取り返しのつかないチェルノブイリ級の原発事故を起こしてしまった東電、事故の対応では国は子供や住民の安全対策をおこたり無用の被曝をさせてしまった。 特に飯館においては事故直後に測定に駆け付けた今中氏らは30μSV/hもの高線量に驚いたが、そこには子供や住民が何も知らされず生活していた。 瑕疵のあった責任者は誰も責任を取っていない。 と今中氏は訴えました。
講演会前に副霊山の未除染地区の放射線を測定、約1マイクロSV/h。 土壌サンプルを採りました。
相馬市長友グランドで土壌サンプルを採る今中氏
広域に汚染された環境で被害を受けたのは家畜や野生動物も一緒です。 300頭近くの捕獲されたイノシシの死骸を焼却処分するといいます。 放射能による生体の影響調査などはしたのでしょうか。 家畜の牛が大量に餓死、あるいは殺処分され、野生の動物もこうして死していくようなことをしてもなお電力各社や安倍政権は反省している様子はありません。 世界史に残るような大事故、しかも人災と言われた大事故でありながら誰も責任を取らない不思議なことがなぜまかり通るのでしょうか。 これで法治国家といえるのでしょうか。