牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

旨辛至福研究飯店 陳麻家 (馬場下町)

2007年06月15日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
地下鉄早稲田駅の出口脇にあった「ラーメン処 麺じゃ」が予想通り閉店したと思ったら、間髪入れることなく、その後に「旨辛至福研究飯店 陳麻家」ができたので入ってみました。

フランチャイズビジネスのコンサルティングを行う株式会社ベンチャー・リンクがライセンス展開する事業で、最近急速に店舗数を拡大しています。

メニューの中心は、「陳麻飯」という麻婆豆腐かけご飯と「担々麺」。
もともとは五反田にある中華料理店「東京酒楼」の定番メニューだったものを、オーナーの協力のもとで職人の勘をレシピ化したとのことです。

いただいたのはその人気の二品が半分ずつ組み合わされたハーフセットで750円です。オペレーションを単純にしたとみえて、頼んでから数分で運ばれました。
その割には、花椒がピリリと効いて、味はそれなりに本格的で美味しかったですね。流行るのもわかる気がします。

ただ気になったのは、狭い店内にフロア担当の店員が5人もいること。
オペレーションの効率がいい分、この点も効率化した方がいいのではと感じました。

sawaCafe (牛込神楽坂)

2007年06月14日 | 食べ歩き (牛込界隈)
牛込神楽坂にある「sawaCafe」で少し遅めの昼食をとりました。

牛込北町交差点から市ヶ谷方面に向かって「カルミネ/Carmine」を数軒越えたところにある小さな店です。
間口の小さい手作り風の店で、すぐ近くにある洋菓子屋「Petit Bave/プティ・バーブ」とよく似た雰囲気のかわいらしい外観です。

営業時間はお昼から夕方までで、水曜日と日祭日が定休とのこと。いつ前を通っても閉まっているので不思議だなぁと思っていたのですが、やっと理由がわかりました。
店内はカウンター中心で、やさしそうな女性二人が切り盛りしており、ゆったりとした落ち着いた雰囲気です。

店名の由来は、お茶(sa)を飲んで、平和(wa)な気持ちになるCafeとのことで、抹茶やほうじ茶、ゴマ等の自然素材をふんだんに使ったスイーツや玄米を使ったご飯がメニューの中心です。

いただいたのは、日替わり玄米セット。日替わりのおかずにきのこの具だくさんスープ、サラダにゆば乳がついて900円でした。

やわらかくふっくらとおいしく炊き上げられた玄米と、塩分をおさえた手作りのおかずで、ほっとするひとときでしたね。

YAMITUKIカリー (西早稲田)

2007年06月13日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
最近、思い出したように西早稲田にあるYAMITUKIカリー」に通っています。

インド式カレー 夢民」と並んで、わが家の近くで最もお気に入りのカレー屋のひとつで、ともに客の注文に応じてオリジナリティあふれる具材をフライパンで炒め、あらかじめ用意されたカレーソースを注ぎ込むという方式です。

今回いただいたのは、季節限定の「大地の恵みのゴーヤとベーコンEGGカリー」。ゴーヤとふわふわ玉子にベーコン、豆富が入ったものです。

沖縄料理のゴーヤチャンプルーにヒントを得たのでしょうか、ニガウマで夏を感じさせる美味しい一品でした。

NIKE 初代AQUA SOCK/1997年

2007年06月12日 | 散財日記
1997年に発売された初代の「NIKE AQUA SOCK/アクアソック」です。

先日、今シーズンに使用するAQUA SOCKを買ったばかりなのですが、Yahoo!オークションで未使用のものを見つけて、一目惚れして即落札しました。

色鮮やかで美しい黄色いメッシュのアッパーにグレーと黒の革、赤のスウォッシュ(swoosh)という夏らしいビビッドなカラーリングです。

まさに夏の足元ここにありといわんばかりの靴なので、これから活躍する機会も増えそうです。

ゆふいん創作菓子「ぷりんどら」

2007年06月11日 | お気に入りの食材
河田町の三徳に買い物に行ったところ、チーズ売り場の端の方に珍しいスイーツがたくさん置いてありました。

「諸国銘産 味めぐり 涼味特集」というフェアだったようで、その中でひときわ異彩を放っていたゆふいん創作菓子「ぷりんどら」を買ってみました。

大分県由布院で菓子製造販売を営む「花麹菊家」の名物らしく、その名の通り、どら焼きにプリンをはさみ込んだものです。

ふんわりとしたどら焼きとカスタードプリンとの意外な組み合わせがとても美味しく、何となく幸せな気分になりました。

スーパーの店頭もまめに見るといいことがありますね。

長寿庵 (若松河田)

2007年06月10日 | 食べ歩き (牛込界隈)
若松町交差点の近くにある「石挽きそば 長寿庵」に行きました。

この場所にそば屋があることは認識していたのですが、私がこの店の前を通るときは空いていることが少ないので、初めての訪問でした。

メニューを見ると、せいろが600円からとごく普通の値段。950円の肉南せいろを注文しました。
若干量が少ないものの、可もなく不可もなくという印象でした。

そばの出来で言えば、夏目坂にある「喜久井町 中村屋」の方が、ややレベルが高く感じられるので、この界隈で商売を成功させるためには何かひと工夫が必要かもしれません。

葉山ビール

2007年06月09日 | お気に入りの食材
鎌倉の地ビールのひとつ「葉山ビール」を飲んでみました。

アンバータイプのエールビールで、製造元の鎌倉ビール醸造株式会社によれば、葉山牛に合う味をイメージして造ったとのことです。

お気に入りの「よなよなエール」同様、しっかりとしたコクのある味わいと柑橘系のフルーティーな風味がとても美味しいビールでした。

ラインナップの中には、しらすや魚料理に合う「江の島ビール」というインディアペールエールもあるようです。

是非、こちらも試してみたいですね。

大隈ガーデンハウス (早稲田鶴巻町)

2007年06月08日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
大隈ガーデンハウスのカフェテラスで昼食をとりました。

大隈庭園の中にあるモダンな建物で、ガラスを多用した壁面には、周囲の木々が写りこんで落ち着いた雰囲気をかもし出しています。建物には少し長めの階段のアプローチを歩いて入るのですが、それが雑然としたキャンパスの雰囲気との境界となっているような気がします。

2階に設けられたカフェテリアスペースは3階まで吹き抜けとなっており、学食然としているものの、広々とした空間に壁面のガラスからやわらかな日差しがいっぱいに注ぎ込んで、ゆっくりとした時間が流れる落ち着いた空間でした。

いただいたのは長崎フェアのトルコライスと豆腐サラダ。
味をとやかく言う店ではないのですが、600円でこのボリュームと内容を楽しめるのは、ありがたいことです。

BCD TOFU HOUSE/北倉洞スンドゥブ (新大久保)

2007年06月07日 | 食べ歩き (新宿・大久保)
新大久保からの帰宅の道すがら、小腹がすいたなと思いつつ大久保通り沿いのパチンコ屋の向かいの路地を歌舞伎町の方向に入ったところにハングル濃度が高そうな店があったので入ってみました。

「BCD TOFU HOUSE/北倉洞スンドゥブ」という店で、ロサンゼルスを中心に米国西海岸で成功し、12店舗のチェーンを展開する純豆腐(スンドゥブ)チゲの専門店の、日本進出の1号店のようです。
日本語は表にあるアルバイト募集の貼紙だけ、メニューもあくまでもハングルが主で、日本語のルビがふってあるくらいです。
従業員はもとより、客のほとんどが韓国人のようでした。

店内は比較的広めでモダン、奥にはなぜかシャープの大型液晶テレビがかけられ、韓流時代劇が流されていました。
以前、若松町の「味韓/mikkan」に行った際には、薄型テレビまでSAMSUNG製で、店主の愛国心を感じましたが、あえて母国製を選ばず安くて性能のいいものを選ぶところが、成功する起業家の所以なのでしょうか。

メニューは10種ものスンドゥブチゲがどれも980円。カレースンドゥブを頼もうかと思ったのですが、売り切れとのことなので、店員イチ押しという饅頭スンドゥブチゲを頼みました。饅頭(マンドゥ)とは餃子のことです。

たくさんのパンチャンとともにグツグツと煮えたぎるチゲ鍋が運ばれ、期待が高まります。ご飯は石鍋で硬めに炊いたもので、お椀に盛られた後に石鍋にお茶が注がれました。残ったおこげを楽しむためなのでしょう。
豆腐はとてもやわらかくふるふるとしており、どこか懐かしさのある辛さがとても美味しかったですね。
米国で成功した理由がわかったような気がしました。

玄米フレークシェイク ずんだ小豆/MOS BURGER

2007年06月06日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
早稲田駅近くで重いファイルを送らなければならなくなり、公衆無線LANのHOTSPOTが使える駅前MOS BURGER 早稲田店に入りました。

ブレンドコーヒーでも頼もうかと思ったのですが、目についたのが季節限定の「玄米フレークシェイク」。今年は「すんだ小豆」と「クランベリー」とのことなので、すんだ小豆を頼んでみました。

東北地方の名物「ずんだ餅」にインスパイアされて企画したとのことで、あっさりとした十勝産小豆と、枝豆のペースト「ずんだ」が程よい甘さで美味しかったですね。
中にこんにゃくのようなものが入っていたので、何かと思ったところ、黒米と黒ごまで作った白玉団子とのこと。これもまた風味豊か、かついいアクセントになっていました。

美味しかったのですが、すぐに食べ終えてしまったので、結局ブレンドコーヒーも頼みなおしてしまったのは言うまでもありません。

冷し排骨坦々麺/らーめん亜寿加 (渋谷)

2007年06月05日 | 食べ歩き (その他)
渋谷での打合せの後、今シーズン初めての冷やし中華を「らーめん亜寿加」でいただきました。

選んだのは、毎年一度は必ずいただく「冷し排骨坦々麺」。
平皿いっぱいの大きな豚の肩ロースのから揚げに圧倒されつつ、酸味の利いたごまダレに舌鼓を打ちました。

蒸し暑い日が本格化すると、冷やし中華や辛いものを食べる回数も増えるような気がします。

天来烏骨鶏卵

2007年06月04日 | お気に入りの食材
烏骨鶏(うこっけい)の卵をいただきました。

以前、早稲田鶴巻町にある「烏骨鶏ラーメン 龍」に行った際に、鶏の数倍の栄養価がある珍鳥であることを知り、機会があれば食べてみたいと思っていたところでした。

ところがいざ手に入れてみると、どうやって調理するか悩むもので、卵の美味しさが引き立つようなオムレツや茶碗蒸しも考えたのですが、シンプルに卵かけご飯で試してみることにしました。

評判どおりの濃厚な味で、表現するのは難しいのですが、箸やご飯にまとわりつくような粘り気のある感じでした。

しょう油を少したらしていただいたのですが、少し硬めに炊いたごはんとの相性が抜群で、あっという間に一膳平らげてしまいました。

普段食べるには少し高級すぎるのですが、たまには最高の卵でご飯をいただく贅沢を味わいたいものです。

カルボナーラ風のスープスパゲッティ

2007年06月03日 | 趣味の手料理
玉子とベーコンが余っていたので、カルボナーラを作ってみました。

前回作ったときは、土曜の夜のTBSの料理番組「チューボーですよ!」にインスパイアされ、茹で汁を使ってクリーミーに仕上げようとしたのですがいまひとつ満足できなかったと記憶しています。

自分としては得意な方のメニューなので、トマトとアレンジしたり、そら豆を入れたりして楽しんでいるのですが、まずはオーソドックスな作り方を極めなければと思い、今一度、前回の復習をしてみました。

そこで思い出したのが、大学のすぐ裏にある「欧風料理キッチンビストロ ATTON」のカルボナーラ。たっぷりとしたクリームソースが美味しかった記憶があるので、その味を目指したのが今回のレシピです。

たまねぎをニンニクで炒め、パスタの茹で汁で煮込んでから、あらかじめ火を通したベーコンと溶き玉子を投入し、パスタと和えました。

最後にポーチドエッグをのせて仕上げ、それなりに美味しかったのですが、やはり何かが足りないようです。

クリームソースを極めなければと、ひとしきり反省しました。

COCONE/心音 (恵比寿)

2007年06月02日 | 食べ歩き (その他)
恵比寿での打合せを終え、北里大学方面に歩いていたところ、恵比寿郵便局の交差点を少し越えたところのマンションに「COCONE/心音」とあるランチメニューの看板に目が留まりました。

よく見ると、新鮮旬肴の焼物、彩り魚介のばら寿司の和食のメニューが並んでおり、その中に「江戸前穴子のふっくら煮ごはん」という穴子好きな私の心の琴線に触れる一品があったので、条件反射のごとく入ってみました。

和食の経験のある板前とフレンチの修行を積んだシェフのコラボレーションが楽しめ、ともに素材のよさを引き出すようなシンプルな料理を目指しているということです。

穴子のふっくらご飯もシンプルながらも丁寧な仕事で、小鉢ともに心落ち着く味と時間を楽しむことができました。

駅から少しはなれたところにあるので、隠れ家的に夜の席に使えそうな気がしましたね。

麺屋 宗 sou (高田馬場)

2007年06月01日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
馬場口交差点の近くにあった「キムさんちの のり巻きバイキング」ですが、予想通り1年も持たずに撤退。

連休に入る前だったか、その跡地に黒っぽいインテリアのおしゃれな雰囲気の店ができたので、足を運んでみました。

「麺屋 宗 sou」という店で、照明を落とした黒基調の内装は、ラーメン屋とは思えない洗練されたものでした。カウンターも黒っぽく、よく見ると畳でできていました。真鍮の壁面とのコントラストが美しく、シンプルなデザインのぐいのみグラスが間接照明に映えていました。
この店の若きオーナーは、日本の工業デザイナーの第一人者である柳宗理の縁戚とのことで、椅子や食器などは「柳 宗理デザイン」で統一されています。

メニューは鶏がらスープをベースにした塩味のラーメンと海南チキンライス、デザートの三本柱に、焼酎や日本酒などのアルコール類も充実しています。

その中から、基本となる焙煎旨塩そばを注文。
スープは「塩」と「ゆず塩」、麺は「手もみボコボコ麺」と「中太ちぢれ麺」から選べるのですが、おススメという塩+手もみボコボコ麺の組合せにしました。

店主によれば「複雑でありながらスッキリどことなく懐かしい味」を目指したそうなのですが、まさにその狙い通りの美味しさでした。

久々に美味しいラーメンをいただいたという満足感に浸ったのですが、心配なのはこの味とハイセンスさが高田馬場、早稲田という土地柄に合うかどうかです。
好みの味なので、是非、成功していただきたい店です。