Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

トム・ジョビンの命日でもあるよ。

2005-12-08 20:26:22 | Brazil
ジョビンの命日でもあります。

という訳で今日はコレを聴くのであります。

「Antonio Carlos Jobim / Jazz Masters」

要するにベスト盤。
レーベルはヴァーヴです。

やっぱジョビンの曲はイイですね。
改めてハマリそうです。
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必殺!本格・歌謡サルサ!

2005-12-08 07:37:11 | Salsa / New York Latin
内海みゆき&コンフント・エスパシオ
「拍手喝采」(1991)

まぁ、「必殺!本格・歌謡サルサ」と書いた場合、「本格」がどちらに掛かるのかというのが問題ですが、このアルバムの場合、両方に掛かっているって事でよろしいでしょうか。「必殺!」はどちらに掛かっているのかサダカではありません。

バブルが産んだ奇跡の一枚!!!
ジャパニーズ・カヨウキョク・ミーツ・ニューヨーク・サルサ!!!

とか言っておきましょう。バブルはあんまり関係ありませんけど。

演奏は、正統なサルサの「型」を、踏んだ本格サルサです。ワタシが言うんだから間違いアリマセン。ウイリー師に聴かせてもその点は納得されるでしょう。
そういう事で、エセなサルサではありませんので、本格好きの「うるさ方」なヒトにも勧められます。

曲は、「雨の御堂筋」「星降る街角」「さよならはダンスの後に」といった正しい歌謡曲と、「ラストダンスは私に」「コーヒールンバ」のような、スッカリ歌謡曲化した外国曲(←この言い方が最適かと存じマス)とが混在しておりますが、この演目で、サルサ(=ラテン)って魅力的でショ?

歌い手の内海みゆきさんは、ハスキーじゃない系の正しい演歌ヴォイス。ただし、残念な事にコブシは回しておりません。が、イイじゃないですか。これこそ、イマイチ売れないトコロに味があると言った風情の歌謡ヴォーカル!!!(・・・失礼。)

アンサンブル的には、トロンバンガ(ホーンがトロンボーンのみの編成)なので、トロンボーン3本の、ブォ~っという強力な音圧が最高!あとはトレス(キューバのギター族の楽器。12弦ギターを弦の数を半分にして、小型にしたようなもの。)なんかも入っているし、イヤ~、楽しくも正しいサルサですね~。

吉田憲司大佐もトランペットで参戦されてオリマスし、選曲監修というトコロにはコモエスタ八重樫氏の名前も見えます。
そういう匂いが好きな方にもお勧めかもしれませんね。
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小悪魔の期待は「ちあきなおみ」に消えた。

2005-12-08 00:18:28 | LatinSoul / LatinRock
Lolita De La Colina
「Desde Mi Cama Con Amor」(1974)

もはやココまで来ると、ほとんど、TB&コメント拒否みたいな選盤ですなぁ。

カテゴリーはとりあえず「Latin Soul」にしてみましたが、ハッキリ言って歌謡曲にしか聴こえません。
どう、聴いても、尾崎紀世彦、ちあきなおみ、な世界。
コレは是非とも一度は聴いてみて欲しい。
ホンっと~に、尾崎&ちあきの世界デス!!!
(しかも、越路吹雪な世界まで・・・。絶句しましたよ、ホント・・・。)

これは、「似てる」とかじゃなくって、完全に完璧に「あの」昭和40年代半ばの、あの歌謡曲な世界です。「本質的には」じゃなくって、コンプリートに表層まで「あの」音です。楽器編成、使用機材、アレンジ、レコーディングからトラックダウンからミックスのキャラ、そして微妙な「ぬるさ」まで、どう聴いてもホント完璧にあの頃の歌謡曲ですワ。違うのはスペイン語ってコトだけです。

ただし、一曲目の「Dicen Que Estamos Enamorados」だけは、メッチャ苦茶オシャレなのよ!!!
ちょっとブラジル入った、洒落て都会的でラテンなポップ。
ハッキリ言ってワタシはコレに騙されて買った訳よ!!!
全編こんな、おっ洒落~な、夜の都会の小粋で小悪魔なラテンポップだと思ったワケよ。

したっけ、小悪魔じゃなくって、ちあきなおみだったのよォ・・・。

しかし、だからと言って、歌謡曲好きなワタシが、そのまんまで済ます訳がなくって、やっぱ、このアルバムはそれなりに愛聴盤となってしまう訳です。

ちなみに、騙された原因の一つがクレジットされているアレンジャー陣。
驚くなかれ。

ティト・プエンテ(Tito Puente)!!!
チャーリー・パルミエリ(Charlie Palmieri)!!!
ジョー・ケイン(Joe Cain)!!!

誰がコレでちあきなおみ予測できるってさ!
どう考えても、クールなマンボ感覚、ヒップなラテンジャズ・フィーリング、そんで、ファンキーなラテン・ソウルってな感じで考えるデショ。このヒトたちだと。

まぁ、イイヤ。オレ、この手の音、ハッキリ言って好きだし。ハナシの種にもなるし。こやって、ヘンな音盤としてブログにも取り挙げられるしね。
まぁ、取って置き、ってヤツですね。

しかし、こんなの出してしまうと、あと、コレに匹敵する盤は、ワタシとしては、あと「オルケスタ・サカモト」くらいしか無いかのぉ・・・。近々、やります。「オルケスタ・サカモト」。乞うご期待!・・・って、誰も期待せんワな・・・。
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