感じることのできる公園、都市の中では貴重な存在だ。
この公園の一角にこけし塔が立っている。先日は塗装が剥げたり年数がたっていることなどから塗り直しも行われた。山形の銅町で作られ、関山峠を越えて仙台に運ばれてきた。据え付け作業には自衛隊が当たり、3日がかり。30人の隊員と3台の重機が活躍した。高さは7m余り、頭だけでも3トンの重さだという。何度か塗り直しされ公園のシンボル的存在に鳴ている。
こけし塔の近くにはSLもおかれ、子供たちの絶好の遊び場になっている。それぞれのものにそれぞれ歴史があるのを改めて感じたヒトトキだった。