暮らすように滞在する

 チェックインすると・・・さむ・・い。

　東南アジアの空調のおもてなしを、いやというほど学んでいる私は、今回も空港から厚手のセーター着用。

　その私が、部屋に入って・・・さぶ・・・

　エアコンの設定を見ると・・・・・・・１７Cって設定がこの世に存在するのか？

　するのですよ、だから冷蔵庫みたいなんですよ。

　

だけど、この設定一度自分好みにあわせておけば、ちゃんといつでも２８C。

実際は、お部屋に居るときは、エアコンのスイッチはＯＦＦ。

それでも、快適に過ごせるのは・・・なぜなんでしょう。廊下がキンキンに冷えているから、そのおかげでしょうか？

 さんさんとお日様を浴びながら、ぼーんやりと座ってる。

　広い空間に居るって、それだけで癒しになりますね。

　確かに、繁華街といわれる場所からは遠い位置にありますが、ここに戻ってくると、あー帰ってきたと思えるお部屋です。

　

お隣は、ベッドルームとバスルーム。

　気持ちの良いシーツにくるまれて、泥のように眠ったベッド。

　香港の町を二人がんがん歩き回って、 完璧なる再生を促す場所。

　これだけ広くて、新しいホテルだと、いたるところにスイッチがあって・・・・と思いきや。

　一つ、二つで。

　最近節電モードがすっかり身についた私たちに、あーーここは消しておきたい気分。

　なんか罪悪感が・・・って位、一つのスイッチですべてがまかなわれています。

　はっきり言って、便利だし。

なんともいえない、落ち着いた気分になります。

　今まで、きゃーーーとかうわぁーー素敵ってホテルを選んできましたが。

　今までにない、落ち着いた　ずーーと暮らしていたい場所。

　３泊も泊ったら、街中のホテルにはもう移動出来ないと思う。