無精髭

無精者の日記です

紅葉いまが旬 ・・・ 中村城跡

2015-11-17 21:33:31 | 日記

 先週 まだ青葉がすこし残っています。

 中村城跡のもみじというとやはり一番が相馬神社の裏手の紅葉です。 毎年同じ構図で撮ってしまいます。 特に朝日のあたる9時ごろの色が最高です。

 赤橋の手前の右手は日当たりの悪いところの淡い色も素敵です。

 赤橋は12月に入らないと紅葉しません。 銀杏がきれい。

 二の丸のお堀にはよく青鷺がきています。 これは雌でしょうか真っ白です。

 


仮設焼却炉の解体工事始まる ・・・相馬市光陽

2015-11-06 10:07:29 | 日記

 今年2月をもって廃止となった相馬市光陽の仮設焼却炉がいよいよ解体されることになりました。  工期は平成27年8月6日から来年28年3月31日です。

 仮設焼却炉についてはこのブログでも何度か取り上げましたが、大量に発生した震災がれきの焼却のために環境省によってつくられたものです。 しかし瓦礫には放射能が降り注いでおり放射能の再拡散につながるのではないかという不安がありました。  焼却灰からは数千ベクレル/Kgの放射能が検出されていますが、原発事故後に制定された法律では8000ベクレル/Kgまで通常のごみとして扱うというとんでもないことになっているのですが、灰はとりあえず保管されています。  ところが、相馬市が山麓地域の放射能レベルの高い除染廃棄物の処理に困って環境省に仮設焼却炉での混焼を依頼し本来予定していなかった除染廃棄物まで燃やしてしまいました。  当然のこととして焼却灰の放射能は10000ベクレル/Kgを超えることも出てきました。  これを解体するのですから場所によっては放射能レベルが高いところも出てくるでしょう。 放射能作業になれない工事業者がこれを扱うことになれば作業員はもとより近隣への飛散事故も心配されます。

 2013年8月には爆発事故を起こした福島第一原子力発電所の3号機の解体作業で50~60Kmも離れた宮城県の丸森町まで放射能が飛散していたことが報道されましたし、南相馬市で生産された米から基準を超えるセシウムが検出され、この放射能飛散が強く疑われました。 (他の原因が見当たらないのに疑いのみで終わらせているのは調査した農水省と国の間でごまかした?)  

 こういうことがあったため相馬の仮設焼却炉解体にあたっては慎重に取り組んでいるものと思われますが、市民団体などの要求にもかかわらず住民への説明会などは開催されませんでした。

 テントに覆われた仮設焼却炉、この中で解体されるが作業員の被ばく管理が心配されます。

(全面マスクの完全装備で行われると聞きましたが、慣れない作業員は大変でしょうし、放射能作業に対する現在の不十分な研修では被曝の危険が高い。 出入りする車両の放射線管理などはどうなっているんだろう。)

 すぐ西となりには子供たちが集まる楽天ドームがあります。

この日もソフトボール大会があったとかで父兄がテントのかたずけ作業をしていました。

いずれにしても放射能飛散事故や作業員の被曝じこなどないようにしていただきたいものです。

私たちは近くの空間線量計を監視しましょう。 (東側にはないのが残念です)

相馬市パークゴルフ場管理棟の空間線量はこちらから <-クリック

≪11・15追加≫ 

上のアドレスでデータが見れないと連絡いただきました。 最初にこのページを見るときには場所の指定が必要です。 県、市町村、モニタリングポストの場所を選択してください。 表示されたら右のグラフ表示をクリックすると 1日分、1週間分、1か月分を見ることができます。 エクセルデータだと指定したデータが取れます。  

それでもダメならこちらから http://radioactivity.nsr.go.jp/map/ja/index.html

 なお今回チェックしてみたら11月9日と10日にピークが出ています。 他のポストにもピークがあるので事故原発からの飛散かもしれません。 現在でも毎日希ガスだけをとっても0.1億Bq/時以下であると東電が発表していますから最大2.4億Bq/日放出され続けているという事になります。 海に漏れている量はさらに膨大です。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/d150129_08-j.pdf