cahors日記

美味しいものを求めて東へ西へ

青森 温泉とアートの旅10 蔦温泉旅館

2012-09-22 | 旅(国内)
八戸市を後にして、3日目の宿へ向かいます。



この日のお宿は、初日に立ち寄った

酸ヶ湯温泉のすぐ近くに位置する蔦温泉旅館

重厚感漂う木造の本館は大正7年の建築。



建物は古いですが、館内は清潔そのもの。

ピカピカに磨き上げられた床。



ブナの森に囲まれた、蔦温泉。




窓からは裏山の自然が臨めます。

トリカブトが綺麗に咲いていました。



夕食まで時間がたっぷりあるので

周辺を散策。。



こちらのアイドル的存在、たぬきのポンちゃん

雨が降るまではずっとここで

愛くるしい視線を投げていました。



相変わらず雨が降ったり止んだり。




広い敷地には池が点在し

周辺にもいくつもの沼がありました。




宿の全貌。




宿から直近の沼に行ってみたのですが

蚊の多さと、夕暮れ時ということで、その不気味さから

一瞬で走って戻ってきました(笑)。



ささ、お楽しみの温泉へ。




温泉に入れば入るほど、こだわってくるのが、その鮮度さ。

一般的な温泉は、源泉からお湯を引っ張ってきて

浴槽に流しているのですが。



こちらは、源泉の真上に浴槽を作っているのです!!!!!

浴槽の底には板が敷いてあって

よーく観察していると板と板の隙間から

ポコポコと水泡が浮き上がってます。

地熱によって温められた地下水を

直に肌で感じる喜び…。幸せーー。



素晴しいのはお湯だけではありません。

総ヒバ造りの高ーーい天井。

見上げるほどにため息が漏れます。



無色透明、無臭のお湯の温度は結構高め。

水を足注ぐことができる蛇口付近で温まりつつ

おば様たちと青森談義…。



温泉から上がったころには、また大雨。

しかし、よく降るなあ。



ロビー横の談義室には

薪ストウブや長靴がいっぱい。

連日の暑さで忘れてました、ここが豪雪地帯なことを。



待ちに待った、お部屋でいただくお夕食。

青森の幸がふんだんに使われてました。



これ、酒のつまみに最高♪

ホヤのこのわた“莫久来(ばくらい)”。

独特の風味がたまらんー。



食後はまた、温泉に入るつもりが

敷いていただいたフッカフカのお布団に横になったが最後。

そのまま爆睡で、翌日の朝食コールで目を覚ましました(笑)。



前日に続き、ほぼ12時間ぐっすり。



朝はお食事処で。

4日目はすっきりと気持ちの良いお天気♪



美味しい朝ごはんです。




朝風呂は貸切状態。

思い残しのないよう、じっくり浸かって

この宿を後にしました。

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