無精髭

無精者の日記です

4歳児甲状腺がん報告されず??

2017-03-31 15:16:45 | 日記

 昨日NHKのニュースで福島県で行われている福島第一原発事故当時18歳以下の甲状腺がん検診で、2次検査後経過観察となりその後に甲状腺がんと診断され摘出手術を受けたのに委員会に報告されていないことが公表されました。 これは以前から指定医療機関以外で診断された場合や県外に在住しているかたがカウントされていないと指摘されてきたものです。特に5歳以下の罹患者がいないことはチェルノブイリで見られた発生状況と違うとして、甲状腺がんが事故放射能の影響とは言えない根拠の一つとされてきたもので、健康調査事態に疑問符をつける結果となってしまいます。

下記動画でご覧ください

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170331/k10010931591000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_001


オールド・オーディオの楽しみ

2017-03-28 09:55:20 | 日記

〔ジャンク品が蘇った SONY TC-7650 1973年発売〕

  退職した先輩がオーディオにはまったのに影響を受けて、私も若いころほしくても買えなかった高級オーディオ機器を物色してそれなりに聴けるアンプやスピーカーを手に入れました。

 と言ってもオーディオショップなどで販売されているものはとても手が届かないのでもっぱら「YAHOOオークション」です(^^; 
山水のアンプやビクターのスピーカ―などウン十年まえの名器が手ごろな値段で手に入ります。と言っても人気のある機種の完動品は結構な値がついていますからジャンク品狙いです。 

 今回手に入れたのはオープンリールデッキです。 喫茶店などではよく大きなリールをクルクルと回しながらジャズなどをながしていました。 貧乏人の私たちは半年~1年分の年収くらいの値段の高級機器で憧れの的でした。 

 スマホやipodで音楽を聴く時代に、でっかくて重い(20数キロもある)、しかもテープをまいた大きなリールを装着して手間暇のかかること・・・(*´Д`)
こんなものを回しながら酒でも飲んだら気分いいだろうなぁ、なんて思うのは高値の花にあこがれた私たちの世代だからこそのものでしょう。

 このオープンリールデッキ(SONY TC-7650)は1970年代のものですから発売以来40年以上も経過したものです。 電源コードが切れていて動作確認できないジャンク品扱いのものだったため格安で落札できました(5000円ほど)。

 届いて電源を入れてみると、案の定ランプはついたものの操作しても何も動きません。でも「YOUTUBE」でyoshidano2001さんという方がSONY TC-7650の修理について何本かの動画で紹介されていて大変参考になり、これで再生できるようになりました。感謝・感謝です。
外観も写真ではあまりいいものではなかったのですが、掃除して磨いてみると接着剤が剥がれたりしている部分はあったものの錆などはなくてつまみはピカピカになりました。40年も前にはメーカーもしっかりしたものづくりをしていたんですね。今ではほとんどプラスティックで作られているものまでアルミのダイキャストだったりします(最初の写真)。

 こういうメカを観てると嬉しくなる(^^;

ガラスコーティングのヘッドは40年たっても健在

 回路基板は配線が外れないので修理は大変だ
こうしてばらしてしまうとネジが余ったり足りなくなったりする。 トレイに入れていてもそうなるのだから性格のせいかもしれない。

 録音が不調でしたがyoshidanoさんの動画で録音バイアス回路が参照できたので電解コンデンサのショートを発見、取り換えで無事修理ができました。 修理の7~8割は回路図が手にはいるかどうかで決まります(部品が手に入らないこともありますけど)。 最もこの後の機器はほとんどがICで組まれており回路図があっても基盤交換の世界なので、古い機械は修理も楽しい?のですね。

 基盤左上の青い小さな電解コンデンサが不良。 回路図なしで故障部品を見つけるのは無理ですね。 

 修理が完成して音を聞いてみるとこれがなかなか素晴らしく、私のジャンク機器で聞くには必要十分な音質でした(19cm/sだと高域は30khzくらいまでは伸びている)。 デッキがなおったので10号のリールとテープ(10,000円)、リールクランパー(3000円)をオークションで落札したのですが、本体5000円にたいしてなんか割り切れない気分です (*´Д`) 。
 ジャンクテープには録音されていてこれを聴くとなんとも懐かしいあの時代の雰囲気ではないですか、オールド・オーディオは時代まで運んできてくれました。 オークションで「父の遺品整理」なんて書いてあると寂しさも感じますがその方の分まで大事に使いたいですね。



 


プルサーマルを拒否し抹殺された知事佐藤栄作氏の映画が上演されます

2017-03-22 08:42:32 | 日記

 3.11の原発震災が起こる前の2006年当時、佐藤栄佐久知事は収賄事件で告訴され辞任に追い込まれました。この裁判結果は「有罪」でしたが、収賄額0円、実質無罪の判決でした。栄佐久氏がその後に出版した「知事抹殺」には国・東京電力と知事の戦いのあとが詳しく描かれています。

 当時、国(経産省)と東電は高速増殖炉の失敗で行き場を失ったプルトニウムを何とか処分しようと沸騰水型の原子炉で燃やそうとして従来のウラン燃料にプルトニウムを混ぜた混合燃料を使用する計画を県に打診していました。ところが国は使用済み核燃料の県外持ち出しを約束していたにも関わらず何度も引き延ばし、実行せずそのまま原子炉建屋に貯蔵を続けていたこともあって信頼関係が失われてプルサーマルの導入も対立していたわけです。

 3・11の事故で世界的にも問題になったのがこの使用済み核燃料の冷却水喪失による溶融・放射能の大量拡散であったわけで、原子炉のメルトダウンと合わせて東日本喪失の危機を招いたのですから、知事は県民の安全を守るために電力・国と真正面から対峙していたといえるでしょう。この使用済み燃料の保管問題は事故後今日でも緊急を要す危機要因の一つです。

 さて今回上演される映画ですが、当日午前の部では佐藤栄佐久氏本人と安孫子亘監督が舞台挨拶されるようですからぜひ参加してくださいね。

 

 

 


「平和と鎮魂の鐘」を響かす・・・3.11右近清水にて

2017-03-12 09:24:40 | 日記

 ここは福島県の最北端?新地町の右近清水。原発震災の3月11日に合わせて「平和と鎮魂の鐘」の除幕式がありました。ため池の周囲に植えられた様々な桜が開花の準備中です。

 14時46分、参加者全員で震災の犠牲者に黙とうをささげました。

 NPO法人「右近清水と桜を守る会」が30年にわたって阿武隈山脈からの伏流水が湧き出る「右近清水」と、ここ菅ノ沢ため池の周囲を桜の名所にと周辺の環境整備や桜の植樹を進めてきました。写真は昨年の開花時のようすです。

 3月26日(日)には午前9時半から新地小学生との桜の記念植樹会が予定されています。

 

 


首相夫人の印籠・・・国の補助金詐欺に使われた??

2017-03-07 13:28:46 | 日記

 3月6日の朝日新聞によると実質300万円で9億円の国有地を取得した学校法人「森友学園」はなんと国の補助金詐欺?までやっていたようです。国の補助金決定時には15億円としていた建築費を大阪府には約半額の7億5000万円と報告していたのです。国は学園に認定した15億円分の補助金として15、16年度に計6194万円を支払っていました。ただ同然で国有地を売り払ったうえに6000万円ものお祝い金をあげるとはなんと気前のいいことでしょう。(6日の民進党福山氏の質問に佐藤国土交通省航空局長は国有地売却による収入源としてはゼロ円ですと答弁???あれれ・・・)6億円でも「安すぎる」といって売らなかったのにこの違いはいったい何なんでしょう。これでは関係書類すべて黒塗りにせざるを得ないでしょうねぇ。(前回ブログ)

 衆議院の予算委員会では「首相の妻の昭恵夫人の名前が異例の売却劇に影響を与えたのではないか」との野党の追及にたいして「(妻の名は)印籠にならない」と安倍首相は反論したそうですが、政治家の口利きやら「印籠」やらがないとこんなバカなことが通るわけがありません。

 それにしても「日本の良き伝統」や「正しい日本の歴史」を教えようと「高い志」をかかげて頑張ってきたという籠池理事長とはいったいどんな人間なのでしょうか?。こんな人間に教えをうける子どもたちは救われません。