27日フランスで加工されたMOX燃料が関西電力高浜原発に到着プルサーマル発電を再開する方針だといいます。
福島第一原発事故をおもいだしてください。 プルサーマル燃料を使用していた3号機の爆発の瞬間がマスコミでも放映されましたが、1号機の乾いたような水素爆発に対して3号機のそれは核爆発を想起させるようなまっすぐに上空に昇るキノコ雲のようでした。 海外の専門家は水素爆発ではなく核爆発を指摘する声があがりました。 東電と国は水素爆発と主張していますが、未だに高線量の原子炉は事故の検証を拒んでいます。 先日原発視察に参加した時にも記載しましたが、3号機は視察バスから計測した値でも1420μSV/hと他の地点の線量から飛びぬけた高い線量を示しています。 内部は推して知るべきでしょう。
そもそもプルサーマルは、核燃料サイクルで再生したプルトニウムを高速増殖炉で燃やす計画だったのが長年莫大な資金を投入しながら何年たっても運転の見通しが立たない中でプルトニウムを消費するための苦渋の選択でした。 電気事業連合会の資料によると再処理事業にかかる費用は40年間で19兆円もの経費がかかりこれで再生されるMOX燃料はわずかに9000億円分の量だそうです。 つまり18兆円の赤字です。
こんな経営をしていてはどんな大会社でもつぶれてしまうでしょう。 もっとも今の制度では浪費すればするほど利益が上がる仕組みですから電力側は電気料金を上げるだけで済みますが、そんなことがいつまでも出来るものではありません。
現に最大の原発保有国であるアメリカでは原発の不採算性から廃炉が徐々に進んでいるのです。 最近開発されたシェールガスがガスの価格を劇的に引き下げしかも環境にもやさしいために、危険な原発は急速にその競争力を失っているのです。
しゃにむに原発再開を推し進め、見通しの立たない核燃料サイクルなどに大金を捨てていては電力会社どころか日本全体をつぶしかねません。
アベノミクスは歴史的な福島第一原発事故と並んで政治的経済的な大事故として歴史に刻まれることになるでしょう。
福島第一原発事故をおもいだしてください。 プルサーマル燃料を使用していた3号機の爆発の瞬間がマスコミでも放映されましたが、1号機の乾いたような水素爆発に対して3号機のそれは核爆発を想起させるようなまっすぐに上空に昇るキノコ雲のようでした。 海外の専門家は水素爆発ではなく核爆発を指摘する声があがりました。 東電と国は水素爆発と主張していますが、未だに高線量の原子炉は事故の検証を拒んでいます。 先日原発視察に参加した時にも記載しましたが、3号機は視察バスから計測した値でも1420μSV/hと他の地点の線量から飛びぬけた高い線量を示しています。 内部は推して知るべきでしょう。
そもそもプルサーマルは、核燃料サイクルで再生したプルトニウムを高速増殖炉で燃やす計画だったのが長年莫大な資金を投入しながら何年たっても運転の見通しが立たない中でプルトニウムを消費するための苦渋の選択でした。 電気事業連合会の資料によると再処理事業にかかる費用は40年間で19兆円もの経費がかかりこれで再生されるMOX燃料はわずかに9000億円分の量だそうです。 つまり18兆円の赤字です。
こんな経営をしていてはどんな大会社でもつぶれてしまうでしょう。 もっとも今の制度では浪費すればするほど利益が上がる仕組みですから電力側は電気料金を上げるだけで済みますが、そんなことがいつまでも出来るものではありません。
現に最大の原発保有国であるアメリカでは原発の不採算性から廃炉が徐々に進んでいるのです。 最近開発されたシェールガスがガスの価格を劇的に引き下げしかも環境にもやさしいために、危険な原発は急速にその競争力を失っているのです。
しゃにむに原発再開を推し進め、見通しの立たない核燃料サイクルなどに大金を捨てていては電力会社どころか日本全体をつぶしかねません。
アベノミクスは歴史的な福島第一原発事故と並んで政治的経済的な大事故として歴史に刻まれることになるでしょう。