牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

麺屋 宗 sou (高田馬場)

2007年06月01日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
馬場口交差点の近くにあった「キムさんちの のり巻きバイキング」ですが、予想通り1年も持たずに撤退。

連休に入る前だったか、その跡地に黒っぽいインテリアのおしゃれな雰囲気の店ができたので、足を運んでみました。

「麺屋 宗 sou」という店で、照明を落とした黒基調の内装は、ラーメン屋とは思えない洗練されたものでした。カウンターも黒っぽく、よく見ると畳でできていました。真鍮の壁面とのコントラストが美しく、シンプルなデザインのぐいのみグラスが間接照明に映えていました。
この店の若きオーナーは、日本の工業デザイナーの第一人者である柳宗理の縁戚とのことで、椅子や食器などは「柳 宗理デザイン」で統一されています。

メニューは鶏がらスープをベースにした塩味のラーメンと海南チキンライス、デザートの三本柱に、焼酎や日本酒などのアルコール類も充実しています。

その中から、基本となる焙煎旨塩そばを注文。
スープは「塩」と「ゆず塩」、麺は「手もみボコボコ麺」と「中太ちぢれ麺」から選べるのですが、おススメという塩+手もみボコボコ麺の組合せにしました。

店主によれば「複雑でありながらスッキリどことなく懐かしい味」を目指したそうなのですが、まさにその狙い通りの美味しさでした。

久々に美味しいラーメンをいただいたという満足感に浸ったのですが、心配なのはこの味とハイセンスさが高田馬場、早稲田という土地柄に合うかどうかです。
好みの味なので、是非、成功していただきたい店です。