Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

ポルノグラフィティでサウダージ。

2005-12-27 23:48:12 | 日本のロック・ポップス
ポルノグラフィティ(Porno Graffitti)
「Foo?」(2001)

職場環境という背景もあって、2000年後半~2001年前半は随分とJ-POPを耳にしたもんでございまして、コレも有線で否が応でも聴こえてきたバンドですね。
2000年夏には「ミュージック・アワー」がヘヴィローテーションされていましたし、秋には「サウダージ」でした。
どちらも強力チューンだと今でも思います。
特に「サウダージ」は、ここ5年の日本のポップ・ミュージックの中では、5本指に入るくらい気に入ってるかも。(かも、なのか?)

そういえば、この曲、演歌ではよくある「女歌」ですね。
男が女の気持ちを歌うヤツ。
ロックやポップスでは珍しいですね。特に最近は。
誤解を恐れずに言えば、これは、う~ん、ハイパー・ポップ・演歌・ロックですね。奥の奥の奥に演歌があるな。こりゃ。

音は、打ち込み強力リズム。(打ち込みパーカッションも強力)
ロック的激情ギター。哀愁メロディ。
詩もなかなか痛くてですね、ワタシは中島みゆき姐さんの「冷たい別れ」を思い出しましたよ。
2000年代初頭を飾った、傑作曲だと思います。
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アラン・パーソンズ、一方の究極。

2005-12-27 07:46:12 | Rock / Pop
アラン・パーソンズ・プロジェクト(The Alan Parsons Project)
「Gaudi」(1986)

オビに印刷されているコピー。さすがに上手い表現なんで、引用します。

「水晶を思わせる硬質できらびやかなサウンドの結晶体―――
スペインの天才建築家、アントニオ・ガウディをテーマに完成させた、
繊細でスケールの大きなコンセプトアルバム。」

というコトで、「硬質できらびやかなサウンドの結晶体」デス。

「プロジェクト」名義でのラスト・アルバム。
アラン・パーソンズ・プロジェクト完結編であります。
さすがに、完成度高し。
これがダントツの最高傑作かというとそういう訳でもありませんが、例えばツェッペリンで言えば「Presence」にあたるような、「一方の究極」であるという、そんな作品。音はもちろん、裏ジャケットに至るアートワークまで含めて、完成度の高いアルバムだと思います。

当時のレビューでは好意的でない物もありました。
曰く「冷た過ぎる。ロックではナイ。」と。

いいじゃんね。ロックじゃなくても、冷たくても。
要するにコレはですね、「Freezing Fire」です。
凍り付いた炎ってことで、要は日常にない美しさ。
ホント、美しいアルバムです。
是非とも、これ聴いて、非日常の異空間に放り込まれちゃって下さい。

ぢゃ、そういうコトで。
行ってらっしゃ~い。
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