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クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

今年初の「ベルマーレ色の土日」~新年会など~

2007-01-29 00:04:47 | 湘南ベルマーレ(その他)
土曜夜には、EFS主催の新年会が平塚駅西口近くの「甘太郎」で開催された。
参加人数は60人前後。ほとんどの方が今年初対面。

12月、1月のクラブの戦力補強などがあり、日程も発表され、かつ秋に始まるFリーグのこともあり、明るい話題が多かったように思う。
A-LINE社製の青・黄緑半々のユニフォームについては、賛否両論となるのかな。
カッコいいけど、昨年の「青に染めよう」運動(最終戦ではクラブも呼びかけた)はどうなるんだ、クラブのファーストカラーは何、という意見も。
ユニフォームの色は今年はもはや変えられないとはいえ、色使いを今までと大きく変えた以上はクラブからそのコンセプト・経緯が出されてもいいのではないか、と思う。
黄緑なしの青一色はあまりに特色がないのも確か。
青・黄緑半々ではなく、青地に黄緑の太い縦ストライプを左胸にかかるように入れる、とかなら今のファーストカラー(青)を明確にしながらベルマーレの伝統・特色(黄緑)も出せるのではないか。といっても今年はもう遅いけど・・・・・

チーム(現場)は変わろうとしているが、そのためにはフロントやサポーターの意識も変わらないとね。
まずワンダーランドでどれだけ本気度を示せるか。また、平塚競技場の景色がどれだけ変わるか。
私も微力ながら今年やろうと思っていることは2,3あります。

木・金・土と3日連続で飲み会という厳しい週(しかも仕事もきつい週)のツケがまわり、土曜昼の将棋は久しぶりの全敗。
比較的土日の時間が空いている時期とはいえ、体調が整っている時に行かないとダメだな、と改めて実感。

そして日曜日は今年初のユース観戦。昨日の帰りが終電1本前だったこともあり、起きるのが予定よりも30分遅かったので、やむなく行きは高速を利用。
予定より開始時間は早かったが、その分終わる時間も早く、給料日後最初の日曜の夕方であるにもかかわらず「笑点」が見れる時間に帰宅。これはけっこう久しぶりだね。
でも、3連続飲み会+今週の仕事の疲れは今月一番で、このブログの記事を書いている間はけっこう疲れを感じていた。
昨シーズン中、土曜=トップチーム観戦、日曜=ユース観戦など、ということをよくやっていたが、今年はどれだけできるんだろうか。年齢とともに体力が落ちるのはやむなしだが・・・
今年は前の記事にあるとおり、いろいろ控えているので昨年ほどにはサッカーにお金を使えませんが、その範囲で頑張っていきたいと思います。

菅野監督との懇親会「湘南K'sクラブ」

2006-12-14 00:57:32 | 湘南ベルマーレ(その他)
13日夜19時から21時ごろまで、
「菅野監督と湘南のサッカーを語ろう『湘南K'sクラブ』」が開催された。
平塚商工会議所(平塚駅の南口から徒歩)の会議室で、
軽い立食形式(会費1,000円)で行われた。
※クラブ主催で、月曜日まで参加申し込みを受け付けていた。

私は前半30分・・・もとい19時半ごろから参加。
(試合以外で平日に平塚に行くことはまずないもんで)

参加者は50人前後だろうか。
6つのテーブルに分かれて、それぞれを菅野さんが順に回って
懇談していく、という形。
ちなみにアルコールもありました。ビールが主で、
「いいちこ」はなかったですが。
あと、古島GKコーチも参加して、菅野さんがいないテーブルを
回っていた。

それぞれのテーブルについている参加者からの質問に
監督が答えたり、監督自ら語り出したり。
いずれにせよ、語りだしたら止まらない。

ファン・サポーターと面とむきあって話をすることで、
監督としてもサポーター的な視点の話を聞きたかったんだろうし、
我々としても、一度は面とむきあって監督の思っていることを
知りたい、というのがお互いの思いとしてはあるであろうから、
まずはこういう会が開かれた、というのはいいことではないか、と思う。

ただ、特に監督の思っていること、考えのアピールは
この場だけで完結していいとは思わないので、
やはり、公式サイトで「ボイス」としてまとめてUpしてほしいところ。

あと、今回は、まず開催してみよう、という意図があったと思うけど、
これが今回限りではなくなることは願う。
次回の「K'sクラブ」も開いてほしいし、
そのときには、もっと深い(次の次元の話)ができたら、と思う。



今度こそ今年最後の平塚訪問。
21時42分の「ながら」車両(そういえば最近乗ってなかったな)で
帰ったのだが、その電車で思わぬ方々と遭遇したので
(といっても遭遇は実は2週間弱ぶりなのだが)
少し話をさせてもらった。
疲れているところお邪魔して悪かったね。
来年はもっといい年にしたいですね。


追伸:
12日に開催されたJリーグ合同トライアウトの参加名簿
(Jリーグ選手協会のサイトに記載あり)には
GK小林弘記の名前がなかった。湘南の他の6人は出ていたのに。
「あれ?」と思っていたのだが、
実は、監督によると「実は本人が申し込み忘れていたのだが、
なんとかトライアウト出られるようにした」とのことであった。

今季最後?の平塚での日々(12/2・3)

2006-12-09 22:02:25 | 湘南ベルマーレ(その他)
だいぶ遅くなってしまったが、この土日のことをUp。
記事というよりは日記かもしれないが。

2日(土曜日)の朝。
10時半開始のクラブカンファレンスの為、8時前に起きる。
そして伊勢原回りでクラカンの会場・総合体育館へ向かう。

予定を30分オーバーしたクラカンの後、
サポクラの招待券で招待していた友人(大学時代の同級生)と
5ゲートの前で合流。
クラカンと忘年会の為、平塚での合流・解散となってしまい恐縮だが、
遠方千葉県からよくきてくれたと思う。
友人と共に駅まで歩いて向かう途中で、
会社(実は日立系)の先輩(柏ファン)と遭遇するに至る。
駅前で同級生と1時間半ほどお茶&軽食、そして忘年会へ。

EFS主催の恒例の大忘年会は18時半開始で、
再度の時間延長の末 私は23時過ぎまでいた。
EFSが大人数を集めてくれるので、最近or普段 なかなか話さないor
話せない方とできるだけ話ができたら、と思っていたが、
実際 多くの方と話すことでできた。
ただ、最近は夜遅くまで平塚にいることが少なくなったので、
終電の時間を間違えて 結局タクシー代が3000円近くかかってしまった。


翌日、3日(日曜日)はサンライフガーデンでのシーズンクラブパーティー。
前日 朝早くから夜遅くまで外出して話して応援したことが響いてか、
朝少し寝坊してしまい 今度は平塚駅からタクシーを使う羽目になった。
13時からのところが13時20分到着。
15時近くまで殆ど飲み食いする時間がなく、選手、スタッフ、
サポーターと話してばかりだった。

・最終戦、ケガを乗り越えてようやくピッチに帰ってきた戸田。
5年間ありがとう。特に4年前の天皇杯のことは忘れない。
・昨年は「自分は何も出来ていない。悔しい」といろいろ語ってくれた悠介。
しかし今回はとても暗い顔で、何か聞いても生返事。
この対応や終盤での扱いをみている手前、
正直なところ彼が契約非更新ではなかったのは驚きだが、来年悠介はどこへ・・・
・フィジコのカルロスにも話しかける。
「Mais、Mais、Mais」とポルトガル語で私が言うと
「モット、モット、モット」と日本語に訳して応えてくれる、
予想通り実にノリのいい方。来年、もっとやっちゃってください。
・日曜未明に帰宅したら、ようやく「ベルマーレ12」の案内が着ていた。
古株の営業の2人に今回のベルマーレ12への移行の趣旨を聞く。
あの99年の当時から在籍しているフロントの方は今や
このお二人と広報の方だけになってしまった。
ベルマーレへの入り口をもっと広げたい(無料会員を新設)、
という意図からの今回の移行。
ワンダーランドとか、かきいれ時での今以上の懸命のアピールを頼みます。
・強化部長にも挨拶をする。
トップチームについては昨日の通りまだまだ苦言すべき点も多いが、
彼の気持ちがあって育成部門が(難点もあるが)充実の方向に向かっているのは確か。
・選手退場の際、コバに声をかけると「ありがとうございました」と両手で
握手してきてくれた。昨年の秋頃からそれまでの(性格面での)よさが
消えていたように感じるコバ。新天地では初心に帰って頑張ってほしい。

平塚の市街地に戻って、某広場で某アイドルのミニライブを見学。
観客も含めて独特なところがある。競技場では身近なところにいる彼女だが、
彼女のお仕事のシーンを見るのは2回目くらいだろうか。

その後、某ショップまで歩いていく途中で
某旅館のおかみさんを偶然発見。お話をするのは2年ぶり。
さらに偶然にも旅館には翌日のセレクション受験者もいて話が弾んだ。
翌日、彼はどこまで進めたのだろう。
どこかでプロとしてサッカーができたらいいな、と祈るばかり。
某ショップでも1時間半ばかし長居をして話し込み、
平塚を発ったのは19時半ごろだった。
(月初の決算で忙しい時期に連日で遅くまで出歩いていたことも響いて、
この週は疲れがたまってUpが遅くなってしまった・・・ちょっと言い訳)

もうこれが今年最後の平塚、と思っていたら
13日の水曜日に湘南K'sクラブ開催とのこと。
せっかくの機会ですから、ノー残業でなんとか駆けつけたいね。

12/2 第8回クラブカンファレンス その2(強化以外について)

2006-12-09 18:49:06 | 湘南ベルマーレ(その他)
柏戦(12/2)の開始前、10:30~12:30に予定を30分オーバーして行われた
第8回ベルマーレクラブカンファレンスについて。
ここでは、強化の部分以外についての社長の説明、発言についてUpします。


(1)クラブハウスについて
・市のご厚意で、管理棟の右側をシャワー室も含めて、
 そして体育館の控え室も使わせてもらっている。
・公園造成の余剰金で、12月末までにはプレハブの建物が
 管理棟の傍にできる予定で、使用可否について市と協議したい。
・中堂の現社屋(プレハブ)の敷地は契約上は2年しか借りれない。
 先方(貸主)の事業の都合もある。
・よって、2年後にはクラブハウスが必要になる。
 請願に基づいて、公園内に市に建てていただくか
 ベルマーレが敷地を長期借用して建てるか、のいずれかが必要。
 いずれにせよ、建てる際は、市民・サポーターの方が
 利用できるスペース(カフェ、接骨院の類)は設けたい。
・実は、請願には拘束力がない。
 ただ、圧倒的多数で可決されたのは大きい。
 これから先は、市というよりは市長の判断に委ねられると思う。
・皆さんの協力があって、ここまでこれたと思っている。感謝する。

(2)クラブのあり方について
・市民クラブでは限界、責任企業があるべきでは、という意見を頂く。
 市民クラブというのは何か。
 少なくとも親会社がないクラブ、ということではないと思う。
・個人的には浦和レッズが理想的な市民クラブではないかと思う。
 確かに親会社はもっているが、10年経って親会社による損失補填を
 受けなくてもクラブ運営ができるようになった。
 今は平塚市が筆頭株主だが、平塚市の予算規模では平塚市にできることが
 限られてしまうのも確かである。
・親会社等による「後ろ盾」は必要。
 特に選手の立場からみた場合、「つぶれないんだ」「頑張れば年俸が上がる」
 「先行投資ができる」という安心感は必要であると思う。
・今季の収支は大幅なアカの見通し。
 そして運営予算が自分たちよりも下の水戸、愛媛よりも下の成績であるのは
 ありえないし、情けないと思っている。
・来季へ向けて、大口株主・スポンサーの方との連携は強化したい。
 連携のあり方については、皆さんにも諮りながら考えたい。

(3)日系ベルマーレについて
・選手に厳しさを植え付けたい。
(昨年ユースから誰も昇格させなかったのは、厳しさが足りなかったからとのこと)
 そして、マニュアル化された今ではあるが、
 サッカーはもっとシンプルなものである、ということを追求したいがゆえに
 海外でベルマーレの選手を鍛錬する場がほしかった。
・オサスナと提携しているので、当初はスペインでのチーム設立を考えたが
 スペインでは1部・2部リーグ以外では外国人選手が出場できない為に断念。
・ついで、候補にあげたのがクロアチアとパラグアイ。
 その中で、現地のサクラグループの協力、7,000人もの日系人の祖国への思いから、
 パラグアイでのチーム設立(しかも故郷日本のチーム名を冠した)が可能になった。
・チーム名に「ベルマーレ」と入っているが、当社のおカネは使っていない。
・来春にユースチームを遠征させる。治安や病院の心配があがったが、
 アスンシオンは両方とも問題ない。普通に日本語が通じる病院もある。
・唯一の難点は、距離があまりにも遠いこと。

(4)その他
・クラブカンファレンスについては、公開の意見が多いならば、
 質問の受け付け方、回答も公開を前提としたものにした上で、という
 条件で検討したい。
・監督、強化部長等の声、考えをサイト上か懇親会等においてか
 いずれかで もっと皆さんにわかるようにしたい。
 12/15の今季最終練習日の前後に、監督の意向もあって懇親会の開催を予定。
・野次対策を求める意見をいただいた。
 あまりにひどい野次を放つ方は特定できているが、
 だからといって排除するのが必ずしもいいこととは思わない。
 理由をつけて排除するのは簡単だが、そういう文化にはしたくないし
 そういう前例をつくることで、後に悪影響がでかねない。


監督との懇親会については、後日クラブから13日夜に
懇親会開催という案内がでた。
15日は、クラブW杯の5位決定戦と重なるから避けたのかな?
(オークランドシティには失礼だが、テルがこれに出場する可能性がある)
クラブのあり方については、皆さんの意見を求めたい、とのことだったので、
来年の春のクラカンの時にでも、今回の強化についての質疑と同じくらいの
討議ができたら、と思う。

12/2 第8回クラブカンファレンス その1(強化について)

2006-12-09 17:15:43 | 湘南ベルマーレ(その他)
柏戦(12/2)の開始前、10:30~12:30に予定を30分オーバーして行われた
第8回ベルマーレクラブカンファレンスについて。
いざ、メモを素に文章化していくと、思った以上のボリュームになってしまった。
かつ、Upが大変遅くなり恐縮である。

終盤では会議室の後方が立ち席で一杯になるなど、恐らくは過去一番の盛況。
まずは、強化に関する部分から。
それ以外(日系ベルマーレなど)は後日記します。



なお、クラカンの議事録公開を求める意見に対して、真壁社長から
「今のこの場での話は文面に残す前提で行っていない。
 議事録公開を求める意見が強ければ、それを前提とした話の内容に変える」
と席上で回答があった。
真壁社長の主張ももっともなところがあり、
確かに今のクラカンでは「ここだけの話」というものがいくつかある。
(前回なら、増資の話。クラカンの時点では払込まで完了していなかった為
公表するわけにはいかなかった。今回ならこのオフの選手補強の具体的ターゲット)
過去のことは、概ね(醜くならない範囲で)公開してもいいだろう。
未来のことは、自分たちクラブ内だけで解決する話なら、公開してもいいのだろうけど
相手のあることだと、未来のことはなかなか公開しづらい(特にWeb上)のは否めない。
(万一それがかなわなかったらその相手の方に迷惑がかかる可能性もある)

できるだけ多くの方にクラカンの内容を(要旨どまりではあるが)伝えられたらという思いと、
その一方で「これはWEB上に出さないほうがいいだろう」という思いとの狭間に立って、
前述の基準に従ってここに記します。


大倉強化部長は11時頃からの登場。
自らの希望でカンファレンスに出てくることにしたそうだ。
それまでに真壁社長が大倉強化部長について以下の趣旨で説明・発言。

・大倉は続投させる。
 当初から3年契約でもあり、他クラブをみてもそう変わる地位ではない。
 例えば、千葉の祖母井強化部長(=オシムを連れてきた)は10年契約だった。
 また、育成はカネの力による差が比較的少ない分野だが、
 その分野では、チョウ監督とのコンビで、うまく行きだしている。
・GM制導入を求める意見を頂くが、GM制を敷こうにもそれだけのカネがない。
 優秀なGMは現在数少なく、引っ張りだこである為。
・但し、今季の反省はしっかりと行って来季に活かす。
・大倉はハートが熱い人間。彼のハートの熱さがあったから、
 育成部門でチョウ監督、西村コーチらの優秀なスタッフを招聘できた。
・しかし、選手はハートの熱さだけで動かせるわけではない。
 最後はカネの力による差で他クラブに負けてしまうことが多い。
 但し、加藤望が金額面では湘南が一番下の条件だったにもかかわらず
 きてくれたりと、カネとは別のつながりで優秀な選手を呼べることもある。
 彼の獲得候補リストはいい。実際そのリスト上にあったDF3人は他クラブで活躍中。
 しかし、特にセンターラインの優秀な選手を実際に獲得するのは今の湘南の力では難しい。



11時過ぎから大倉智強化部長が登場。
セレッソでの強化業務を経て
04年10月からベルマーレの強化部長に就いている。
なお、社長によると3年契約とのこと。

大倉強化部長の説明が始まる前に、選手にも随時見せているという、
今年の6試合から攻守の好場面を纏めたビデオが20分弱放映された。
ただ、好場面だけを集めてみてもシュート(特にミドルレンジから)は
なかなか枠をとらえていない。

そして、大倉強化部長の以下の趣旨の説明・発言。
なお、事前質問を受け付けてはいたが、
強化に関する質問があまりに多いので、
個別の質疑応答ではなく、一連の説明の流れの中で
極力回答するようにしていることをご了承願いたい、とのこと。

(1)2005年について
・技術レベルを上げるため、加藤望、佐藤悠介を招聘。
・10年後、2015年を見据えたビジョンづくりへの着手。
 今は2010年までは日系ベルマーレのことやユースからの昇格も含めて考えられるようになった。
 まずは育成部門の充実。将来的にはスタメンの半数をユース出身にしたい。
 そして産能大との提携への着手。U-19~U-21のアマチュアチームをつくりたかった。
 サッカースクールも200人増の700人になった。
・目指すサッカー、理念の確立。
「常にゴールを目指し、攻守の切り替えの速いアグレッシブなサッカー」
・選手に伝えた6項目。
 「自己実現の為のビジョンをもつ」「100%の集中で練習を」「強い心技体」
 「明るく元気で」「ファン・サポーターに温かく」
 (※もう1項目は、大変申し訳ないがメモし損なった)・
・結果は出なかったが、チームづくりの継続が必要と痛感。
※バイエルン(セレッソと提携していた)のへーネス氏の言葉
「チームは生き物、負け方が重要」という言葉に感銘を受ける。


(2)2006年、そして来季へ向けて
・フィジカルの強化のため、ブラジルに赴いてカルロスフィジカルコーチを発見して招聘。
 カルロスは来年も在籍。 
・2006年シーズンオフのの補強ポイントは両SB、守備的MF、CBのリーダー、ストライカー。
 但し、当初の選手獲得リストのメンバーから考えると50%の満足度。
・毎日の出来事を日記に書いて検証しているが、監督交代が一番大きな出来事であった。
・失点を抑えないといけない。流れが悪い時にどう取り戻すか。来季へ向けてこの2点が大きな課題。
・戦うためには、日々、身の回りのことからよくしていかないといけない。
・ユースの猪狩のように、最後まで常に相手に挑んでいく姿勢が大事。
・来季はスカウトの強化にも取り組む。また、セレクションには260名が応募してくれた。
・外国人FWを4人獲得したがいずれも失敗した。カネのこともあり、難しいことでもある。
 外国人FWでは「全員攻撃・全員守備」の守備面にフィットしづらくもあり、
 来季は日本人FW中心で考えている。
・今季はスタメン編成で梅田を第一の軸に考えていたが、相次ぐ負傷で離脱したのが痛かった。
 梅田は来年4月には100%の状態で戻ってくる予定。
・来季へ向けての新戦力として、大卒のCBと大卒のGK、そして左SBの加入が内定。
 (12月4日に発表された)
 ただし右SBが課題のまま残りそう。
・相手にDFとMFの間のスペースを使われての攻撃を数多く許しており、中盤の再構成が必要。
 また、中盤で速い選手を獲得したい。

 
(3)質疑応答(その場の口頭での質問とそれへの回答)
Q:
今シーズンをみていてフィジカル強化が必要と感じたが、
その割にはオフが始まるのが(12/16からオフ)早くないか?熱いものを感じない。
A:
・Jの統一契約書では2週間の完全オフが義務付けられている為。1/10開始。
・オフ期間向けにカルロスが選手個別のフィジカルメニューを作成している。
・チームの始動は開幕8週間前の1/10。15日から10日間キャンプを行う。
 2月には8~10試合の練習試合を行いたい。
・どこにピークをもっていくかが問題。今季は開幕がピークだったが、
 果たしてこれでよかったか、検討の余地はあるかもしれない。
Q:
今季は8連敗、6戦勝ち無しがあり、そして現在も7戦勝ち無し。
特に8連敗の原因をどのように考えているか?
A:
・振り返って分析すると、8連敗の3連敗目となった試合(5/27・対東京V)で
選手各自から「自分でこの状況を変えていこう」という気概が感じられなかったのが
一番の原因であると考える。
監督の言うことだけをこなしていこう、というように感じた。
・そして選手をシステムにあてはめすぎたのも原因の一つに挙げられるし、
 メンタル的な問題も挙げられる。
・苦境を打開していくには、日々の練習しかない。
 また、パラグアイの選手のように、常にアグレッシブに球際へたちむかう姿勢を
 持ち続けたい。
・勝利の方程式は容易なものではないかもしれないが、追い求めていく。
Q:
先ほど、チームとしてピークは?という話があったが、
選手個々の調子、ピークが皆同じ時期でいいのだろうか?
A:
・あくまでチームとしてのピークを3/3の開幕戦にする方向、ということであって
 選手個々すべてがその通りである必要がある、とまでは必ずしも考えていない。
Q:
ホームゲームで勝てていないが、
それはチームのホームゲームへの意識が弱いからでは?
A:
今、ホームゲームへの意識をより強くする為に、
ホームゲームの勝利給を増やすなど(今はホーム・アウェイ関係なく同一)
対策は考えているところである。
Q:
昨年、今年と第1・第2クールではある程度勝ててはいるが、
第3クールではなかなか勝てなくなっている。
戦術が読まれると勝てなくなっている、ということではないのか?
A:
・確かに第3クールは鬼門である。戦術の問題もあるかもしれないし、
 体調の問題もあるかもしれない。
・1クール(12試合)単位で目標設定をしていくのがいいか、
 4試合単位が目標設定をしていくのがいいのかは、
 特に勝利給の設定方法などの面から検討の余地がある。
Q:
今はスカウトがいないとのことだが、
強化部長自らベルマーレ以外の試合をどれだけ見ているのか?
A:
・数を挙げるのは難しいが、ベルマーレの試合の合間を見ながら
 大学サッカーを一番よくみている(土曜西が丘、日曜アウェイなど)。 
・来季はテレビ放映権の関係で日曜のJの試合が増える方向なので、
 Jの試合ももっと見れると思う。
・また、来季は強化部の人間を1人増やす。
Q:
愛媛戦の時に「強化部長不信任案提出」という横断幕が出た。
昨年、大量解雇がありながら今年の成績がこの有様であることへの
抗議の意味が込められていると思う。
このことを肝に銘じて頑張ってほしい。
A:
・その横断幕は見ているし、その気持ちは理解している。
 ただ、解雇ではなく「契約満了」であること、そして
 去年の契約満了選手の中には環境が変われば活躍できるであろうという選手が
 少なくとも2人はいたことを理解してほしい。
・サポーターの皆さんには、温かく、厳しく、選手に接してほしい。


残念だったのは、大倉強化部長を激しく糾弾する横断幕やゲートフラッグを
出しながらも、
このカンファレンスに参加すらしなかったり
(それでいて試合後にまた別の糾弾のアピールはしている)
参加はしても強化部長に自らそのアピールに至った思いを伝えなかったり。
自らの糾弾もあって今回の強化部長の出席・説明に至ったかもしれないのに、
それに対して面と向かって何もできないようでは
ただの嫌がらせなのか、と、
その方々の行動に対してより不信感を覚えざるを得ない。

大倉強化部長からの説明、そして質疑応答で50分前後の時間がかかった。
これだけでは語りつくせないこともあるだろうが、
これまでの概略と今季への反省、そしてそれをもとに来季への準備、
という姿勢は伝わってきたのは確かだ。

カンファレンスの他の部分については、後でまたUpします。

12/2(土)10:30~12:00 クラブカンファレンスについて

2006-12-01 00:34:43 | 湘南ベルマーレ(その他)
まずはこの話。
柏戦(14時開始)の前、10:30~12:00に第8回クラブカンファレンスが
総合体育館(競技場と同じく、総合公園の中)のA会議室で開催される。

昨日の未明に、メールで事前質問をクラブ宛に送信した。

内容は、
1.チームづくり全般について
「8連敗の原因は何だったのか?」
「今のベルマーレにとってホームゲームとはどういう位置づけなのか?」
「実際に現場に対してマニフェストを提示しているのか?」
2.守備について
「失点の多い原因をどのように考えているか?」
3.選手獲得について
「外国人FWで毎回失敗している原因をクラブはどのように考えているか?」
「ベテラン選手(特に守備的な選手)について」

実際にはもっといろいろ書いているが、
これをみるだけではわかりづらいかも。


このクラブには、もはやスタッフ、強化部長に「辞めろ」とか
言っている余裕すらない。(時間もなければ後任が来る保証もない)
むしろ、スタッフや強化部長に
「これまでの反省をもとにこれからやってほしいこと」を
提示する場となれば、と思う。

恐らく、クラブ(というより社長)側はフットサルの全国リーグ参入や
日系ベルマーレ、そして馬入移転の結果・経過報告とかを ほおっておけば
強化の話そっちのけで話し続けそうだが、
シーズンチケットやサポーターズクラブの販売・募集を行う時期でもあるし、
一番の商品である選手やサッカーのことをまずはキチンと話すべきだろう。
今シーズンは過去最悪のシーズンになったしまった感すらあるが、
来季に向けて、希望のもてるように(そして試合後気分よくお酒が飲める)
今回のカンファレンスを終えたいところである。

基礎データその2・ 2006 ベルマーレ星取状況・得点状況

2006-11-23 01:42:28 | 湘南ベルマーレ(その他)
23日が仙台で試合なのは承知だが、
以下に49節までの星取状況・得点状況を記す。
この記事ではあくまで現況分析どまりになってしまうが。

H=ホーム、A=アウェイ。
節目の後などには
(勝-分-負、勝点、勝点獲得率、順位、得-失)及び
その時点での3位、5位チームの勝点とそれらとの勝点差を記す。

得点者はスコアの後の[]の中に略号で記載。略号は以下の通り。
Y=横山、I=石原、S=佐藤、A=アジエル、K=加藤、
F=横山・石原以外のFW、O=前述の選手以外による得点

(第1クール(1~13節))
( 1)A △1-1柏   [F]
( 2)H ○2-0東京V [YY]
( 3)A ×0-3水戸  
( 4)H ○1-0仙台  [Y]
( 5) 試合無し
( 6)H ×0-1鳥栖  
( 7)A △1-1徳島  [A]
( 8)H △1-1山形  [A]
( 9)A ×1-4札幌  [F]
(10)H ○4-3草津  [OKSF]
(11)A ○2-1愛媛  [OA]
(12)A ×0-2横浜FC 
(13)H ○2-0神戸  [OK]
※この時点で(5-3-4、18、50.0%、5位、15-17)

(第2クール(14~26節))
(14)A △2-2仙台  [YK]
(15)H ○5-0徳島  [OYYAK]
※この時点で(6-4-4、22、52.4%、4位、22-19)
 3位仙台が26(4差)、5位東Vが22(同勝点)
(16)A ×1-2山形  [O]
(17)H ×1-3水戸  [K]
(18)A ×0-2東京V 
(19)A ×0-1神戸  
(20)H ×1-3愛媛  [I]
(21)A ×0-2鳥栖  
(22)H ×0-2横浜FC 
(23)H ×1-2柏   [Y]
※この時点で(6-4-12、22、33.3%、10位、26-36)
 3位仙台が38(16差)、5位東Vが31(9差)
(24) 試合無し
(25)H ○2-1札幌  [II]
(26)A △2-2草津  [FY]
※この時点で(7-5-12、26、36.1%、10位、30-39)
 第2クールは(2-2-8、8、22.2%、-、15-22)

(第3クール(27~39節))
(27)A ×2-3水戸  [SI]
(28)H ○1-0山形  [I]
(29)A △1-1横浜FC [O]
(30)H ×0-3仙台  
(31)A ○5-1札幌  [ASSII]
(32) 試合無し
(33)H ○3-0東京V [OAS]
(34)A ×1-2徳島 [F]
(35)A ○2-1愛媛 [SO]
(36)H ○2-1草津 [AO]
※この時点で(12-6-15、42、42.4%、9位、47-51)
 25節~では(6-2-3、20、60.6%、-、21-15)
 3位横Cが63(21差)、5位東Vが49(7差)
(37)A ×0-4柏 
(38)H ×1-2鳥栖 [Y]
(39)H △2-2神戸 [SF]
※この時点で(12-7-17、43、39.8%、9位、50-59)
 第3クールは(5-2-5、17、47.2%、-、20-20)

(第4クール(40~52節))
(40)A △1-1山形 [A]
(41)H ×1-6札幌 [I]
(42)A △0-0草津 
※この時点で(12-9-18、45、38.5%、9位、52-66)
 3位横Cが73、5位札幌が58(3位絶望、5位も望み薄)
(43)H ○1-0水戸 [F]
(44)H ×2-4徳島 [AF]
(45)A ×1-3東京V [I]
(46)H ×0-1横浜FC 
(47) 試合無し
(48)A ×1-2鳥栖 [Y]
(49)H ×0-2愛媛
※この時点で(13-9-23、48、35.6%、11位、57-78)
(50)A  vs仙台
(51)A  vs神戸
(52)H  vs柏 


(星取状況について)
・15節までの14試合はいい感じだった。25~36節の11試合もいい。
 それだけに、16~23節の8連敗と37~42節の6戦勝ち無しが悔やまれる。
・今年は3度も勝てない時期があった。
 16~23節の8連敗(A)、37~42節の6戦勝ち無し(B)、44~49節の5連敗(C)。
 8連敗(A)の原因を的確にとらえて対策できていたら、あとの2つはなかったのでは?
・Aの時は17失点(2.13/試合)、Bの時は15失点(2.50/試合)、
 Cの時は12失点(2.40/試合)といずれも今季の平均失点(1.73/試合)を大きく上回る。
 得点もそれぞれAの時が4(0.50/試合)、Bの時が5(0.83/試合)、Cの時が5(1.00/試合)と
 先の2つは今季の平均(1.27/試合)を大きく下回る。
 守備の建て直しが先か、攻撃の再構築が先か・・・
・A、B、Cいずれもホームゲームを3、4試合含んでいる。
 特にAの時は水戸戦、愛媛戦、Bの時は鳥栖戦で連敗を阻止できたのでは、
 いやなんとか阻止すべきだったのでは、と改めて思う。


(得点者について)
・悠介は8連敗(16~23節)中と5連敗(44~48節)中はいずれも無得点。
 6戦勝ち無し(37~42節)の時も1点だけ。
・アジエルの得点は16節から30節まで2ヵ月半なし。
・現在のところ、望の最後の得点は17節。
・石原の最初の得点は25節。
・横山の得点時期は比較的ばらつきあるが、6月以降は単発だともいえる。
・石原、横山以外のFWがあまりに点がとれていない。
 1~10節でファビオが3点、26節で梅田が1点、34節でフラビオが1点、
 39~44節で永里が3点と得点時期まで綺麗にわかれている。
 というか、分かれすぎ。しかも低いレベルで・・・

基礎データその1・ 2000~2006 ベルマーレ勝敗状況等各種数値

2006-11-22 01:46:13 | 湘南ベルマーレ(その他)
クラブカンファレンスでの事前質問にあたって、
ここではここまでの7シーズンの基礎数値を纏めてみた。
一見、数字の羅列だが、ここからいろんなことを読み取っていただければ。


記載内容は
・年 監督/コーチ/GKコーチ/フィジカルコーチの順。
(不在の場合は「-」。登録上コーチでも実質アシスタントコーチの方は除く)
あとはシーズン合計・ホーム(H)・アウェイ(A)の各成績。
・勝ち点数の後の()は勝ち点獲得率(全勝なら100%。1勝1分1敗なら44.4%)
・得点は多いほうが順位が上、失点は少ないほうが順位が上。
・チーム最多得点者とその得点、最多でなくても二桁得点者は全員記載。
・3位のチームの勝点数は、(今の)J1昇格圏内の数値を示す。
・その後に記しているチーム名と勝点数は、
 勝ち点獲得「5割」以上のチームで一番勝ち点が少ないもの。
・2004年4月の就任時に真壁社長が掲げた「マニフェスト730」では
「勝ち点数の対前年15%以上Up」だけでなく
「(ホームゲーム)平均入場者数6,000人以上」が掲げられているので、
入場者数についても記している。


2000年 加藤久/手塚聡・高瀬敬士朗/川俣則幸/- 
計:15勝-1分-24敗 43/120勝点(35.8%)
  ※3位大分は81勝点(67.5%)。4位大宮が68勝点(56.7%)
  8/11位 59得(5位)-71失(10位) 松原(12点)・前園(11点)
H:8勝-0分-12敗 23/60勝点(38.3%)
A:7勝-1分-12敗 20/60勝点(33.3%)
総入場者数99,362人(4,968人/試合)は4/11位
(6,000人以上/試合は札幌、仙台、浦和)


2001年 田中孝司/手塚聡/松井清隆/土斐崎浩一  
計:20勝-4分-20敗 60/132勝点(45.4%)
  ※3位山形は80勝点(60.6%)。6位大分が78勝点(59.1%)
  8/12位 64得(7位)-61失(8位) 栗原・高田(17点)
H:11勝-3分-8敗 32/66勝点(48.5%)
A:9勝-1分-12敗 28/66勝点(42.4%)
総入場者数90,472人(4,112人/試合)は5/12位
(6,000人以上/試合は仙台、新潟、大分)


2002年 田中孝司/山田松市・手塚聡/松井清隆/土斐崎浩一
計:16勝-16分-12敗 64/132勝点(48.5%)
  ※3位新潟は82勝点(62.1%)。4位川崎が80勝点(60.6%)
  5/12位 46得(8位)-43失(3位) 高田(9点) 
H:9勝-8分-5敗 35/66勝点(53.0%)
A:7勝-8分-7敗 29/66勝点(43.9%)
総入場者数100,125人(4,551人/試合)は8/12位
(6,000人以上/試合は新潟、C大阪、福岡、大分)


2003年 サミア→山田松市/山田松市→堀孝史/松井清隆/森田昌宏
計:11勝-11分-22敗 44/132勝点(33.3%) 
  ※3位川崎は85勝点(64.4%)。5位甲府が69勝点(52.3%)
  10/12位 33得(12位)-53失(6位) 戸田(5点) 
H:8勝-5分-9敗 29/66勝点(43.9%)
A:3勝-6分-13敗 15/66勝点(22.7%)
総入場者数104,085人(4,731人/試合)は8/12位
(6,000人以上/試合は札幌、川崎、新潟、広島、福岡)


2004年 山田松市→(望月達也)→上田栄治/望月達也・堀孝史/浜口和義/-
計:7勝-15分-22敗 36/132勝点(27.3%) 
  ※3位福岡は76勝点(57.6%)。5位京都が69勝点(52.3%)
  10/12位 39得(9位)-64失(10位) 柿本(10点) 
H:5勝-8分-9敗 23/66勝点(34.8%)
A:2勝-7分-13敗 13/66勝点(19.7%)
総入場者数103,208人(4,691人/試合)は9/12位
(6,000人以上/試合は札幌、仙台、山形、大宮、川崎、甲府、京都、福岡)


2005年 上田栄治/菅野将晃・望月達也/古島清人/-
計:13勝-15分-16敗 54/132勝点(40.9%) 
  ※3位甲府は69勝点(52.3%)。4位仙台が68勝点(51.5%)
  7/12位 46得(10位)-59失(7位) 柿本(15点) 
H:9勝-7分-8敗 34/66勝点(51.5%)
A:4勝-8分-8敗 20/66勝点(30.3%)
126,416人(5,746人/試合)は9/12位
総入場者数130,644人(5,938人/試合)は8/12位
(6,000人以上/試合は札幌、仙台、甲府、京都、福岡、鳥栖)


2006年 ※第49節終了(45試合消化)段階
上田栄治→菅野将晃/菅野将晃・高田哲也/古島清人/カルロス
計:13勝-9分-23敗 48/135勝点(35.6%) 
  ※3位神戸は84勝点(62.2%)。6位東京Vが69勝点(51.1%)
  11/13位 46得(8位)-59失(11位) 佐藤・アジエル・石原(9点) 
H:10勝-2分-11敗 32/69勝点(46.4%) 
A:3勝-7分-12敗 16/66勝点(24.2%)
総入場者数119,062人(5,177人/試合)は7/13位
(6,000人以上/試合は札幌、仙台、柏、神戸、鳥栖)


(上記からいえる事象)
・そもそも、コーチが揃っていないシーズンが多い。
 監督・コーチ2人・GKコーチ・フィジカルコーチが揃ったのは1年半だけ。
・湘南の場合、順位は得点数よりも失点数にかかっている傾向にある。
 2002年・3年の失点数(の少なさ)は山田松市+チャカ・白井ら によるもの。
・年間を通して得点があった、といえるシーズンは2000年だけ。
 他のシーズンの得点数はいずれもリーグ下位である。
・外国人最多得点はアジエルだが彼はMF。外国人FWは誰1人成功していない。
 一方で移籍加入の日本人FWは3人が年間二桁得点を記録。
・J2全体としては入場者数は増加傾向(但し今年は低下)。
 実は元J1チームで6,000人以上/試合を達成できていないのは2001~2年の川崎、
 2006年の東京V、そして2000~2006年の湘南だけである。
・2000~2002年は「わずかに5割を超えた」チームがなく、
 上位とそれ以外との差があまりにも大きかった、といえる。
 2003年以降は5割台~5割前後がダンゴになりつつある。
 
などなど・・・

(上記から導きえる、成績目標)
(1)ホームゲームで半分勝った年はわずか2001年のみ。(今年はもう不可能)
  ホームでの勝ち点獲得率50%以上達成も2回だけ。(これも今年は不可能)
  まずはホームゲームで半分以上勝つこと。そして勝ち点獲得率60%以上を。
  これなくして順位Upも入場者数Upも望めないだろう。
(2)ここ4年、アウェイで勝てなくなった。いくらなんでも、
  せめて2001・2年のように、アウェイでも1/3は勝って勝ち点も40%は獲得したい。
(3)上記(1)+(2)で勝ち点獲得率は50%を超える。
  勝ち点獲得率50%台でも2004年、2005年のように入替戦に出れる年はある。
(参考)第3クール終了時…2004年福岡:52勝点(52.5%)、2005年甲府:49勝点(49.5%))
 「5割」のラインを第3クールまでキープできれば年によっては入替戦の可能性はある、
  ということだが、湘南が第3クール終了時で「5割」キープできたことは一度もない。
(4)無闇に「昇格」という言葉を目標に使うより、パ・リーグのプレーオフ争いではないけど
 「(勝ち点獲得)5割をキープしながら入替戦を目指す」のほうが現実的のように思える。
 それに5割を確保できれば、よほどのことがなければ順位も半分より上となる。
 もちろん理想は勝ち点獲得率60%以上での昇格争いだが、
 今の湘南が即目標とすべき数値には思えない。

明日にでも、今シーズンの戦いぶりを星取状況から纏めてみたい。

千羽鶴 ~今こそひとつになって動けないか~

2006-11-19 23:28:49 | 湘南ベルマーレ(その他)
愛媛戦の前に、梅屋で開催中の「がんばれベルマーレ展」を
訪れた。
試合開始2時間前に訪れたが残念ながら人はまばら・・・
展示物は
・今季の写真のパネル(但し一部のアウェイゲームのものはなし)
・天皇杯優勝の時など過去の写真パネル・トロフィーなど
・歴代のユニフォーム
・ヒデのデザインのジュニアユースユニフォーム
そして
2007年シーズンへ向けて千羽鶴を皆で折ろう、という企画もあった。

私が梅屋を訪れた一番の理由は千羽鶴である。
今シーズンのベルマーレに一番足りないのは
「皆の気持ちをひとつにして示す」ということだと思ったから。
私は見かけどおり手先が器用でもないし折り紙なんていつ以来?
という感じではあったが、この際やってみようと。
受付の方に教えてもらいながらなんとか折り鶴をつくりあげた。

聞くと、いつ(今年はおろか来年でも)チームに渡せるかも
まだ決まっていないとのこと。
本来なら柏戦の試合終了後に来シーズンへの思いを込めて
チームに手渡ししたいところだろうが、
いろいろイベントがあって不可能とのこと。
とはいえ千羽鶴を手渡すのってせいぜい1,2分の話でしょう?
それすら不可能とするのはクラブ側のやる気・皆の気持ちを
受け取ろうとする熱意を大いに疑うね。
そして愛媛戦の時の競技場内で千羽鶴を
募ってもよかったのではないか?
ほんとにどうかしてるよ、今のクラブは。

そしてこの千羽鶴は、現在のところこのベルマーレ展でしか
募られていない。
そしてこの千羽鶴の企画に、少なくとも平塚市内の
あちこちがもっと積極的にのっかってきてもらえないものだろうか。

今回に限らず、ベルマーレや平塚というところは
ヨコの連携があまりいいと思えない。
サポーターもそう。
愛媛戦の試合前・試合後に、とあるサポーターが
「強化部長不信任案提出」という横断幕を出した。
また別のサポーターは試合前の別の時間に
「凶化ではなく強化」というゲーフラを出していた。
この2つは同時に並んで掲出されることはなかったが
どうせ出すなら同時に出せばいいのではないか?
そのほうが効果あるでしょう?
(ゲーフラ掲出人にはこの旨は口頭で伝えたが)


なお、私はクラブに「クラブカンファレンスへの
大倉強化部長への出席」をメールでお願いしている。
私は、辞める辞めさせる以前にまずは説明だろ、と思っている。
説明を聞いて、あまりに不可解すぎるなら次の行動だ、と。
(今のところ可否の旨の返信は頂いていない)
望むこと自体がサポーター間で若干違うのはやむを得ないと思うが
(とにかく辞めろ、と思う方と違いがある、ということ)
私と同じような考えを持ってらっしゃる方は
クラブにメールされてはいかがだろうか。


さて、柏戦では、チームが「BLUE HEAVEN」企画を打ち出した。
EFSも愛媛戦の試合前などで「柏戦ではブルーに染めよう」と
呼びかけていた。
柏戦で、一致団結してスタジアム(除く6ゲート)が青く染まることを願う。
私もやれることはやるが。

まずはいい意味で「普通のクラブ」になってくれ

2006-11-14 22:47:09 | 湘南ベルマーレ(その他)
今日になっても、クラブから「シーズンクラブ」更新の案内が届かない。
来月3日(柏戦の翌日)昼に開催される「シーズンクラブ感謝の集い」の
案内が往復はがき(返信は出席可否連絡用)で送られてきたが、
確か例年は「シーズンクラブ更新の案内」の大きな封筒の中に
シーズンクラブ感謝の集いの案内も同封されているもの。
わざわざ別途往復はがきを発送することで経費がムダにかかる。
いくらなんでもシーズンクラブ会員は1,000人前後はいるだろうし、
ある年度の決算では利益15万円という年もあったということを思うと
このムダは避けるべきだったのではないか、
もっと早くシーズンクラブ更新の準備をすべきだったのでは、と思う。

いくらなんでも残る2つとなったホームゲームの1つ・愛媛戦の前には
案内は来るだろうが
(クラブ側が最終戦に間に合えばいいという発想ではないことを切に祈る。
今回の最終戦の相手は柏。試合前後の時間で多数を捌ききれるの?)
自分で稼いだお金が全て自分の思うようにいくわけではない方が
世の中には数多くいらっしゃると思うと、遅いよ、という感は変わらない。

年賀状も既に売り出され、街中のデコレーションが
クリスマスを意識するようになりつつある中で、
このクラブの季節感はどこか狂っているように見える。
今シーズンは他にもおかしなことが多かった。
情報面でもそう。非公開多すぎ。
携帯サイトも毎月315円払っているのに今月の監督っていつから
更新されていない?
なんでシーズンクラブ感謝の集いは12月なの?
戦力外通告を受けている選手のことを考えている?
ガンバは同様の集いを10月にやっていますよ。
他にも、スポンサーの看板を蹴り破る選手がいる。
スタジアム周辺での署名活動をみた試合メンバー外の選手で
自分の名前すらかかずに無視した選手もいる。
選手たちは地域の学校や施設、どれだけ訪問してる?
選手や選手会で招待とかどれだけやってる?
自ら地域へアプローチしないから、地域から相手にされないんだよ。


このクラブはいつからおかしくなったんだろうね。
今から思えば、という話ではあるんだが、
2000年シーズンをJ2所属の新生湘南ベルマーレとして
迎えるようになったときの方向性からすでに間違っていたように思う。
冷静に考えて、運営資金は少なくなるわ
前年の主力選手は大量に去るわ、という状況で
1年でJ1に上がれるわけがなかったのだ。
(今に至るまで、このどちらかの困難を抱えた降格チームで
1年で昇格したチームはせいぜい01年の京都くらいである。)
さらに2000年末にも主力選手が大量に去って、
強化部長と監督も去った時点で、2001年シーズンだって
とても昇格をめざせる状況ではなく
イチからクラブ(現場もフロントも)をつくることが
最優先であるべきだった。
必要以上にボランティア任せにせず、
クラブが自らお金をかけてでもすべきことはけっこうあった。
(それを最近やりはじめたのではあるが)
2億もの資本欠損を負ってまで外国人選手を採っても
それが功を奏する状況ではなかったのだ。
振り返れば、当時の私もできるだけ短期間でのJ1復帰を
切に願っていた1人だが、もはやベルマーレに奇跡は起きなかった。
本来やるべきことをやっていなかったんだから、当然だよな。

2002年こそ2001年のチームから監督・主力選手とも継続して
半分から上の順位(5位)に浮上したベルマーレだが、
それ以外のシーズンはとても継続できたとはいえない。
毎年毎年、何かが大きく変わってその都度やりなおし。
昨年~今年だって主力選手は半数は入れ替わっている。
(悠介や望はいるが、外国人や柿本を含めれば入れ替わり著しい)

このオフ、主力選手で流出する選手が1人か2人出るのはやむを得ないと思う。
それが下位チームの宿命である。
でも流出を最小限に食い止めた上で継続したチームづくりをしてほしい。
J1昇格を目指すのはいいが、だからといって今年の如く
今年のことしか考えないチームづくりはやめてくれ。
現実的には湘南の今の資金力・チーム力では
昇格できない確率のほうがはるかに高いのだし。

老・壮・青が揃い、フォアザチームに徹して走って粘るものが揃い、
ファン・サポーターや地域のことを思い、
見る者に夢・感動を与えて魂を感じさせ、
(概して)実力主義で選手が起用される普通のチームになってほしい。
ホームゲームやマニフェスト(対前年比勝ち点15%増)を大事にし、
昇格の可能性がなくなっても
ホームゲームの勝利(いくらなんでも半分は勝ってくれよ)や
マニフェストの為に戦うチームであってほしい。
今の湘南には奇をてらう戦術は無用。戦術以前の問題だ。
私は菅野さん続投でいいから、普通のチームになれるよう
努めてほしい、と思っている。
菅野さんはそれにはふさわしい人だと思っている。
そしてフロントも・・・。いい意味で普通のクラブになってほしい。