トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

メガ・チャイナその③

2010-02-24 18:30:00 | アジアン
中国出張から戻ってきました。旧正月を微妙に外したつもりでしたが、行き帰りとも香港、広州行きの便は全て満席。日本人観光客もいよいよ増えて景気回復か・・と思ったら乗客の大半は中国人でした(笑)
北京経由の便で行くことになりましたが、これも満席でした。爆裂チャイナ・パワー(笑)
でも、もっとびっくりしたのが広東省地域(China Guangdong Province)のこの視界。
down空港で見た香港ドラゴン航空(港龍航空公司、Dragonair)。視界の悪い状況をわかりやすいように撮影してみました。後から見返しても・・この大気汚染物質(atmospheric air pollution)による光化学スモッグ(photochemical smog)は酷い。

downズームアップついでにウンチクシリーズですが(笑)昔はこのように五本指の龍を使用して良いのは中国の皇帝だけで、韓国は4本、日本は3本と序列化されていました。勿論、今は自由ですが。

down広州市内。近くはかろうじて見えますが・・

down少し先の視界になるとこのとおり。外にしばらくいると目が痛くなります。東京で鍛えられていたはずですが・・。

この深刻な環境汚染は、あちらのニュース見ても・・
2009年11月27日付中広網によると、広東省広州市で27日、2009年になって最悪の大気汚染が発生した。汚染指数は中国の基準で「人類の居住に適さない」とされる129に達した。
同市環境保護局によると、主な汚染物質は窒素酸化物と微小粒子。
視界が1キロメートルになった場所もあり、航空便にも遅れが生じた。同市ではこのところ、大気の深刻な汚染が続いており、医療関係者によると喘息の発作を起こす患者が2割程度増加した。
広州市では2010年11月にアジア競技大会の開催が予定されており「大会中に深刻な大気汚染がでたら、どうするのか」との疑問も出ている。


水にしても・・臭かったのですが、
広東省の有力紙、広州日報によると、同省の珠江デルタ地域にある広州、仏山、深セン、東莞、珠海、江門、中山、恵州、肇慶の住民の4分の1が、水質汚染が恐くて水道水は飲用に使えないと考えている。

世界の工場群はフル稼働を続け、街には最新の車が溢れ、BMの最新7シリーズがバンバン走っています。爆進する中国。しかし、発展の影にあるこの深刻な環境汚染はもはや放置できない課題であると思います。


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2 コメント

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Unknown (はー様)
2010-02-24 21:04:20
どこかの国に似てますな。近い将来世界で一番のお金持ちになるでしょうね。ただ、人権の問題が気になるところではあります。
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Unknown (SEIDL-BORA)
2010-02-24 21:28:41
>はー様さん
いろいろな物を置き去りにしながらでも、猛進していますね。
近いうち世界ナンバーワンになるのも同感です。新年会のネタで、ここでは書けませんが(笑)人権問題は(いろいろ)確かに恐ろしいですね。あの感覚を理解しないと、反戦平和無抵抗日本は食われます・・。
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