ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
  ☆ プロフィール講演・セミナー等の依頼について ☆ RSS readerをご活用ください!

  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



この3年間、発達障害者、とくに自閉症の方の移行プロセスに関する実践的な整理(研究)をつづけてきました。きたる21日、広島の研究会でそれを2時間かけてお話します。

簡単に言いますと

・般化の特性、応用することの困難さに対する支援

・記憶の特性で修正の困難さに対する支援

・一挙に変える部分とスモールステップの部分の使い分け

・自己決定、自己選択の困難さ(情報の整理統合の困難さを含む)


です。

この視点はTEACCHのトライアングルエフェクトにつながっていますが、


この3年間で、実証したことは、今後広島を拠点に、全国数か所で実践的な経過研究をすすめる計画です。(青森、関東、他)

個別支援計画の目的が今と将来の質の高い自立的な生活づくり(私はそれを『生活デザイン』思考といっていますが。)であるならば、個別支援計画の実践はある意味、ほとんどが移行支援といえます。ある活動への移行、活動の場所の移行、生活の場所の移行などです。

最近、よく話をするのは、私が整理してきた移行支援のやり方は、自閉症の方への支援にとどまらず、他の発達障害者や精神障害の方、高次脳機能障害の方にもかなり有効だということです。

その理由も整理しながらディスカッションしているのですが、


・はやり般化の困難さとスモールステップの重要である点

・自己決定までのプロセスが重要である点

・情報処理の困難さに対する支援である点



があげられます。

※勘違いしないでいただきたいのは、同じように支援するということではなく、プロセスが有効なだけで、それぞれの障害の特性、とくに情報処理に考慮することが前提です。

就労支援に関する部分であれば、梅永先生の本の中に紹介させていただいています。(かなり詳しく、就労支援プロセスを書いています。)

仕事がしたい! 発達障害がある人の就労相談
梅永 雄二
明石書店

このアイテムの詳細を見る



いろいろな方にこのBLOGを知っていただこうとランキングに参加してます。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




« 生活のビジョ... 意味のある連... »
 
コメント
 
 
 
20日 (kibou)
2010-02-19 01:23:19
昨年の2月に特化セミナーに参加した者ですが・・・。
セミナー以降、こちらのblogを毎日見ながら、
いろんなことを教えていただいたり、確認したり
気づいたり・・・。日々、色々なことを教えていただいています。

20日、楽しみにしています。
 
 
 
明日。 (BOUZAN)
2010-02-20 00:53:26
いつも見ていただいて感謝です。

明日。よろしくお願いします。

私は、さほど中心的な話ができるかわかりませんが。

 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。