『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督の作品らしく、まさしくガールズ版『ウォーターボーイズ』といっても良い。出演者の配置も『ウォーターボーイズ』を思わせるので人間設定が分りやすい。なんとなくあっちこっちに失敗経験等の笑わせる部分があってとにかく楽しく最後までみれます。
ストーリーは、ふとしたことからJAZZバンドに目覚めた少女+男子一名が繰り広げるドラマで、初0(ゼロ)からのスタートで、本人達の努力っていうか偶然の出来事がかさなりJAZZの腕もチームとしてまとまっていきます。ま、途中先が読めてしまう場面もあったのですが、ドラマ版『ウォーターボーイズ』もそうであったし、気持ちよく安心して観れば良いかなと思います。最後のコンクールのシーンは見ごたえがあり、アッチコッチに有名なJAZZの曲が流れていて、大人も楽しめると思います。
深読みして考えれば、チームづくりのポイントは価値観の一致ではなく、それぞれがそれぞれの個性でどのように自分の持ち味を出すかだと感じさせる作品で、日ごろから私が考えるチーム像である。皆仲良しこよしではうまくいかないものと私は考えます。
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