「20万隻一斉休漁を検討 全漁連 円安で燃油高 補償求め」 今朝の朝日第一面の記事です。 休漁の第一弾は今月の26~27日の二日間イカ釣り漁船約3000隻だそうで、政府が対応しない場合は5月に全国の漁船約20万隻が一斉に休漁するということです。 漁船が使うA重油は昨年末に比べ今年4月には約114%に値上がりしています。
「アベノミクス」でなんとなく景気がよくなり、生活も改善されるかのような雰囲気がマスコミなどによって作り出されていますが、円安株高で儲かっているのは一部のお金持ちだけ、ボーナス満額回答などと一部の大企業では言っていますが、賃金は下がったままで本来上がるべき定期昇給さえストップされている有様です。
国税庁が発表しているサラリーマンの平均年収は2009年に467万円を最高に年々下がり続け2011年には409万円と58万円あまりも減収しているのです。
労働組合はここ数年、春闘でもベースアップは要求さえ出来ずにいます。 多少景気が上向いてもそれが収入増に反映される前に気分だけの「アベノミクス」は消し飛んでいるのではないでしょうか。
円安の恩恵を最も多く受けるだろうと思われる自動車産業ですが、トヨタはレクサスの生産を米国に移すと発表しました。 海外生産割合を見るとすでに全体で56.6%に達しています。 内訳をみるとホンダ72.9%、日産71.6%、スズキ61.5%、トヨタ55.9%となっています。 グローバル化した市場と産業はすでに国家の枠を超えています。 大資本は利益を求めて世界中を動き回ります。
確実に進行していることはインフレです。漁業者同様わたしたちもガソリン高に苦しんでいますし、震災復興や自公政権の公共事業の大判振舞いで建築資材はすでに高騰しています。燃料費高騰を理由に電力料金は軒並み値上げ。 被災者を支援するどころかどうにか立ち直ろうと頑張っている彼らの負担を膨らませています。 今後じわじわと影響してくるのは食料品ではないでしょうか。 何しろ農水省のデータによると穀物全体の自給率は28%と3割に満たないのです。 70%輸入ですから円安になった分がこの7割の穀物値上げに直結しますから、食品生産者を苦しめ食品の値上げとなって私たちを苦しめることになるでしょう。 TPPで安い食料が入ってくれば別ですが、そうなると私たちの胃袋はすべて外国産の食物で満たされることになります。
「アベノミクス」に騙されないように私たちも漁業者に学ばなければなりません。 円安でこうむった損害を政府に要求するのです。 「ガソリン代返せ!」 「電気料かえせ!」 「増えた生活費かえせ!」 「賃金あげろー!」
「アベノミクス」でなんとなく景気がよくなり、生活も改善されるかのような雰囲気がマスコミなどによって作り出されていますが、円安株高で儲かっているのは一部のお金持ちだけ、ボーナス満額回答などと一部の大企業では言っていますが、賃金は下がったままで本来上がるべき定期昇給さえストップされている有様です。
国税庁が発表しているサラリーマンの平均年収は2009年に467万円を最高に年々下がり続け2011年には409万円と58万円あまりも減収しているのです。
労働組合はここ数年、春闘でもベースアップは要求さえ出来ずにいます。 多少景気が上向いてもそれが収入増に反映される前に気分だけの「アベノミクス」は消し飛んでいるのではないでしょうか。
円安の恩恵を最も多く受けるだろうと思われる自動車産業ですが、トヨタはレクサスの生産を米国に移すと発表しました。 海外生産割合を見るとすでに全体で56.6%に達しています。 内訳をみるとホンダ72.9%、日産71.6%、スズキ61.5%、トヨタ55.9%となっています。 グローバル化した市場と産業はすでに国家の枠を超えています。 大資本は利益を求めて世界中を動き回ります。
確実に進行していることはインフレです。漁業者同様わたしたちもガソリン高に苦しんでいますし、震災復興や自公政権の公共事業の大判振舞いで建築資材はすでに高騰しています。燃料費高騰を理由に電力料金は軒並み値上げ。 被災者を支援するどころかどうにか立ち直ろうと頑張っている彼らの負担を膨らませています。 今後じわじわと影響してくるのは食料品ではないでしょうか。 何しろ農水省のデータによると穀物全体の自給率は28%と3割に満たないのです。 70%輸入ですから円安になった分がこの7割の穀物値上げに直結しますから、食品生産者を苦しめ食品の値上げとなって私たちを苦しめることになるでしょう。 TPPで安い食料が入ってくれば別ですが、そうなると私たちの胃袋はすべて外国産の食物で満たされることになります。
「アベノミクス」に騙されないように私たちも漁業者に学ばなければなりません。 円安でこうむった損害を政府に要求するのです。 「ガソリン代返せ!」 「電気料かえせ!」 「増えた生活費かえせ!」 「賃金あげろー!」