現在のルールでは多数党の党首が首相になる構図。その意味では結構重要な選挙となる。今朝の朝日新聞のコラム欄「天声人語」で野党の安住国対委員長の発言を問題視、野党に目が多く注がれないという趣旨の発言に苦言を呈している。民主主義はある意味数が民意を決める。その意味でも多数は何かどこが民意に受け入れられているかを見極める必要がある。来る選挙でどれだけ多数を取れるかが重要。地道な活動と今国民が何を求めているかその見極めが重要だ。なぜ自民公明の連立政権が多くの支持を集めているか、小選挙区制度の問題もあるがこの選挙区で勝てないと民意は反映されない。そうした情勢分析を丹念に行い野党は行動することだ。
さて、自民総裁選、大方の見方は決選投票ではないかとの見方がある。ここで大きな問題となるのが、決戦では国会議員票383票と47都道府県の党員票47のうちで過半数を取る必要があるということ。国会議員票がこの際比重が高く。議員の動向が成否を決めるということ。一般の国民は投票権がないので外野席の人が多いが、だれが支持され、どんな投票行動となるのか見逃せない。今日の立候補表明と主張がどんなものか。外野から見極めよう。