100年目の東京駅 復元された2012年の写真

 古い東京駅が造られ完成したのは１９１４年の12月とか、で今年は２０１４年なので丸100年たったわけですが、今の新しい駅舎に復元されたのは2012年の10月でした。

　たまたま私は2012年の12月に甥の結婚式に招かれて東京へ。　　この時は完成後すぐのことで、さっそく見学に参りました。　　さすがに大変な観光客で駅前は人人人、人の波を縫って撮影するのも容易ではありません。　　あちこち撮影しながら家族とはぐれずに済んだのは携帯のおかげでした。 

 　東京駅正面

 ＜むかって左側の駅舎ホール＞

 

 このホールの装飾は綺麗でした。

 

　＜左側の駅舎ホールの遠景＞

 　家族と外れて東京駅向かいの新丸ビルへ、こちらも東京駅の全容を見ようとする観光客でいっぱいでした。

 ＜駅舎　左半分　＞

 ＜　駅舎中央　　＞

＜　駅舎　左側　＞

＜　スカイツリー　＞

　翌々日　浅草浅草寺に車を止めてスカイツリーを見学、こちらも大変な人出、入場券を買うにもなが～い行列なので、のぼるのはあきらめました。

＜　隅田川　水上バスからみるスカイツリー　＞

　スカイツリーをあきらめてのんびりと墨田川の船下り、水上バスは手頃な値段だったのでお台場往復の切符を買って両岸の景色を楽しみました。　　ホタルナとかのかっこいい船に乗ろうとしたのですが運行ダイヤが合わなくて古い船でがっかり、でも乗ってみると船周りが開放的で写真を撮るにはこちらのほうが良かったようです。　　

　たまには船でのんびりと都会を眺めるのもいいですよ。

 

 

安倍総理選挙大勝おめでとう ご自身の道徳教育を

　予想どおりというか、残念ながら今度の衆議院選挙は与党自民党・公明党の大勝利でした。

　やはり日本は資本主義の国、庶民が辛かろうが苦しかろうが「生かさず殺さず」に大資本に奉仕させる政策を打つものにお任せするのが一番なのでしょう。

　今年はバターが足りなくてお菓子屋さんはクリスマス用のケーキづくりも四苦八苦とか、これもせんじ詰めればアベノミクスの副作用。　　農家はコメを作っても、酪農をしても同じこと、ギリギリ値切られて働く人の必要経費を最低限に抑えて賃金を低水準に維持して一握りの大企業を肥え太らすために必死に働いているんです。　　私も兼業農家ですが、1年間せっせとコメ作りに励んでも差引収入はわずか１５万円ほど、どれだけ農作業に時間をとられたかしれません。　　ボランティアと割り切って働く毎日です。　　安倍さんは農業の大規模化を補助金をぶら下げて推進していますが、今や大規模農家が大きな借金を抱えてどんどん離農しているのです。　　バターがなくなったのも乳製品の低価格と輸入する餌代が円安で高騰していることやＴＰＰで将来が真っ暗なのが原因です。　　規模拡大が生き残る道だった時代はとうに過ぎているし、そもそも狭い日本で規模拡大すること自体に無理があります。　　アメリカのように飛行機で種まきや農薬散布などされたらたまらないでしょう。　　田んぼのヘリによる農薬散布だって世論の反対にあってやめたんですから。　　もちろん私もヘリで子供たちの頭の上から農薬散布なんて反対でしたけれども。

　ただでさえ忙しい年末ぎりぎりに争点もない政策選択を国民にせまり、国論を二分するような原発や秘密保護法、集団的自衛権などは勝手に決めてだんまりを決め込んで、あきれたことには選挙に勝った途端に原発再稼働も集団的自衛権も国民の支持を得たなどど公言するのですからあいた口がふさがりません。

　道徳教育が大好きな安倍さん、本当に道徳をみっちりと勉強すべきはご本人ではありませんか。　　日本の歴史に平和主義日本、民主主義日本を破壊した政治家として汚名を残さないためにも。

 

 

 

放射能汚染区域の６号線を走る

　福島第一原発爆発・メルトダウン事故から３年６か月が過ぎた９月１５日に通行止めになっていた国道６号線の双葉町～富岡町の区間が通行できるようになりました。
１２月に入って間もなく通行する機会がありましたので、放射線測定器を車にセットして３０秒ごとに自動撮影してみました。（車内の空間線量です。　平均60ｋｍ／ｈ　で走行、測定値は３０秒間の平均値）　その一部を公開します。

 

南相馬市原町区　高見町交差点付近
レンジ0.3μSV　　表示値　0.14μSV／ｈ

南相馬市尾高町東町交差点付近
レンジ0.3μSV　表示値　0.14μSV／ｈ

浪江町役場付近　この付近はまだそう高くありません。
レンジ　0.3μSV　　表示値　0.19μSV／ｈ

双葉町　双葉厚生病院付近
浪江町から双葉町に近づくにつれ不気味に線量があがりはじめ「患者放置の誤報」が流れた双葉厚生病院付近でここまでの最大値を示しました。
レンジ　3μSV　表示値　2.37μSV／ｈ

大熊町　原発入口付近　（カーナビの左下がりの緑の線が原発入口への道路です。）
双葉厚生病院を過ぎて徐々に線量は下がりましたが大熊町に入るとまたグンと線量が上がってきます。
この付近が最大値です。車は６０Km／ｈで走行中、測定器は３０秒間の平均値を表示しています。
原発入口へ左折した付近の空間線量は２０μSV／ｈ前後を表示します。

レンジ　１０μSV　表示値　7.09μSV／ｈ

大熊町熊町付近
レンジ　１０μSV　表示値　3.68μSV／ｈ

富岡町市の沢　３６号線交差点（高速へ）
レンジ　１０μSV　表示値　2.70μSV／ｈ

富岡町小浜交差点付近　（ライブカメラあり）
線量が下がり少し安心。
レンジ　3μSV　表示値　0.92μSV／ｈ

楢葉町　楢葉町役場付近
レンジ　１μSV　　表示値　0.24μSV／ｈ

楢葉町　道の駅ならは　
ここはしっかり除染されているようです。　双葉警察署の仮事務所になっています。
レンジ　0.3μSV　　表示値　0.11μSV／ｈ

双葉町大熊町はかなり高線量でした。　　この地域は放射性大気浮遊じんも常時検出されており,その上事故原発からは放射性セシウム１３４＆１３７および放射性ガスが計１０００万ベクレル毎時放出されています。　1日では×２４Ｈですから２億4000万ベクレル放出されつづけています。　（東電ＨＰ）

迂回できるのであればできるだけ避けるのが賢明と思われます。　　

 

若者の未来を奪うアベノミクス とりあえず自民党を減らそう

「自民300議席確保か」　「自公２／３議席に迫る勢い」

なんともいやな文字がマスコミの一面を飾っています。
有権者の意識は「信頼できる候補者がいないからとりあえず自民党」だそうです。

前回期待した民主党に裏切られた思いが強いのでその気持ちもわかりますが、ちょっと待ってといいたいのです。

安倍さんを見ているととても怖いのです。　　なぜなら平気でわかりきった「ウソ」を公言するからです。　　そして人の話も聞かないでどんどん決めてしまう。　　これまでにない汚いやり口です。

「給料を上げてください」といいながら一方では一生派遣労働ではたらかせようとしたり、時間外手当は支払わなくてよい法案とか、会社の都合で自由に首切りができる法案とか、表では働く国民の味方のような顔をして実際にやることは真逆のことをして平気でいられるというのは精神的に異常です。　こんな人を国のトップにしていていいのでしょうか。

「とりあえず自民党を減らしましょう」　これが今度の選挙のもっとも無難な選択と思いますがどうですか？

相馬市仮設焼却炉解体へ・・・放射性粉じん飛散のおそれ

　環境省の代行で相馬市向陽工業団地に昨年2月から震災がれきおよびのちに山間部から出た放射能除染廃棄物を焼却していた仮設焼却施設が11月で焼却作業を終え、今後解体されるようです。　　

　当初震災がれきの焼却をしていたのですが、予想よりがれきが少なく稼働率はよくありませんでした。　　その後相馬市の要請で除染廃棄物の焼却もしたのですが、もともと放射線量が高い除染廃棄物を焼却するための施設ではないので、現在各地に建設されようとしている除染廃棄物焼却用と比べると設備的にも見劣りするもので近隣住民や、近くのパークゴルフ場や、サッカー場などの利用者からも不安がられていました。

　さて解体となると焼却炉各部に残っている焼却灰などの放射能です。　　除染廃棄物も燃やしたので焼却灰はがれきのみの時には２０００～３０００Bq／ｋｇだったものが除染廃棄物の混焼によって１００００Bq／ｋｇを超えることも多々ありました。　　これが解体によって飛散することが懸念されます。

　　　　　＜相馬市向陽の仮設焼却炉夜景＞

 

　下のデータは昨年８月に福島第一原発３号機の瓦礫撤去作業で拡散したと思われる東京大学の観測結果がマスコミに取り上げられたものです。

　作業のたびに原発から５０ｋｍ以上も離れた宮城県丸森町まで飛んできていたのですから驚きです。　８月には数値がぐんと上がっています。

　　この図はこの放射性物質の飛散が原因と疑われた南相馬市の基準値越えとなった米の生産地区と、飛散したセシウムの大気中粉じんセシウム濃度です。

　焼却炉の解体にあたっては住民に対する十分な説明と対策が求められます。