無精髭

無精者の日記です

秋バラが庭に彩り

2016-10-26 07:36:18 | 日記

 太陽光が強すぎたので遮光とレフ板替わりに使った雨傘を背景に入れてみました。

 

 樹勢の強いパーマネントウエーブなんですが、春のうどん粉病と長引いた秋雨で?黒星病に罹って元気がありません。ほかのバラも黒星病に罹っています。

 

 最後を飾るのは白い朝顔。 少ないバラの花の空白を埋めてます(^^;

 


焦点深度合成ーこの素晴らしいフリーソフト

2016-10-19 22:33:36 | 日記

 この写真は「段菊」の実体顕微鏡による拡大写真です。

しかし本当は拡大すると焦点の合う範囲が狭くこうは見えません。 実際は下の写真のようにみえます。

 ピントが合っているのは一部分だけです。
最初の写真はピントをずらしながら撮った6枚の写真をソフトで合成したものです。
ピントの合っていない部分もありますが、実験的に合成したものでさらに細かくピントをずらしながら撮影し多数の画像を合成すればさらに明細な画像が得られるでしょう。

 しかもうれしいことにこのソフトは無料です。
「CombineZM」 というソフトです。

https://sites.google.com/site/myrmekophilos/czm

 ↑ こちらにダウンロード&使い方が書かれています。 元画像フォルダの置き方、ファイル名が半角英数しか使えないことなどに注意すればそう難しくはないようです。

 ただし、そのままでは問題があって合成した画像にゴミが多く出たりします。 元画像のノイズが強調されてしまった結果のようです。 合成する前の元画像にぼかしをかけてノイズを消す必要があるようです。 こちらもフリーのソフトがあります。

「Neat image」というソフトです。

http://sole-color-blog.com/blog/design/24/

 ↑ こちらにダウンロード&使い方がありますからご覧ください。

 「段菊」の花はこんな感じです。 (全体像は撮ってなかったので「Tanikei」さんの写真を使わせていただきました。花や虫たちがいっぱい紹介されたたのしいブログです。)


 小さな粒々の一個いっこが毛鞠のようになっていてこの毛鞠が割れてめしべと雄しべが顔をだすんですね。 拡大してみると全く別世界のような景色が広がっています。 顕微鏡で見ると普段肉眼で見ているものとはまるで違った美しい絵が広がっています。 私はバラがうどん粉病にかかってしまい、白く変色した葉っぱを実体顕微鏡で覗いてみたらにっくき白癬菌がとてもきれいに見えました。 人間が見えないところでも彼らは彼らなりに花?をつけ葉っぱの中に根を張って生きているんだということが実感できます。

彼らは植物を病気にもしますが、植物の死骸であるセルロースなどを分解し新しい植物の栄養に変えて くれているのです。 数からいえば地球上はほとんど彼ら微生物の世界です。 彼らがいなければ私たち人間は死滅してしまうことでしょう。

 このソフトで顕微鏡で見える画像を紹介できたらたのしいでしょうね。
めんどくさがり屋の私にできるかどうか約束はできませんが、皆さんも「焦点深度合成 」に挑戦してみませんか。

 

  


原発再稼働ストップー新潟知事選で米山氏勝利!

2016-10-17 08:25:34 | 日記

 今朝うれしいニュースが朝日朝刊に!  

 皆さんは前新潟県知事の泉田知事をご存知のことと思います。
実は泉田知事は福島県民にとっては生命の恩人なんです。
というのも原発事故の時東電の吉田所長が指揮を執っていた免震重要棟をつくらせたのが泉田知事だったんです。
2004年に発生した新潟中越地震の時に柏崎原発の本館対策室のドアが開かなくなりなんと屋外に対策本部をつくってたというのです。そこで泉田知事が地震が来てもびくともしない免震重要棟をいやがる東電に作らせたのです。
福島第一原発に免震重要棟が完成したのが事故の8か月前というのですから危機一髪でした。
 その泉田知事が春に再出馬を表明しておきながら選挙を目前にして不出馬を表明しました。 表向きの理由は新潟新聞による執拗で一方的な批判(ロシア交易の船舶売買に関する賠償問題)を上げていますが、ネットニュースで本人が言っていたように、尾行されるなど身の危険を感じるほどの圧力があったようです。
(余談ですが、佐藤栄作元福島県知事はプルサーもプマル反対と使用済み核燃料の県外持ち出しで経産省と対立する中、贈収賄事件で知事の座を追い落とされました。
裁判では収賄金額“0”円、懲役2年執行猶予4年という実質無罪判決でした。 とても民主主義の国とは思えません。)
 
 そんな中で告示直前まで野党側の候補者が決まらず、原発の再稼働に突き進む自公推薦候補の勝利が確実視される状況に歯ぎしりしていましたが、幸いにも「微妙なところで天の助けがあった」のでしょうか、米山さんが民進党を離党し知事選に名乗りを上げ、今回の勝利につながりました。連合はなんと自公推薦候補を支持、それが民進党の自主投票という態度になりました。電力労連に引きずられ、脱原発を願う多くの有権者に背を向けるようなことを続けていたのでは、連合も民進党からも人々の心は離れてしまうでしょう。
電力労連傘下のひとたちもよくよく考えてほしいのです。 事故を起こした東電は本来倒産していました。原発は誰をも幸せにできない恐ろしく、汚れたエネルギーです。これと決別しなくては会社の将来も自身の働き甲斐も失ってしまうでしょう。会社の誤った方針に目を開かせるのも労働組合の大切な仕事です。目前の利益にしがみついていては将来がないのです。
 
 鹿児島につづく新潟県民の選択は国の政治も変えていく力になります。安全・安心をお金で売るような政治はごめんです。泉田前知事が目指したように福島の事故をきちんと検証し、2度と再び福島の悲劇を繰り返さない政治が求められているのです。
 
 さて福島第一原発はというと事故後5年たった現在でもメルトダウンした燃料がどこにあるのさえ明らかになっていません。原子炉に流れ込む阿武隈山脈からの伏流水(地下水)1200トンのうちの400トンと冷却のためにポンプで送り込まれる400トン、合計1日800トンの処理に忙殺されていて解決のめどが立っていません。毎日7000人もの人々がいつまで続くかわからない被ばく労働を続けています。 このままでは原発ごと永久貯蔵施設になるんじゃないでしょうか。また東電発表で、一日、2億4000万ベクレルの放射性ガスが放出され続けているんです。 こんなところに住民を帰還させていいのでしょうか。原発事故は5年たった今でも基本的な問題は何も解決されていないのです。