無精髭

無精者の日記です

電車が走らない町・・・震災4年目

2015-03-28 00:59:34 | 日記

 「かなしい」ジャンルに入れましたが本来なら「うれしい」を選ぶべきかもしれません。 
ここは常磐線駒ヶ嶺駅付近の線路です。 4年目にして草ぼうぼうだった線路がやっときれいに刈り取られバックホウのような重機が姿を見せました。 

 この図はJR東日本の電車不通区間です。 図をクリックしてJRのHPからご覧ください。
亘理から相馬までの区間はバスで代行運転が続いています。  原の町から竜田間は、やっと通り抜けが可能になった国道6号線を通る直通バス代行運転が開始されたというニュースがありました。

 2011年3月 震災直後に撮影した新地駅。 跨線橋だけがかろうじて残りました。

 新地駅で停車中に流された車両。 幸いにして仙台での研修帰りの警察官の機転で、早期の避難誘導がされ乗車客は全員無事に避難しました。 

 津波によってねじ曲げられた線路。 敷き砂利の上には魚が干からびていました。 
2011年3月撮影。

 

 


さくら祭りが近づいています

2015-03-25 23:30:54 | 日記

 今年もさくら祭りの準備が始まりました。  毎年の恒例行事ですが、原発震災の後は同じことができることのうれしさを改めて感じます。

 岩崎宗山先生の碑が地震で傾いていましたが、この頃修復されて立派になりました。
赤橋を渡った本丸の周りは鉢巻石垣と呼ばれる石垣がぐるりと取り巻いていてこちらもところどころ地震で崩落しているのですが、復興予算は使えないとのことで、放置されています。
 日本100名城に数えられる馬陵城は石垣があちこち崩壊、あるいは崩壊寸前の状態です。
まだ歴史文化財まで手が届かないのかもしれませんが、巨大堤防で海岸線を覆うような無駄遣いするお金があるならこちらに回してもらいたいものです。

 あせび(馬酔木)が咲いています。

 あせびのとなりにこんな花が、なんというんでしょうねぇ。

 アオサギくんが姿をみせていました。 

 

 


春が来た

2015-03-20 07:56:06 | 日記

         妻が買ってきたクレマチス

    馬陵城 2の丸グランド脇の梅

       相馬中村神社 の梅

           蓮池東の 椿

   蓮池 西の道路脇石垣に咲いたツルニチニチソウ

 

 

 


落合恵子さん連帯のあいさつ・・・2015原発のない福島を!

2015-03-17 19:32:24 | 日記

 <上の写真をクリックしてくださいYoutubeに投稿された動画がみれます> 

 

  2015原発のない福島を!
      県 民 大 集 会

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 私の前を歩かないでください。 

      私はあなたにしたがえないかもしれないから。

  わたしの後ろを歩かないでください。

      わたしはあなたをリードすること
                                できないかもしれないから。

  Walk beside me    わたしの横を歩いてください。

         and  そして  

    be my friend .   友達でい続けてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

                  

  3月14日(土)に開催された集会には県内外から6000名が集い脱原発を訴えました。
きょうはその中から落合恵子さんの連帯のあいさつを紹介します。

 


「愚かさ後世に」 大沼勇治さん双葉町に申し入れ

2015-03-17 07:00:54 | 日記

 14日に「2015原発のない福島を! 県民大集会」に参加してきました。
落合恵子さんの生のメッセージをアップする準備中ですが、その前に16日うれしいことがありました。 

 何気なく見ていたTVニュースに大沼さんが出ているではありませんか。  
しかも双葉町が発表した看板の撤去をやめるように町長や議会に要請していたのです。
上の写真の記事に「負の遺産として保存し、人間の愚かさを後世に伝えるべきだ」と訴えたとあります。  前のブログに書きましたが、双葉町は「老朽化して危険なので撤去する」などとしています。  この期に及んでさえ過去と向き合おうとしない行政の姿です。  原発事故ごから小学校の頃の自分の応募作品に正面から実名で向き合ってきた大沼さんの姿勢とこの違いはいったいなんでしょうか。  しかもこの行政の対応に抗議の声をあげた大沼さんに拍手を送りたいと思います。  過去の誤りを子や孫に残さないためには、この原発震災を引き起こした私たち大人は事故を検証し何が間違いだったかを明確にし、責任の所在をはっきりさせねば、安倍総理のように「アンダーコントロール」などと再びうそで固めた安全神話がまかり通ってしまうのです。

 「夜の次に朝が来るように」、「冬がおわると春が来るように」いつまでも何度でも当たり前のように「原発をなくす運動を続けましょう」と落合さんは県民集会で訴えました。
そうです、人間の尊厳や命より経済を最優先する彼らには繰り返し繰り返し未来をあきらめない私たちの思いをぶつけていくしかありません。  その思いが届こうが届くまいが、当たり前のように夜が朝になるように言い続けるのです。  日本中が放射能に汚染される前に・・・