ここでちょっと休憩

ビーチリゾートが大好きな私の旅行記

ここからが、私のバスルーム生活

2011-08-20 | クアラトレンガヌ

 朝食が遅かったせいか、この日はランチ無しの、早い夕食。

ビーチサイドのレストランで夕食。

 ぷりぷりの魚介に舌づつみをうちご機嫌。

逃げ場のない 自然たっぷりのリゾートではレストランは充実してる。

  

 

 ご機嫌で、お部屋に戻り・・・テレビを食い入るように見て・・・

 せっかくのリゾートに来て私達何してるんだ??

 昼間はネットサーフィン、夜はテレビ。

 

  突然、飛び起きた。

 何か物音がした訳でも無い、ただ ぱっと眼が開いた。

 なんで、起きたんだろう?

 クーラーが効きすぎてるのか、なんだか寒い。

 よしおさんは大の字で寝っ転がってる。よしおさんは寒いと団子虫みたいに丸まってる。

 丸まってなくて、大の字って事は ちょっと暑いって事だ。

 

 なんだか、気持ち悪い・・・・それからは、リバースの始まり。

 おトイレに座って、こんどは、便座を抱えての繰り返し。

 

 やばい、魚介と相性が悪かったのか?こんな、僻地じゃあ、いくら医療が充実している

 マレーシアとは言え、病院まで行けるのか・・・

 不安なになりながらも、心配症のいちこさん、装備は万全。

 ポカリスエットの粉を、ミネラルウォーターに溶かして、とりあえず飲む。

 正露丸や、下痢止めの入った、常備薬袋を眺めて、思考を凝らす。

 ・・・・駄目だ、もし菌にやられてるなら、とりあえず体内から出すためにリバースを止め無い

 方が良いだろう。

 悪い物は、全て出してやろうと、2Lのポカリを抱えて待機。

 バスルーム、8畳もの広さがありそうな広々空間。

 ドアを閉めれば、クーラーの冷気とは無縁だし。よしおさんはクーラーの中に居られる。

 

 今回旅に用意した本は2冊。お部屋ではネットはつながらないので、これだけが頼り。

 しかし、1冊は読破済みで、もう1冊も残りページ数はわずか・・・あーー午前2時

 どうやってやり過ごす・・・・・本が読む余裕があるくらい・・元気・・・・ただ上下から出るだけ。

 

 そう言えば、ライブラリーからよしおさんが借りて来た本がある。

 

よしおさんの借りて来た西村京太郎さんと、バスルームで格闘。

 おトイレを往復しながら、本を1冊と5分の1冊読み終わった頃。

 

 もしどこかの段階で意識を失ったらと、心配症の本領を発揮し始めた。

 旅行の手配は、私の仕事だから、緊急時のレスキュー先の一覧などよしおさんに伝えて

 置かなければ・・・出来るだけ日本語対応可能なインターナショナルな病院で、

 料金カード払いの保険提携の病院が良いなど伝えたいわぁ・・・

 

 機嫌良く眠っているよしおさんの手をそーっとつついてみる。

 よしおさんは、非常に寝起きの良い男で、

”私、死ぬかもしれんよ・・・”

 小さな声で呼びかけると、パッチと目を開けて

”大丈夫、大丈夫だから、ねんね、ねんね・・・ーー”

”気持ち悪いんよ・・・さっきから吐いてるの・・・

 

 ”はっ、すみません、すみません、いちこちゃん大丈夫??”

 なんで、この人は謝っているのか?でも、なんだか眠くなってきた。

 よしおさんを起こしたくせに、横に丸まって眠りに落ちた。

 



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