トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

北米専用車

2007-01-19 01:37:00 | 日本未導入な日本車
2006年、北米での日本車(日本メーカーブランド車)の販売シェアは34.8%と、過去最高となりました。現地で見たり聞いたりする限り、2007年も日本車の勢いはとまらないと思われます。ただ、米国メーカー勢も、黙って指をくわえて見ているだけではなく巻き返しに躍起です。1月7日に開幕した北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)では北米最優秀車賞が発表されたのですが、乗用車部門では「カー・オブ・ザ・イヤー」にGMの「サターン・オーラ」、小型トラック部門の「トラック・オブ・ザ・イヤー」には同社の「シボレー・シルバラード」がそれぞれ選ばれました。GMが両賞を独占したのは初めて・・と米国自動車メーカーにとっては新年幸先の良いスタートになったようです。日本でも、このニュースが気になった方が多かったようで、何気に先週のYahoo!の急上昇検索ワードランキングで、「サターン・オーラ」が一番になっていました・・。私もオーラ?どんな車?って見てしまいましたもん(笑
まぁ、これはあくまで専門家による賞です。実際、北米ユーザーが購入の参考とするのは、J.D.パワー・アンド・アソシエイツ等の品質調査です。2006年初期品質調査(初期不良品発生率の低さ)では11カデゴリー中9カテゴリーで日本車が1位でした。2007年はどうなるでしょう?
また、日本車(日本メーカーブランド車)が売れるのはこうした初期品質やハイブリット車に加えて、北米消費者のニーズをつかみ、北米専用車を数多く投入していることです。以下たびたびご紹介しておりますが、北米専用車を・・。まずは、USオデッセイです。

写真ではサイズ感が出ませんが、デカイの一言です。全長5105mm×全幅1958mm×全高(ルーフレール付)1778mm、ホイールベースは3000mm。搭載エンジンはV6の3.5。馬力は255馬力と、デザイン、サイズ、エンジンとも日本のオデッセイとは、全く別物になっています。・・オデッセイも2005年だったと思いますが、初期品質のミニバン部門で1位になっています。

↑これも、デカイです。トヨタセコイア。エンジンはV8の4.6リッターです。これも、初期品質のラージSUV部門で1位になりました。ちなみに次の新型はトヨタの新エンジンV8の5.7リッタ=i新型タンドラに積まれている)を搭載という話が出ています。

↑日産のアルマダ(発音はアルメダに近い)。発売時はトヨタのV8より排気量の大きい5.6リッターでデビューしました。しかし、すかさず5.7リッターを出してくるあたりはさすがトヨタ・・。

コンパクトも抜け目なくカバーしています。これも以前ご紹介しましたが、トヨタのサイオンブランドです。日本のbB等も輸出しサイオンブランドで販売しておりますが、このように専用車も投入しています。反対に米国メーカーによる日本専用車・・ありえないなぁ(笑

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2 コメント

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Unknown (sola_papa)
2007-01-20 02:13:20
デッカイッですね!みんな。
でもなんか格好いいです。オデッセイはこれなら乗りたい気がします。このサイズこそミニバンですよね。日本のはセコバンですから・・。仕事ではエルグランドに乗ってますがこれにV8の出てくれれば文句ないのですが。フーガのやつ。日産は一応走りで勝負して欲しいです。5.6リッターのエルグランドとか出たら買うんですけどね。
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Unknown (SEIDL-BORA)
2007-01-20 14:49:09
そうですね。このサイズがフルサイズに対してのミニバンの正当サイズですね。それに、こちらのデザインの方がキープコンセプトなので、日本人受けいいと思います。
ミニバンは米国勢では、クライスラー(&ダッジ)の独壇場です。なので選択肢が少なく、日本勢のミニバンは評判いいです。オデッセイの他は、日産クエスト、トヨタのシエナ(ともに北米専用)とか・・。ただミニバンのイメージはあちらでは「主婦のお買い物車」なので、、、そうですね、おっしゃるように、エルとかアルの日本のゴージャスミニバンと言うコンセプトを持ち込み、エンジンは日産の5.6とトヨタは5.7積んだら流行るかもしれません。・・したら並行輸入で欲しいです。
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