ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

箱根駅伝に見る日本の特異性

2012年01月15日 11時18分29秒 | スポーツ-各種競技についての感想
以前、日本のスポーツについて考察すると書いてそれきりとなっていたが、これも時間無く箇条書きで。

箱根駅伝は私には程々面白い。東洋大・柏原選手の快走など選手の活躍や不調の様子、瀬古氏の熱意あふれる解説、東京・大手町~箱根間の風光明媚な景色。
出場している大学の出身で愛校心あふれるならば、もっと楽しいだろうと多少うらやましい。

以下の意見は意地悪に見えるかもしれないが書く。
○マラソン・駅伝は日本人には「人生」にも例えられ、人気がある
○集団帰属意識や所属団体(この場合は大学)の権勢・知名度の拡大意欲を掻き立てる
○スポーツのドラマ化を過剰に促進。本当は大学や所属選手の利益のためという割合も多いのに美化しすぎる。
○若者が集団や仲間の為、本来は運営者がなるべく避けるべきような厳しい試練(高低差・気象条件の激しく高スピード化の過酷なコース設定)の下、怪我・体調不良にもかかわらず容易に棄権できない暗黙の危機的状況に耐えることに感激する気質。灼熱の下で開催される夏の全国高校野球大会にも言えることだが。
○スポーツの公平さを無意識的に棄損している。例えば、留学生だけでなく特待生の数も規制・平準化すべきである。

以上の点が日本人の熱い感情を掻き立てていると思う。
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