新聞を読んで

昔ラジオの番組で「新聞を読んで」という番組があったのを記憶している
各界の著名人が，各紙を読んで、論評を加えるというもの。
今は池上氏が新聞上で、各紙を読み比べ論評を加えている。

私は職場に早めに出て、各紙を読み比べ「参考になりそうな記事は」コピーする。
ある日のこと、「読売新聞の地方版」にそんな記事を見つけた。
それは、防災用の太陽発電などを一つの発電所のように制御する「仮想発電所」として機能させる実証実験に向け、
仙台市と東北電力が協定を結んだというもの。

この仮想発電所は「各地に散らばる太陽光発電や蓄電池など小さな電源の蓄電などを
情報通信技術を使って遠隔制御するシステム」だという。

メリットは東北電力が太陽光発電や蓄電池の一部を一括制御し
市側は蓄電池の長寿命化や劣化の早期発見につなげるという。

今年度は５か所、２０１９年から２０年度は２５か所まで対象を増やすという。
確かに一つの目的だけではなく、多重、複合的に電力供給を考えるのも「手」だなと思った。
災害時のみならず、電力の在り方についても今後を示唆するような話