KK GUEST HOUSE AT OR TAMBO INTERNATIONAL AIRPORT
おまわりさんに私達お礼がしたかった。
おまわりさんは、”お金は受け取れない!・・・・じゃあ、ジュースを買ってくれと”
白い歯を輝かせて笑ってた。
ゲストハウスに入ると、ママがお腹すいてない?飲み物いらない?と聞いてくれる。
子供達は、私達に至れり尽くせり。
夜中の12時過ぎて突然のゲストにたいして、とても手厚いもてなしだった。
私達8人の他には、もう1組ゲストがいた。
ゲストルームは4つしかないので、なんとママ達のお部屋まで提供してくれた。
リビングにPCがあり、使っても良いかと聞くと自由に使わせてくれた。
プリンターもコピーも貸してくれた。
軽食と朝ごはんとインターネット、飲み物込みで420R(二人分で)でした。(約8千くらい。)
よしおさんは南アフリカで食べたご飯の中でここで食べたものが一番うまかった!!っと言っていた。
私は長時間緊張していたせいか、どんなに良いにおいがしていても、何も口をつけることが出来なかった。
腹ごしらえをして、お酒を飲み、皆に笑顔が戻った。
南アフリカの夜中の2時。
日本は朝9時を迎える。
日本に電話を掛け始めた。
2台の携帯電話をフル活用して、旅行会社、知人、航空会社ありとあらゆる。
思いつく限りの場所に電話した。
私達の国際線の航空チケット買った旅行会社はチケットはありません。のただ一言。
何一つ力にはなってくれなかった。
誰も知らない旅行会社、先生がいつも使っていると言う旅行会社。
行く前から使えないと分かってたけど、緊急事態に陥ってもやっぱり使えなっかた・・・・。
インターネットでも、必死にチケットを探した。
誰も、ベッドに行くことが出来なかった。
いつまでもリビングに居座って、ひたすらネットと携帯と、アドレス帳を見つめ続けた。
初めて、海外を旅すると言うことを知った。
どれだけ、自分が無恥で無力かという事を知った。
でも、政治も警官も腐敗していると思っていたジョハネスバーグの警察官は旅行者を守るため、一日中国際線と国内線をパトロールしてくれている。
お金も要求せず、3時間近く私達に付き合ってくれた3名のおまわりさん。
私達が、空港からタクシーに乗るまで見送ってくれた。
一晩中、一睡もせず私達と付き合ってくれた、ホテルの子供たち・・・
私達が眠らないから・・・セキュリティーの為、誰かが私達を見張っていないければならなかったのではないか?
(勝手に国際電話をかけたり、家のものを盗まないように・・・)
夜中なのに、ママはいやな顔せず、最高のもてなしをしてくれた。
自分たちの部屋まで提供してくれて、自分達は床で眠っていた。
すごく、嬉しかった。
あの日、嫌な嫌な汗をたくさんかいて、胃はきりきりして、悲しくて、悔しくて、腹立たしくて、沢山走って、本当に疲れていた。
精神的に体力的にも疲れていた。
こんな時、助けてくれた人達の心の優しさはとても、ありがたかった。
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