本人にわかる形で、こちらがデザインした生活のビジョンを明確に伝えることは必要な支援です。生活のビジョンって言うと難しいですが、就職にかんすることも、「酒を飲むのは良いが、終わりを決めないと嫌な思いをする」ってことも、様々なことが生活のビジョンでに入ります。
生活のビジョンを説明しない理由(本人たちに情報提供していない理由)を「利用者の自主性を重んじてる」と馬鹿げたことを言う支援者がいます。
ペンだけ渡して自由に絵を描いていいと伝えるようなもの。本人が壁とかに描きだすと罵倒するような。そんな支援がいっぱいです。自由を盾にしているからたちが悪い。自分たちがやってきた実践は、自閉症の方の人生をじっばているとでも思ってらっしゃる。
多くの人間が、自分の生活デザイン、生活ビジョンを自分一人ではやっていません。洋服だって、自分で布と糸から作って、自分一人でデザインして自分でつくっているわけではありません。大半を自分以外の方のサービスが入っているわけです。今、ドラマでやっている転職代理人の『エンゼルバンク』がまさしくそうです。
保護者や当事者に生活や将来のビジョンを伝えるのは重要な私たち支援者の仕事です。それは、ケアマネージメントにつながります。
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