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今月は連日の雨、まるで梅雨のようにシトシトと降り続けています。観測史上最長とか。 そんな中で一瞬の雨上がりをついて稲の花がちょろちょろと咲きました。ちゃんと実をつけてくれるか心配です。
あなたは稲の花をしっかりと見たことがありますか?
実は私もなくて、花をつけた稲穂を持ち帰り実体顕微鏡で覗いてみました。
ピロンと飛び出しているのが雄しべです。このなかに花粉がいっぱい詰まっています。
開きかけです。花びらはなくて開いているのはあとでもみ殻になるものです。
実ができてくると閉じるのですが、どんなふうにして合わせ目をくっつけるのでしょう。
雌しべは根元にみえるすすきの穂のような部分です。
雄しべの拡大写真です。花粉が飛び出しています。
稲が咲いているのは2時間ほどだそうです。
それにしても自然は不思議で美しいですねぇ・・・