ぶらいやWATTY 探求の泉

人生も残り少なくなってきたので、単なる近況報告となります。

金融庁が再編目指す

2017年05月07日 08時56分55秒 | 社会問題
>金融庁が来年夏をめどに、大きな組織再編に乗り出そうとしている。
>現在は縦割りになっている検査と監督を一体化する一方で、金融行政の
>「司令塔」となる官房機能を強化する案などが浮上。
>1998年に大蔵省(現・財務省)から分離・発足して以来の大改革で
>あるため、指揮を執る森信親長官(60)が今年も続投して3年目に
>突入するのは確実との見方が金融業界で出ている。

現在、ニュースで流れている内容はもっと長文なのであるが、「金融処分庁」だけでなく「金融育成庁」に“進化”させたいらしい。検査局と監督局を統合再編したいそうだ。

経験や「絶対権力腐敗」の原則から述べるが、規制・処罰部門と新興・育成部門は絶対に同じ部署にしてはいけない。
飴と鞭を併せ持つから仕事はやりやすく効率も良いが、それは安易な妥協や馴れ合い、そしてそのまま癒着に進んでしまう。

むしろ、別々のままか、規制・処罰の部門は「行政」でなく「司法」もしくは「司法」を拡大した何かに機関ごと移行すべきである。確かに人員は多くなるが、結局役立たずのまま、形骸化しただけの機関のままで終わるよりは余程ましである。

何の為に「権力」を三権に分立させているかを良く考えることだ。日本は「協業共同体」意識がまだまだ強いので、癒着・カルト化は必至である。近年の日本は至る所で「特権」を復活させており、国の存亡が危惧される。未来の無い私は別に構わないけれども。

金融庁や財務省の過去7年間管理職を勤めた者の約半数以上145人は、許認可や検査の対象となる銀行や証券会社、信用金庫、信用組合などの金融機関、監査法人に再就職しているという記事があった。
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