TEACCHっと出会って10数年になります。私のTEACCHの勉強のスタートは、今私の上司である服巻智子先生がノースカロライナに留学・研修に行かれてその報告を佐賀の講演です。その時の講演は、構造化ではなくTEACCHの制度面・理念の部分の話で、今でもその総合的に一生涯の教育、支援を聞いた時の感動を忘れません。その時にはじめて「コンサルテーション」「ジョブコーチ」という言葉を聞いたのですが、今ノースカロライナをモデルに今の仕事場でコンサルタント&ジョブコーチとして(まだまだNCの実践には遠いかもしれないが)働いていることが自分でも驚きです。
では、今日紹介する本は・・・・
その講演を機に私はTEACCHの勉強をはじめましたが、当時本当に参考文献がすくなく、この佐々木正美先生の「自閉症療育ハンドブック」を何回も読んでわからない部分を先に勉強している仲間に聞きながら勉強したことをいまでも思い出します。
TEACCHは常に進化しているので、内容の一部は最新の情報を確認することを望みますが、自閉症の特性、フォーマルなアセスメント、構造化された指導、ノースカロライナの教育や就労支援について書かれています。写真や参考資料も多いので基本としてしっかり理解する時にはオススメの参考文献です。
| Trackback ( 0 )
|
|